旧新町中学校跡地4639.29㎡中、2663.50㎡を使って、特別養護老人ホームを建てることになっています。（残りの敷地は既存体育館を残して活用するとともに、体育館周辺も含めて東田端･田端新町地域の防災拠点として活用します）。50年間の定期借地権で土地を貸し出す方向で事業者の選定を実施し、プロポーザル方式（事業内容提案内容を選定委員会が吟味して選定する方式）で、練馬区にある社会福祉法人泉陽会が､建設運営することになりました。
その内容は、現在の中学校と同じ4階建てに抑えたうえで、4回西側部分をセットバックし、周辺環境を配慮したものとなっています。
入居者 定員90人
うちユニット型個室66人、
従来型多床室24人
ショートステイ 定員10人、
老人デイサービスセンター 定員30人
地域包括支援センター
2011年12月着工、2013年竣工
2013年４～６月開設予定
●解説：多床室
これまで、区民からは、「特養にやっと入居の案内が来たが、個室なのでとても利用料が払えない」との相談が相次いできました。
日本共産党北区議員団は、入居負担の高いユニット型個室、ある程度低廉な従来型多床室（４人部屋）いずれも、それぞれの高齢者にふさわしい部屋に入居がなされるべきで、各自の経済的事情で入居が制限されるべきではない。」との立場から、
①利用料の減額制度の実施と
②個室整備に固執（７０％を個室化するのが国の方針）することなく、国や都にも補助を求めて多床室も整備すべきと主張してきました。
●地域包括支援センター
要支援の方の予防プランの作成や、介護相談や、虐待防止活動、高齢者見守りネットワークなど高齢者の総合的な地域新事業を行う機関です。北区には現在13カ所。9月13日の代表質問で私は増員して見守りネットワークの強化を求めました。
|
