活動日誌

2007年9月30日(日)

後援会日帰りバス旅行で信州・松代大本営跡へ

志茂・赤羽後援会主催の日帰りバス旅行で長野県へ。残念ながら終日の雨となってしまいましたが、ほぼ満席の46名の方々に参加していただきました。

「風林火山」で人気急上昇の川中島古戦場・八幡原史跡公園を見学した後、国民宿舎・松代荘で麦とろ御膳と天然温泉を満喫。ゆっくりと休憩をとって松代大本営跡の地下壕へ。

終戦まぎわ、本土決戦を覚悟した天皇制国家によって東京から長野へ大本営を移す計画が秘密裏に進められ、5.8kmにも及ぶ地下壕が掘られました。ひんやりとした壕の中には、ダイナマイトを仕掛けた跡や作業に動員された朝鮮人の落書きなど、当時の過酷な労働を物語る生々しい爪あとが。ガイドをしていただいた「松代大本営の保存をすすめる会」の役員の方から、当時の天皇制政府が原爆を投下されてなお大本営の完成まではと戦争終結を引き延ばしていた事実を聞いて、あまりの代償の大きさに愕然とさせられ、この地下壕を戦争と平和の史跡として永久に保存・公開しようという運動の大切さを実感しました。

行き帰りのバス内では楽しく交流もでき、天候の悪さを差し引いても十分にお釣りのくる充実したバスツアーとなりました。

2007年9月29日(土)

岩淵町自治会館落成式典・披露宴に参加

私が住んでいるマンションの隣に建築が進められていた新しい岩淵町自治会館がついに完成し、落成式と完成披露宴が開かれました。

区長、区議会議長や町会・自治会役員の方々をはじめ、たくさんの方が完成のお祝いにかけつけました。

この自治会館が、今後ともこの地域の交流と活性化の拠点として活用されることを願っています。私も、区議会議員として区政のさまざまな情報を、この会館を通じて発信してゆきたいと思います。

2007年9月27日(木)

東京大気汚染裁判勝利和解報告集会に参加

11年間におよぶ裁判の末、東京大気汚染裁判原告団がついに和解・全面解決をかちとりました。国、東京都、自動車メーカーの公害責任を明らかにし、新しい医療費救済制度を実現させる画期的な結果です。

この日の報告集会では、原告・弁護団や支援者、遠く九州から水俣病訴訟原告団の代表らもかけつけて、勝利を喜び合いました。原告団の石川牧子事務局長は、国やメーカーの責任があいまいなまま裁判が終息に向かおうとしていた時、「命をかけた」総理大臣への直訴にうってでて、ついに国を動かし和解にまでこぎつけた経緯を語り、壮絶な裁判闘争の一端を披瀝しました。

集会の最後には、長い裁判闘争をリードし、たたかいぬいた西順司原告団長(北区在住)が気迫のあいさつ(写真)。90人を超える参加者から、惜しみない拍手が寄せられました。

画期的な和解を勝ち取ったとはいえ、新しい医療制度は5年後に見直しとなります。それ以降の継続も含め、まだまだ原告団と支援者のたたかいは続いてゆきます。

2007年9月20日(木)

赤羽公園の整備について区に要望書を提出

先日の現地調査の結果をふまえ、赤羽東地域で活動する日本共産党の3つの居住支部、そねはじめ都議とともに「赤羽公園の整備に関する要望書」を北区に提出しました。

要望書の中で、(1)破損箇所はただちに修繕・改修してください、(2)日常的な管理体制を強化してください、(3)段差解消をはじめバリアフリー化をすすめてください、(4)放置自転車・放置オートバイの解消にむけた対策を講じてくださいと求め、調査にあたった地元のみなさんからも直接、発言していただきました。

対応した工事課長および道路後援課長は、「町会など近隣のみなさんからもたくさん要望をいただいている。長期的には全面改修も視野にいれながら、当面、指摘された破損箇所については緊急の改修をおこないたい」との回答をいただきました。

だれもが安心して憩える公園へ、これからも引き続きとりくみを続けてゆきたいと思います。

2007年9月13日(木)

第9回「志茂まちづくり協議会」が開かれました

第9回の「志茂まちづくり協議会」が、志茂東ふれあい館で開かれました。

今回は、いよいよ旧志茂小学校の跡地に建てられる(仮称)子ども交流館について、具体的なイメージがしめされました(写真)

説明にたった北区子育て支援課長は、子ども交流館設について、児童館の機能を備えながら乳幼児から小学生、中高生、子育て中の保護者を含む利用対象者の新たな需要に対応する施設・設備内容としたいとのべました。

これをうけて、私は「『児童館プラスアルファ』という考え方ではなく、誰もが気軽に入れるエントランスホールやテラス、お茶やおしゃべりができる喫茶店をつくり、文字通りお年よりから乳幼児まで幅広く交流できる施設にしてほしい」と要望しました。

今後、今年度中の設計をめざして近隣住民の意見を集約します。ご意見、ご要望をどんどんお寄せください。

2007年9月10日(月)

志茂・赤羽後援会のみなさんと映画『シッコ』を観ました

『華氏911』でイラク戦争に突き進むブッシュ政権を痛烈に批判して大きな注目をあびたマイケル・ムーア監督が、またまた話題の新作をつくりあげました。営利主義に走るアメリカ医療保険制度の矛盾を暴き出すドキュメンタリー『シッコ』です("Sicko"は日本語で「ビョーキ」の意)。

日本共産党志茂・赤羽後援会のみなさんといっしょに、この映画を川口まで観に行ってきました。

アメリカでは国民皆保険制度がなく、高い保険料が払えずに無保険でまともな医療が受けられない人が5000万人もいます。しかし映画は、民間の医療保険に加入している人でさえ医療から排除されるケースが後をたたない現実を浮き彫りにし、観る者を釘付けにします。

ムーア監督は、悲惨な現状を暴くにとどまらず、ヨーロッパやカナダ、さらにはアメリカが「悪魔の国」と敵視するキューバにまで飛んで取材を敢行し、国民皆保険制度で医療費無料があたりまえという国々の実態を突きつけます。アメリカが謳歌する「自由の国」が、虚像にすぎないことが明らかになる瞬間です。

映画を観ながら、たび重なる医療改悪で、国民皆保険制度を根本から壊してしまおうという日本の現実にも思いをはせずにはいられませんでした。これからの医療改悪反対のたたかいへ、一人でも多くの人に観てほしい映画です。

2007年9月9日(日)

赤羽東・九条の会が街頭宣伝

まもなく臨時国会が開会となります。この国会では、テロ特措法の延長問題が熱い焦点となります。

10月で結成1年を迎える「赤羽東・九条の会」がこの日、赤羽のLaLaガーデン内で宣伝行動をおこない、「戦争ではテロはなくなりません。インド洋からただちに自衛隊を撤退させ、憲法9条を生かした平和の国際貢献へと転換するべきです」と訴えました。

私も、個人の資格で九条の会に参加し、いっしょに宣伝行動で訴えましたが、「テロ特措法延長するな!」のパネルをしげしげと眺めてゆく人、自分からチラシを受け取りにくる人など、街角での反応は上々でした。

参院選で歴史的大敗を喫してなお、憲法改定にしがみつく安倍内閣。草の根の力で「9条まもれ」の声をさらに大きくし、追いつめてゆきたいと思います。

2007年9月9日(日)

東京土建北支部結成50周年記念どけんまつりに参加

北区最大の労働組合、東京土建北支部の結成50周年を記念する「どけんまつり」が赤羽公園で開かれました。

会場内には、各分会のテントがところ狭しと並び、物品販売や住宅・リフォーム相談、赤羽消防署による起振車体験コーナーなどが催されていました。

開会のセレモニーで、そねはじめ都議、党区議団の同僚議員とともに紹介を受けたあとは、妻といっしょに会場をまわり、うどんや冷たい飲み物を頂きました。

2007年9月1日(土)

日本共産党の居住支部と赤羽公園を現地調査

8月初めに、5人の少年らが赤羽会館で寝ていた男性に火をつけ大やけどを負わせるという事件がおきていたことが明るみに出ました。「ホームレスはごみ」などと話しており、近隣住民に衝撃が広がりました。

こうした事件もうけて、日本共産党の3つの居住支部とともに、さっそく赤羽公園の現地調査をおこないました。

老朽化した公園内では、はがれた敷石やひび割れしたすべり台、腐朽したベンチなどあちこちに破損箇所が見つかりました。また、入り口付近に置かれた放置自転車・放置オートバイや、公衆トイレの段差など気になる点も見うけられました。清掃の方にお聞きすると、ホームレスの方も常時10人くらいいるというお話でした。

今後、調査結果をもとに、公園の整備と改善について区にも申し入れをおこなってゆきたいと思います。