北区はこのほど、2012年度予算案の概要を発表しました。
一般会計の予算規模は、約1328億円で前年度比3 % の減となっています。
予算案の特徴は、災害対策・高齢者対策・子育て支援を重点分野とし施策の拡充をはかるほか、健康づくり、景気対策、就労・雇用、環境などの分野で新たな事業を展開するとしています。
日本共産党はこの間区内で活動するさまざまな組織や団体と懇談を重ね、区民要望の実現を区長に求めてきました。
木造耐震改修助成上限100万円へ
昨年8 月から12 月まで6 回にわたって開かれた「災害対策のあり方検討会」の提言をふまえ、防災対策を強化。木造民間住宅の耐震改修工事費助成については、上限が50万から100万円へと引き上げられます。住宅リフォーム助成制度は、通年募集で新年度も継続することになりました。
高齢者あんしんセンター機能充実 区内の全高齢者を対象におこなった実態調査結果にもとづき、「長生きするなら 北区が一番」の実現をめざします。
高齢者あんしんセンター(地域包括支援センター)に見守りコーディネーターを配置し機能を充実。旧新町中跡地に新しい特養ホーム(仮称)「新町光陽苑」(図)を建設します。
待機児解消へ、区立保育園を増設
スローガンとしてかかげてきた「子育てするなら北区が一番」をより確かなものにするために、子育てしやすい環境を整備します。待機児解消にむけて西ヶ原の外語大跡地に西ヶ原南保育園を新設し、王子本町保育園は移設し定員増をはかるなど、2014 年4 月までに359 人の定員を拡大します。
日本共産党が、消費税増税無しの
社会保障維持・財源確保策提言 |
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