日本共産党北区議員 山崎たい子
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2014年

10月31日(金) 計画されていた特別養護老人ホーム「(仮称)しょうじゅ豊島」の整備が、事業者からの事実上の撤退により、中止となった経緯や理由などについて、北区健康福祉課より10月30日付け文書報告が、健康福祉委員会に行われました。
内容は以下のとおりです。

<取り下げの経緯>
整備事業者は7月25日に東京都に補助協議を提出し、東京都と協議を行ってきた。
その中で、都から図面の一部変更や介護職員給与の東京都標準額への増額が求められていた。
その後、事業者の見直しの検討が進まないことから、10月15日に、北区と事業者と話し合いを行い、事業者から収支計画や図面について検討を行うとの話があった。
10月20日、介護報酬改定の見込みや建設コスト増の見込み等により、採算が合わないため、補助協議を取り下げるとの一方的な報告があった。
事業者は東京都にも10月20日に取り下げの報告を行った。
10月24日の住民説明会は中止とし、その周知を町会に依頼、会場に来訪した方には、事業者と区が対応した。

<取り下げの理由>
(1)介護保険報酬の6%引き下げが財政制度等審査会において提言されている。
(2)区内で3法人が同時期の開設予定で、人材確保が困難である。
(3)建設費用の上昇と工期への影響が懸念される。

<区の今後の予定>
土地保有者である(株)トンボ鉛筆に、今後の土地活用についての意向を確認の上、今後の対応について関係部局で協議する。
以上の内容です。

事業者が整備の採算がとれなくなった理由である、介護報酬の大幅な引き下げや、介護職員の人材確保、建設費用の高騰は、まさに医療・介護業界が直面している、今日的な事情であると感じます。

10月16日の厚生労働委員会で、わが党の小池晃参議院議員が、介護報酬大幅引き下げの問題を取り上げ、高齢者福祉施設協会からも、介護崩壊につながりかねないという深刻な声があがっている事を紹介しました。
安倍政権の下での社会保障削減が、身近な北区でも影響となって現れていると実感します。

国に対して、社会保障の改悪を許さない取り組みと、北区では、引き続きの特養ホーム整備の推進を求めていきたいと思います。

10月27日(月) 特別養護老人ホーム「(仮称)しょうじゅ豊島」の、整備計画中止に関して、日本共産党北区議員団として、区長への申し入れを行いました。
申し入れ文書は、別途ご参照下さい

ひとつは、区民・議会が納得できる説明を事業者側に求め、北区としての文書報告を早急にしていただくこと。

ふたつに、北区中期計画にかかげた整備目標達成をめざし、あらゆる手段で、引き続き当地での整備をすすめるよう求めました。

区長は「(整備中止は)とても残念だと思っている」と応答。

続けて担当部長より「区としての文書については、10月30・31日の健康福祉委員会の視察の時に示し、経過について説明したい。

北区もここまでやりとりしてきて、なんでこうなったのか納得していないが、整備事業者からの中止を受け、今後はオーナーのトンボ鉛筆(株)がどう考えるか?特養がいいのか>そうでないかも含めて、考えることになると思う」と答えました。

区議団は引き続き、特養ホーム整備に取り組んでいきます。
特別養護老人ホーム「(仮称)しょうじゅ豊島」の、整備計画中止に関して、区長への申し入れをする山崎たい子区議と日本共産党北区議員団 特別養護老人ホーム「(仮称)しょうじゅ豊島」の、整備計画中止に関して、区長への申し入れをする山崎たい子区議と日本共産党北区議員団

10月26日(日)
地元の公園で開催された、医療生協の「健康まつり」に参加。
炭火で焼いた「合鴨つくねやき」「磯辺もち」のお店をお手伝い。
お天気にも恵まれ、売れ行きは上々(^^)
地域の皆さんとの会話も弾み、とても楽しい一日となりました。
2014年医療生協「健康まつり」
2014年医療生協「健康まつり」 2014年医療生協「健康まつり」

10月24日(金) 本日の午後7時から予定されていた、特別養護老人ホーム(仮称)しょうじゅ豊島の住民説明会は、整備事業者から協議取り下げの申し出があり、急遽、中止となりました。

この特別養護老人ホーム整備計画は、平成29年の開設に向けて東京都へ補助協議を行ったとして、9月16日の健康福祉員会に、北区より、以下の報告が行われたものです。

定員221名(うち多床室66名)、ショートスティ23名。サービス付き高齢者住宅10戸などの施設内容で、運営者は(仮称)社会福祉法人 東峰会(赤枝グループが新設予定、社会福祉法人兼愛会が開設を支援)

今後の予定としては、9月の議会への報告の後、10月に地域住民説明会を開催し、平成27年6月には、東京都の特養補助内示、秋以降着工し、平成29年4月より、しょうじゅ豊島開設。との報告でした。

北区の特養ホーム待機者は、過去5年間をみても、900名前後であり、施設が増えても待機者の数は減らないという状況で、今議会への特養ホーム整備が決まったとの報告は、区民をはじめ、議会にとっても、朗報でありました。

とりわけ、豊島町の地元議員としては、議会報告として、地域の皆様に、区政レポートなども通じて、早々にお知らせをしてきたところだったので、整備の取り下げ、整備計画が白紙になったと聞いた時は、残念な思いでいっぱいです。

住民説明会が予定されていた日時には、何人もの地域の方々が、説明会会場に足を運ばれ、待機されていた医療法人赤枝会、社会福祉法人兼愛会の担当者が対応されておりました。

配布された書面は、特養ホーム建設を中止する運びとなり説明会は中止します。ご協力を頂いた皆様には、感謝とお詫びを申しあげます。との内容で、到底、納得できる十分な説明ではありませんでした。

地元住民説明会直前での白紙は、あまりにも異例のことであり、しかるべき説明責任が果たされるべきものと感じます。

北区に対しても、議会・住民が納得できる十分な説明や、白紙になった特養ホーム整備については、引き続き、北区の計画達成をめざして取り組みを強化して頂くよう、求めて行きたいと思います。

10月16日(木) 地域を1件、1件訪問しながら集めた、消費税増税反対、集団的自衛権行使容認反対の署名を、東京選出の国会議員に提出してきました。

国会議員は、参議院の小池晃さん、田村智子さん、吉良よし子さん、衆議院の笠井亮さんの4人。

署名提出に先立ち、各国会議員からそれぞれ、ごあいさつ。

小池さんは、政府が要支援の方々に続き、要介護1の人まで、介護給付をとりあげ、安上がりの地域支援事業の対象にしようとしている事を紹介し、消費税増税が社会保障のため等はまったくのでたらめだ!!と告発。

田村智子さんは、子どもの貧困問題に、国が本腰をいれて取り組むべき、生活保護家庭の子ども達への学習支援予算を、国が削減しようとしている動きもやめさせたい。また、カジノ推進も大きな問題であるが、文部科学大臣が推進の議員連盟に名を連ねており、青少年の健全育成と賭博は相容れないと主張。

吉良よし子さんは、この後すぐに、総務委員会での委員会質疑あり。女性の活躍というなら、臨時職員の産休・育休制度の取得の改善を迫りたいと、力をこめました。

笠井亮議員は、平和・外交問題で、7月の集団的自衛権行使容認閣議決定の後、日米防衛ガイドラインの内容が、限定的なものから、地球規模に拡大し、歯止めが亡くなっている問題で、安倍首相はまともに答弁・説明しようとしない、など追及したことを報告しました。

国会議員のあいさつの後、持参した署名の束を直接、手渡してまいりました。地域のみなさんのくらし、ご商売を守れ!の願いがつまった署名の重みをしっかり受けとめて、国と地方議員の連携で、引き続き頑張ります。
国会議事堂遠景 笠井亮参議院議員・田村智子衆議院議員・小池晃衆議院議員
消費税増税反対、集団的自衛権行使容認反対の署名を渡す日本共産党北区議員団 消費税増税反対、集団的自衛権行使容認反対の署名を渡す日本共産党北区議員団
   

10月12日(日) 「反貧困全国集会2014」に参加してきました。

ブラックバイトや非正規雇用、JK産業や子どもの貧困、住宅問題などに取り組む皆さんのシンポジウムを聞きました。

経済的にも、人と人の関係性においても、貧困がすすみ、それが若年化している実態が語られました。

アベノミクスの「世界で一番企業が活動しやすい国づくり」の一方で、働く人々は更に不安定雇用を強いられ、生活も将来も困難が進行するという、負のスパイラルを改善し、富の再分配を改善することがどうしても必要と感じます。

非正規雇用から正規雇用へ、賃金の引き上げ、年金をはじめ、社会保障の充実に、莫大な利益をあげている財界・多国籍企業が、社会的責任を果たし、ふさわしい税負担をすべきです。

集会から駅へむかう途中で、「安倍はやめろ!!」と、リズミカルなコールが聞こえてきました。見るとドラム隊、デモ隊のみなさんが、元気にアピールウオークしていました。

お疲れ様です。
反貧困全国集会2014 反貧困全国集会2014
パレード  

10月11日(土) 爽やかな秋晴れ。地域の方々と一緒に、消費税10%引き上げ中止を求めて、ハンドマイク宣伝、署名の呼びかけを行いました。

道行く方々から「頑張って」との激励もたくさん頂き、署名もご協力頂きました。
皆様、ありがとうございました。

署名は来週、国会へ届けてまいります。
増税中止の1点で共同を更に拡げましょう。
宣伝中の山崎たい子区議 宣伝中の山崎たい子区議

10月10日(金) 区内団体の皆様との予算懇談も、本日でおおやまを超えました。

後半は障害者団体の皆様と連日のお話し。共通して出されていたのは、高校生を卒業し、社会人になってからの就労以外の居場所づくり。

地域の方、高齢者の方々、子ども達とも垣根なく、自然に交流できる居場所があるといいいなあ~と。

場所にかかる費用が大変なので、行政から、家賃や居場所づくりの運営に支援ができないものか。との声が複数法人から寄せられました。

子どもが成長する支援はもちろん重要ですが、大きくなってからの長い人生をどう生きるか。障がいのある方も地域で、人とのつながりの中で、暮らしてゆきたいとの願いを支えられる北区、地域をどうつくってゆくのか。皆さんとの懇談の中で、しみじみと考えました。

今日の夕暮れは「紅の海」のようでした。
10月10日の夕焼け

10月7日(火) 昨日の最大級の台風予報の緊張から一夜明け、すっかり秋めいた朝の駅頭報告。
王子駅中央口から行わせて頂きました。

今朝のご報告は、第3定例会の企画総務委員会で報告された、北区が国に行った、2つの国家戦略特区(王子駅周辺まちづくり特区、スポーツ特区)の提案についてです。

都心区の話と思っていたら、まさか北区も、、、?と正直驚き。

「国家戦略特区」ときくと、国家主導、規制緩和の開発推進、大型公共事業、財界・大企業優遇など、自治体や住民にとって、本当にくらしや環境が守られるのか?北区や区民のためになるのか?
しっかり考えてゆかねばならないと思っています。

山﨑たい子の区政レポートもご参照ください。
10/7王子駅前にて朝の駅頭報告。山崎たい子区議 10/7王子駅前にて朝の駅頭報告。山崎たい子区議

10月6日(月) 毎月6日は北区のアクション!!を合い言葉に、「秘密保護法廃止」にむけて、赤羽駅西口での宣伝行動が行われています。
本日は9回目。私も参加し、北区議会へ寄せて頂いた陳情審査の結果を報告しながら、スピーチさせて頂きました。

引き続き、法施行を許さない立場で取り組んでいきます。
6日、北区アクション。「秘密保護法廃止」 6日、北区アクション。「秘密保護法廃止」発言中の山崎たい子区議

10月4日(土) 3日に行われた北区議会最終本会議で、
日本共産党北区議員団は平成25年度北区一般会計決算と、国民健康保険事業会計決算の認定に反対しました。
後期高齢医療事業会計など、その他の特別会計には賛成。
ながいともこ議員が反対理由をのべる討論を行いました。
別途ご参照ください。
(反対理由討論参照)

10月3日(金) 北区議会第3定例会最終本会議が行われました。
今議会には、住民から「特定秘密保護法の廃止・撤廃を求める陳情」が寄せられ、企画総務委員会の審査で不採択となりました。最終本本会議では、1人1人の議員の起立採決が行われますが、採決に先立ち、山崎たい子議員が、不採択に反対の立場で、新社会党議員団及び、日本共産党北区議員団を代表し討論を行いました。
討論全文は別紙参照

起立採決では、不採択に反対が、日本共産党北区議員団の9名、新社会党議員団1名。民主区民クラブの会派に所属する、社民党議員1名が棄権退場。

不採択に賛成は、自民党13人、公明党10人、民主区民クラブ(民主党、みんなの党、無所属)6人、みんなの党・維新の会2人となり、賛成多数で陳情は不採択となりました。

議場での討論を行いながら、戦争する国づくりへと暴走する安倍政権を一日も早く終わらせて、憲法が活きる日本、北区の前進のために、引き続き頑張る決意を新たにしました。

10月1日(水) 北区議会防災対策特別委員会が開会され、北区の小・中学校や保育園などの給食に含まれる、放射線物質の検査を今年度で終了する予定との報告が、北区より行われ、山﨑たい子委員は「検査は継続すべき。方針は再検討すべき」と主張しました。

北区が検査を終了する理由は、国・都をはじめ食品の監査体制が機能していること、今年度を含め、過去3年間の検査結果がいずれも下限値未満であることから、安全が確保されていると判断したためです。東京都はすでに、昨年度で検査は終了しているとの説明でした。

質疑の中で、23区で今年度測定を中止した区は、7区。来年度にむけての動向はまだ把握していない。今年度の給食検査に要した予算は約80万円であることがわかりました。

私は「食品検査センターの職員が、フランスの食品測定機器購入の際、チェルノブイリ事故の時にも、3年まで安定していた測定値が、3年以降、数値が上昇するということがあった。土に付着しているセシウムが、腐葉土等へと変化していく中でフレキシブルにはがれて、植物が吸収しやすいような状態となり数値があがったのではないか?
数値が安定していても継続して測定する必要があると説明された。」との話を紹介し、「セシウムはなくなるわけではない。長い年月をかけて半減してゆくもので、その過程で食物にどのような影響となるかはもっと長期的に見てゆく必要がある。3年で安全ということではない。継続して検査は必要」と意見を述べました。

更に、「北区が測定をやめるとの方針について、保護者や保育園関係者の方に意見を聞いたが、「え~。測定やめてしまうの!!」との声や「保育園でも食品にはとても気を使っているが、北区が測定を行ってくれるから、園も保護者も安心なのに」との声が出されました。とりわけ、小さい子どもへの影響は心配との声を紹介し、食品の安全、安心のために、80万円の予算は区の財政から見ても、決して惜しむ予算ではない。幸い、今年度で測定を終了する予定と、まだ予定の段階であり、是非、測定を継続して欲しい。予定は再検討すべき!!」と主張しました。

続いて、他の委員からも「とりわけ魚は心配。今も放射線が海に流されている。魚の数値はこれからも測定が必要」との指摘があり、 同僚のさがらとしこ区議からも「魚や農作物の今後の安全について、区は質問に答えられていない。必死の思いで、子どもを育てている親たちに、安心して子育てしてくださいという環境を用意するのが北区の役割ではないか。80万ほどの予算が何故、出せないのか!!」と、重ねて再検討を求めました。

来年度の予算編成にむけて、引き続き、要望していきたいと思います。

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