NO.93 2013年5月号 |
いよいよ都議選(6月)
参院選(7月)本番のたたかいに
区議会議員 宇都宮 章
そねはじめ都議候補、区内を遊説 |
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4月29日の演説会は赤羽会館いっぱいの1千人の参加で久々の大盛況になりました。
そねさん、小池さん、吉良さん、池内さんら弁士の話も「良くわかった」「元気が出た」「友だちを誘ってよかった」との感想が寄せられました。
すでに街頭では本番並みのたたかいが展開されています。
5月3日の憲法記念日、5日の子どもの日はそねはじめ都議候補を先頭に宣伝カーで区内を遊説。
私も同乗しマイクを握りました。王子、神谷、東十条で行った私の演説の要旨を以下に紹介します。
みなさん、今日は「子どもの日」。いつの時代にも子どもは社会の宝であり、子どもの将来に希望が持てる社会を願うものです。しかし、現実はどうでしょうか。「児童のいる世帯」の平均所得はこの15年間、100万円以上も大幅に減少しました。そして、憲法9条を変えて、日本がアメリカと一緒に戦争の出来る国になったら、子どもの未来はどうなるのでしょうか。
そねさんは大学時代から児童文学や人形劇サークルの活動で多くの子どもたちとふれあってきました。その時の恩師が被災地の宮古市で人形劇の公演を行うと聞き、居ても立っても居られず、現地に飛んで行きました。被災地の子どもたちが目を輝かせている姿を見て、そねさん自身の原点を改めて思ったとのことでした。
みなさん、4年前の都議選では民主党ブームもありそねさんは次点に泣きました。しかし、議席を失ったこの4年間、区内のみなさんと草の根の活動を続けて来ました。
そねさんはは3.11の直後、放射線から子どもを守るために放射線測定を提案。 日本共産党北区議員団が購入した測定器で、特に子どもたちが利用する公園、遊び場を中心に測定活動の先頭に立ちました。小さい子どもさんを抱える若いお母さんたちの運動もあり、ついに区政を動かして除染対策を実現しました。
そねさんは4期16年間の都議現職時代、歴代知事と福祉の切り捨て、失業者対策、築地移転、新東京銀行問題などを追求して来ました。あの石原都知事とも一歩も引かずに激しい論戦をした数少ない政治家の一人です。
一方、都立の小児病院が廃止・統合される問題では、都議会で涙を流しながら反対を訴えました。
みなさん、今、都内で保育園に入れない待機児が急増しています。北区は認可保育園の整備をすすめ昨年は待機児ゼロに近づきました。しかし、今年は待機児が500人にもなり、緊急な対策でフルタイムの方はほとんどが保育園に入ることが出来ましたが、根本的な解決の力は東京都にあります。
みなさん、そねさんを都議会に再び送り出す、都議会の議席を取り戻すことが問題解決の早道です。
北区では4つの議席を7人の有力候補が争う激しい戦いがすでに展開されています。どうか「そねはじめ」を押し上げていただくことをお願いして、私からの訴えを終わります。
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見過ごせない憲法改正の動き
保土谷化学OB K.M. |
新緑の季節になりました。五月は一年中で一番好きな月です。お弁当を作って近くの公園まで歩くのもいいなと思ったりしています。
最近、新聞やテレビを見ていてとても心配なことがあります。先の総選挙で政権の座についた「安倍政権の動きです。TPPはじめ憲法改正に本気で着手しようとしているからです。
あのつらい戦争体験をした者の一人として、だまって見過ごすわけにはいきません。
「96条改正反対」「憲法9条を守ろう」の声を例え小さくとも上げ続けなければ、と思う日々です。
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【街の色】 閉店つづく商店街
王五団地 S.K. |
テナント募集の
張り紙のあるシャッター |
「街の色」を書こうとすると気が重くなる。前回もこのコーナーで、東十条商店街で精肉店と衣料品店が店を閉めたことを書いた。ところが今回も同じことを書かねばならないことになった。
王五団地のスーパーと並んでいた米屋が、この四月に店を閉めた。団地ができてからずっと開業していたはずだから四十年近く営業したことになる。
母親と嫁が十種類ほどのおにぎりをつくってとても評判が良かった。本業の米の取引は薄かったようだ。それはそうだろう。隣の大型スーパーには全国のお米が山積みされているのだ。思い切った店仕舞いだったのか。
この店仕舞いの二、三日あとのこと、米屋の向かいにあったラーメン店が店を閉めた。ここは本と文房具を売ってた店だった。ところがスーパーの二階に大型書店が進出、あっという間に店仕舞い。そのあと数年前に店を開いたばかりのラーメン屋だったが・・・・。
スーパーの隣りは酒屋が一軒だけとなった。
商店街のこの変貌ぶり、活気のある日を待ちたい!
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再び憲法問題を
王子在住 W |
時代錯誤のナルシスト「前都知事」に傾倒し、所属政党を二転三転して都議会議員に立候補した青年に問いたい。
君は、日本の歴史を二百年以上前のアメリカ独立(独立宣言)やフランス革命(人権宣言)以前に戻したいのでしょうか。「君主制」は「人類普遍の原理」(憲法前文)とは相いれない。人類史の進歩とは何か、「専制と隷従、圧迫と偏狭」の除去(憲法前文)、差別と不平等からの解放であり、日本の歴史も、その人類史の一部を担っていると思います。日本国憲法の唯一最大の弱点、欠点は第一章二条の「世襲」制にあると思います。皇位の「男系長子継承」が確立したのは、わずか百四十年前の明治からであり、日本列島に人類が住みついた三万年以前から千五百年以前までは統一王権も存在しなかったはずです。また、人間としての自由な選択を否定されている「天皇」や「皇太子」が歴史を前に戻すことを願っているでしょうか。いずれ国民の総意によって「天皇」条項を改定したいと想っている小生は「過激な改憲論者」であります。
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