活動日誌

2010年9月29日(水)

第4回(仮称)志茂3丁目公園プランづくりに参加

志茂3丁目の日本化薬研究所跡地に来年度整備される公園のプランづくりが志茂3丁目自治会館でおこなわれ、参加してきました。

参院選などの日程とも重なり、最初の公園見学会以降は欠席が続いていましたが、久しぶりに参加してみると、公園のイメージづくりもずいぶん具体的なところまですすんでいました。

今回は、常時開放型にするか夜間閉鎖型にするか、園内の施設や周辺道路の整備などについて3つの班に分かれてグループ討論をおこないました。私が参加した3班では「近隣の了承が得られるなら常時開放型がいいね」「ストレッチなどできる健康遊具はぜひ設置したい」「道路は昔あった水路のイメージで流線型に整備するのが理想的」などさまざまな意見が飛び交いました。

コンサルタント会社が用意した3枚のラフスケッチを見比べながら、だんだんと公園のイメージがわいてきました。次回以降も、ぜひ多くの近隣住民のみなさんに参加していただき、最後に「これは私たちがつくった公園です」と胸をはっていえるワークショップにしてゆきたいものです。

2010年9月26日(日)

志茂・赤羽後援会秋の日帰りバス旅行で那須高原へ

恒例の日本共産党志茂・赤羽秋の日帰りバス旅行に、バス2台、総勢76人の参加で行ってきました。今回の目的地は那須高原です。

午前7時半に赤羽を出発、好天にも恵まれ、東北道を一路北へ。日光の山々も眺めながら最初に着いたのが道の駅・那須高原友愛の森。にぎやかなフリーマーケットも出店しており、格安の野菜を買い占める参加者の姿も目立ちました。続いて昼食休憩で北区しらかば荘へ。豊かな那須の自然が満喫できる保養所です。ここでの料理が、また最高!

食事の後は、温泉組と殺生石観光組にわかれて行動。私は、九尾の狐が逃げ込み、石になったと伝わる殺生石を見にゆきました。硫化水素、亜硫酸ガスなどの異臭に少し頭もくらくらし、早々に引き返しました。

温泉組と合流した後、最後の目的地、南ヶ丘牧場に到着。牛やロバ、羊などさまざまな動物たちが迎えてくれる牧場で、ソフトクリームやペロシキ(ピロシキではない!)を食べながら、楽しいひとときを過ごしました。

帰りは高速道路が大渋滞。赤羽に帰り着いたのは午後8時半すぎでした。参加されたみなさん、本当にお疲れさまでした。

2010年9月22日(水)

「日本の青空Ⅱ いのちの山河」を鑑賞

北区社会保障推進協議会が5月によびかけ、実行委員会を結成して準備してきた「日本の青空Ⅱ いのちの山河」(大澤豊監督)の上映会が本日、北とぴあ・さくらホールでおこなわれました。午前、午後、夜と3回の上映でしたが、夜の部を妻と2人で観賞しました。

長く無医村だった岩手県沢内村で、全国初の老人・乳児医療費無料化を実現した深澤晟雄村長。その生きざまを描いた感動の力作です。「豪雪・多病・貧困」の"三悪"を克服するため、まさに自らの命をかけて行動した深澤村長ですが、一見無鉄砲ともいえるふるまいの根底には、住民に対する深い信頼と、9条・25条をはじめとした日本国憲法への揺るがぬ確信があったことがリアルに描きだされています。

主演の長谷川初範さんも大熱演でしたが、深澤村長自身の遺影と肉声が流れるラストシーンは、事実のもつ重みを浮き立たせ、感動的でした。

貧困と格差が広がる今日、一人でも多くの人に観ていただきたい映画です。

2010年9月22日(水)

笠井衆院議員、田村参院議員と東京北社会保険病院を視察

笠井亮衆院議員、田村智子参院議員、そねはじめ前都議会議員とともに東京北社会保険病院を視察し、同病院の職員らと懇談しました。

8月の臨時国会では、全国62の社会保険病院・厚生年金病院を保有している整理機構(RFO)の期限が2年間延長されましたが、これらの病院を「公的な形で存続を」と望む声は、病院をかかえる地元自治体など全国に広がっています。

視察では開設から6年、地域医療の拠点として小児・周産期医療、へき地医療などに力を入れ、職員体制や財務の面でも着実な前進をかちとっている同病院の実績について、くわしい説明がありました。

これを受けて笠井議員は「1日も早く公的な病院として存続できるように、国会でがんばりたい」と発言。また先の臨時国会では初質問で社保病院問題をとりあげた田村議員は「次の国会では住民のみなさんとも力を合わせ公的な病院としての受け皿となる『新機構』法案を何としても可決させたい」と決意をのべました。

病院側からは「将来はNICU(新生児特定集中治療室)の設置や100床の増ベッドを実現したい。そのためにも、早く公的病院として結論を出してほしい」と要望が出されました。

懇談後は、病院内を見学させていただきました。普段は立ち入ることのできない分娩室の中まで案内してくれ、私は生まれて初めて新生児室をのぞかせてもらいました。

2010年9月22日(水)

防災対策特別委員会 首都高株式会社の水理実験説明うけ質疑

7月5日の集中豪雨による堀船水害の問題で、防災対策特別委員会が開かれました。

午前中は、首都高速道路株式会社による水理実験の説明会がおこなわれました。首都高ランプの設置、河川改修、溝田橋のつけかえという長期にわたる工事を前に、平成10年におこなった模型による水理実験の結果について、スライドを使った説明がありましたが、その主張は「1時間に50㍉の雨には対応していた。水が溢れたのは想定を超える雨が降ったからだ」というもので、自らの責任を一切認めないものでした。

私は、質疑の中で、(1)50㍉対応というが、その前提となる水位や流量の設定が現状をふまえたものではなかったのではないか、(2)昨年から今年にかけて補完の模型水理実験がおこなわれたが、東京都がおこなっている高潮護岸工事(新柳橋付近)の模型をつくらず、この部分だけは机上の計算ですませている、という点を指摘し、水理実験そのものの信ぴょう性に疑問を投げかけました。

いずれにせよ、専門家の力もかりて、水害の原因と責任を徹底的に追究することが求められます。

午後の議事では、堀船水害対策協議会が提出した、住民への補償も視野に入れた水害対策を求める陳情が、全会派一致で採択されました。

2010年9月17日(金)

建設委員会で公社住宅家賃値上げ反対の住民陳情が継続審査に

本日、建設委員会が開かれ、私も委員として出席しました。今回は、住民から提出された「東京都住宅供給公社の家賃値上げ反対を求める」陳情の審査などがおこなわれました。

東京都供給公社の家賃は、今年4月から値上げとなる予定でしたが、昨年11月、都議会で自民党、公明党、共産党の3会派が石原都知事あてに値上げをしないよう要望するなどのはたらきかけがあり、半年間の「値上げ凍結」が実現していました。

今回、堀船や豊島町にある供給公社自治会会長らから出された陳情は、10月以降も値上げ凍結を継続するよう北区として都に意見書を提出することを求めるものでした。

公社自治協がおこなっているアンケート調査では、公社住宅居住者の60%が高齢者となり、平均年収がこの3年で25万円も減少していることが明らかになっています。家賃値上げ反対は切実な願いであり、日本共産党と民主党は陳情の「採択」を主張しました。ところが自民党は「すでに東京都では値上げのための事務手続きがおこなわれている。このタイミングで陳情をだすのはどうか」、公明党は「改定直前のいま意見書を出しても有効性があるのか。現実的ではない」などと「不採択」を主張。結局、陳情は採択されず、継続審査となりました。

やむにやまれぬ思いで提出した陳情なのに、値上げ直前になって出す方が悪いといわんばかりに住民の願いに背をむける自民、公明の姿がうきぼりになったのではないでしょうか。

2010年9月13日(月)

北区議会第3回定例会がはじまりました

北区議会第3回定例会が本日よりはじまりました。初日は、各党派の代表質問がおこなわれました。

日本共産党からは本田正則議員が質問に立ち、区長を質しました。とりあげた質問は、都市型ゲリラ豪雨の対策、高齢者を孤独死から守るための施策、地域医療体制の確立整備、雇用・就労支援の充実、中小企業・商店街振興などについてです。

今年は大変な猛暑でした。本田議員は、熱中症で救急搬送されたケースが北区内だけで108例あることも紹介しながら、低所得高齢者に対するエアコンの設置・修理費助成を求めましたが、区長は「財政負担が大きく困難」などと答弁しました。区民の命と暮らしを守るために、もっとあたたかい区政にしなければならないと痛感しました。

第3回定例会は、2009年度の決算審査をはさみ、10月8日の最終本会議まで続きます。

2010年9月5日(日)

「耐震フェア」を見学

北とぴあ・地下展示ホールで開かれている北区の「耐震フェア」を見学しました。

このイベントは、新潟県中越沖地震をうけ、東京都が公募・選定したさまざまな木造住宅耐震改修工法や装置事例のパネル・実物などを紹介する展示会です。

壁をくりぬいて耐震・制震装置を埋め込むものや、外壁にX字型のブレースをとりつけ補強するもの、また家自体が倒壊してもひとつの部屋だけは壊れないようにする「レスキュールーム」(シェルター部屋)など、大地震から建物や命を守るための最新の技術を見てまわりました。

いつ起こるかわからない地震ですが、対策が必要だとわかっていつつ、耐震リフォームにはそれなりの費用もかかります。北区でも木造住宅や分譲マンションなどへの耐震化助成事業がおこなわれてますので、ぜひご相談いただければと思います。

2010年9月5日(日)

防災訓練に参加しました

今日は区内各地で防災訓練がおこなわれました。私は、例年通り、地元の岩淵町でおこなわれた訓練に参加しました。

自治会長さんのお話では、今年は連日の猛暑で参加者が若干少ないとはいえ、150人ほどの住民のみなさんが熱心に訓練に参加されたとのこと。会場となった八雲神社境内で、三角巾の使用法指導やバケツリレー、地元消防団のみなさんによる消火実演などが披露されました。

これから台風の季節も迎えます。災害対策に万全を期すために、住民のみなさんといっしょに防災意識を高めあいたいと思います。

2010年9月4日(土)

北区「福祉のしごと総合フェア」を見学

北とぴあ・飛鳥ホールで開かれた「福祉のしごと総合フェア」を見学してきました。このイベントは、北区内の病院・診療所、介護施設、障害者施設など福祉関係の事業所がブースを出し、求人面接をおこなうというものです。

厳しい雇用情勢を反映してか、会場は履歴書をもって面接を受けにくる人たちでごった返していました。担当者にお聞きしたところ、200人を超える来場者があったそうです。

医師・看護師や介護職員が不足していることが、たびたびニュースにもなります。福祉の職場で働きたくても働けないという実態の裏側には、やはり重労働・低賃金という問題があるのでしょうか。毎年フェアを開催している北区や社会福祉協議会の努力を多としつつ、社会保障制度の抜本的な改善こそ必要だと、会場をまわって感じました。

2010年9月1日(水)

若者就労支援問題で足立区を視察

9月に入り、いよいよ北区議会第3回定例会が目前に迫りました。今日は、同僚の本田正則、さがらとしこ両区議とともに、若者の就労支援問題について、先駆的なとりくみをおこなっている足立区を訪ね、視察してきました。

足立区役所に着くと、産業経済部の小塚康一就労支援課長が出迎えてくれました。名刺交換の際、「のの山議員は、そのヒゲでよく覚えております」とおっしゃいました。そういえば、一昨年「あだち若者サポートステーション」(サポステ)を視察した時に、やはり小塚課長から説明を受けたことを思い出しました。

足立では、選管組織である就労支援課と「サポステ」を中心に、「ひきこもりセーフティネットあだち」「雇用・生活総合相談窓口」「雇用・生活・こころと法律の出張相談会」「あだち仕事道場」「学び直し支援事業」など、さまざまなとりくみが精力的におこなわれています。北区でも大いに参考にして、施策を充実させてゆきたいと思います。

「『雇用は国の仕事』ではなく、自治体がとりくむべきことです。ひきこもりの若者が増えれば、そのツケは将来自治体にまわってきます。若者に寄り添い、自立のためにあたたかく手を差し伸べることこそ区の仕事です」と熱く語る小塚課長の言葉が、最後まで心に残りました。