活動日誌

2006年5月28日(日)

「若者に仕事を」赤羽駅前で街頭労働相談活動

夕方、赤羽駅東口広場に机と椅子を出して、街頭労働相談をおこないました。山崎たい子区議や北区労働組合連合会の役員のみなさん、また民青同盟の若い仲間たちにもいっしょに参加していただきました。

「街頭労働相談所」の大看板を立てるとすぐ、近くでティッシュ配りをしていた若い男性が「俺もちょうど相談にのってほしかったんだ」と近寄ってくるなど反応も上々。民青同盟の青年たちは「仕事に対しての満足度は?」と問うシール投票にとりくみ、サラリーマンや学生ら15人が協力してくれました。

対話の中では「正社員になっても会社がつぶれたらそれまでなので、当面はアルバイトの方が気楽でいい」「正社員だが手取りで16~17万円。給料が低すぎ」など、青年のホンネに触れることができました。

深刻な青年の雇用問題を解決するため、今後とも定期的に街頭労働相談活動にとりくんでゆきたいと思います。

2006年5月27日(土)

許すな憲法改悪! 守ろういのちとくらし5・27国民大集会に参加

代々木公園で開かれ、5万人が集った「許すな憲法改悪! 守ろういのちとくらし5・27国民大集会」に、青年や地域のみなさんとともに参加してきました。

時おり雨が激しく降ったり、また止んだりと不安定な天候でしたが、終盤国会での悪法通過を許してなるものかと、全国から集まった参加者の熱気に満ちあふれた集会でした。

日本共産党を代表して志位和夫委員長があいさつをおこない、平和、医療、業者、教育など団体の代表らが決意を表明、途切れなく流れる中央舞台でのうたごえに見送られながら、パレードに出発しました。

帰り道、赤羽駅西口に降りると、青年「九条の会」が宣伝行動をおこなっていたので、1時間ほど合流していっしょに訴えました。若者のみなさん、雨の中、ごくろうさまでした。

2006年5月25日(木)

北区職員日本共産党後援会学習会で講演

北とぴあで開かれた北区職員日本共産党後援会の学習会に講師として招かれ、「日本の政治をどう変えるのか」と題して講義をおこないました。

国会最終盤にきて、共謀罪、医療・教育基本法改悪、「行革」推進法案と悪法が目白押しです。これらが「小泉首相の改革の総仕上げ」などとよばれているように、結局この5年間の小泉政治とは、国民には「痛み」を押しつけながら、アメリカと財界・大企業の利益を最優先させる最悪の「格差拡大」政治ではなかったでしょうか。

さらにその先には、アメリカといっしょに世界中の侵略戦争に参加する国づくり、その最大の障害となっている憲法9条の改悪というシナリオが準備されています。私は「声をあげ、たたかってこそ政治は変わります。会期末まで3週間余、最後まで力をあわせてがんばりましょう」と話を結びました。

参加していただいた若い職員の方から「公務員削減と公共サービスの切りすてという私たち自身の仕事にもかかわる重大な法案が審議されているときに、決して無関心であってはならない。まわりの職員にもよびかけていきたいと思います」と、力強い感想をいただき、私も大変励まされる思いでした。

2006年5月21日(日)

飛鳥山支部・後援会の医療問題学習懇談会であいさつ

党飛鳥山支部と同後援会が主催する医療問題学習懇談会であいさつしました。

東京ほくと医療生協の大場俊英理事長が医療改悪法案の中身について詳しく説明し、そねはじめ都議、やまき直人・本田正則両区議もあいさつしました。私は、終盤国会の情勢についてお話しし、「私たちの運動と署名が政治を動かしつつあります。医療改悪法案も参院でのたたかいになりますが、最後まで廃案めざして力をあわせましょう」と訴えました。

参加者からは、「後期高齢者保険が導入されるとどう変わるのか」「知り合いの方から『保険料が払えず、他人の保険証を借りて受診した』と聞いてびっくりした」「生協病院にお世話になっているが、療養病床はどうなってしまうのか」など意見や質問が多数寄せられ、会場でも47筆の署名が寄せられました。

2006年5月19日(金)

国会請願行動で北区から医療改悪反対署名を提出

昨日18日、ついに自民・公明は医療改悪法案を衆議院で採決を強行しました。本日は、怒りをこめて、みなさんから寄せられた医療改悪反対署名1276名分を、国会に届けてきました。

国会では、日本共産党の笠井亮衆院議員が出迎えてくれ、激励のあいさつをうけました。笠井議員は「いまの国会の状況は、いわば『小泉内閣閉店セール』。共謀罪、医療・教育基本法改悪、『行革』推進法、米軍再編と、抱えている在庫を全部売り切ろうとしている。国民の側からみればとんでもないものばかりです。しかし彼ら改悪勢力の弱点は運動がないことです。悪政に反対するわれわれには『九条の会』もあれば医療改悪反対の運動もあり、増税反対、教育守れの運動もある。国会会期末までたたかいぬき、悪法を廃案に追い込むためにがんばりましょう」とのべ、運動とたたかいが政治を動かすと励ましてくれました。

そねはじめ都議、さがらとしこ・中川大一・福島宏紀・山崎たい子の各区議、各団体の代表ら、同行したみなさんも大いに確信を深め、最後までたたかいぬく決意を固めあいました。

2006年5月18日(木)

医療改悪法案の衆院強行採決に抗議する宣伝行動

自民・公明が提出した医療改悪法案が17日、審議が尽くされないまま、衆議院厚生労働委員会で強行採決されました。お年よりをねらいうちした医療費の大幅値上げ、公的医療制度をこわし命にまで格差をもちこむ混合診療の本格的導入、病人を病院からたたきだすような療養病床大削減など、どれをとっても医療制度の大改悪です。絶対に許すわけにはいきません。

北区の医療改悪反対闘争本部は、ただちに採決に抗議する宣伝行動を赤羽駅前でおこないました。東口と西口にわかれ、そねはじめ都議や区議会議員、後援会員のみなさん総出で、怒りの訴えをおこないました。

これまでもいろいろな場所で医療改悪反対の宣伝をおこなってきましたが、ようやく国民の間にも「何かおかしいぞ」という雰囲気がでてきたように感じます。この日の宣伝でも、私が「こんな医療制度の改悪を許してよいのでしょうか」とよびかけると、大型パネルを見ていた女性の方が大きく手をクロスさせ「ノー」とゼスチャーしてくれるなど、かなりの反応がありました。

舞台が参院に移っても、最後まで廃案めざしてがんばる決意です。

2006年5月14日(日)

堀船地域の後援会総会であいさつ

堀船・栄町・上中里・昭和町地域の党後援会の2006年度総会が開かれ、そねはじめ都議、山崎たい子区議とともにあいさつしました。

30名の参加者のなかには高齢者の方も少なくなかったので、「愛国心」を強制する教育基本法の改悪は、憲法を変え、戦争に行ってたたかう人をつくるための必要性から出てきたものであること、医療制度の改悪で国が負担すべき医療費を抑制する一方、戦争のための在日米軍再編には3兆円もの血税をつぎこもうとしていることなどを話し、日本社会全体がかつての「戦争の時代」にふたたび向かおうとしていることを訴えました。はからずも、最高齢の参加者から「戦争は絶対にやっちゃいかん」と合いの手が入りました。

「議員の政務調査費の使い道は?」「オリンピックの誘致で東京はどうなるのか?」「共産党は孤立しているように見えるが、他の政党ともっと協調してはどうか?」など、参加者からも活発な意見や質問が寄せられ、そね、山崎議員とともに一つひとつ、ていねいにお答えしました。

2006年5月14日(日)

滝野川第1支部主催の区政報告会であいさつ

党滝野川第1支部主催の区政報告会が開かれ43名が参加、やまき直人区議の区政報告の前に、そねはじめ都議とともにあいさつしました。

国会会期末までわずか1ヵ月を残すのみという期間に、共謀罪、教育基本法改悪、医療改悪など、これまでなら1つだけでも国会空転、内閣退陣にまで発展しかねない悪法が、まとめて提出されいる異常。その一つひとつが国民のくらしと平和に重大な影響をおよぼすものです。

マスコミはもっぱらポスト小泉争いや民主党・小沢党首が「変わったのか変わらないのか」など、争点そらしともいえる報道に終始しています。ことの重大性が国民に知らされる前に、これらの悪法を強行してしまおうというのが政府のねらいです。「たたかってこそ政治は変えられる」が私たちの確信、会期末まで国民に真実を語りぬき、悪法阻止へ全力をあげたいと思います。

2006年5月13日(土)

小池晃参院議員を迎えて緊急学習決起集会

赤羽中学校体育館で小池晃参院議員・党政策委員長を迎え、党北地区委員会・同北区後援会主催の緊急学習決起集会が開かれました。小雨もパラつく中、220名が参加し、私は司会をつとめました。

冒頭、そねはじめ都議が医療改悪反対闘争本部長として、大型パネルを使った各地での宣伝・署名行動や北区医師会長との懇談、地域の病院・開業医訪問などのとりくみを紹介しました。

豊島五丁目団地後援会の石川久美代副会長からの活動報告に続き、山崎たい子区議が決意表明。病とたたかった実弟の経験にもふれて「命はあきらめてはいけないことを実感した」とのべ、お金のない人の命は見捨てろとばかりに医療制度の改悪をねらう小泉政治に、怒りの声をぶつけました。

最後にあいさつにたった小池参院議員は、「教育基本法改悪の動きが急浮上してきました。『愛国心』をおしつけ、国が教育に口出しできるようにする大改悪を許さないために、たたかいを大きく広げましょう。医療改悪法案は来週にも衆院で採決の動きです。これまで医療関係者をはじめ、国民の運動で採決強行をはばんできました。参院でのたたかいもあります。会期末まであと1ヵ月、なんとしても廃案に追い込むために全力をあげてがんばりましょう」と、力強く訴えました。

2006年5月9日(火)

医療改悪反対で浮間地域の病院・開業医を訪問

この日も中川大一区議といっしょに、浮間地域の病院・開業医を訪問し、医療改悪反対で協力・共同をよびかけてまわりました。11軒を訪問し7軒と対話、留守のところには資料と名刺を届けさせていただきました。

ある耳鼻科医からは「北区では中学生まで医療費が無料になり、子どもさんの受診が増えています。(医療改悪反対では)がんばってください」と激励をうけました。また別の医師も「われわれも昔はデモなどやったものだが、最近の医師会はなかなか動かない。がんばってください」とのべてくれました。

ある歯科医で「私たちも4月20日にこの近辺をデモ行進しました」と話すと、助手の女性が「そういえばデモがこのあたりを通りましたね。私たちも患者さんにお願いして(日本医師会の)署名をお願いしました」とにこやかに返事をかえしてくれました。

お話できたところでは、まさにツーといえばカー、医療改悪反対では心が一つになるという実感を得ました。医療を提供する側にも広がる矛盾と不安、なんとしても国会での法案成立を阻止しなければと思いました。

2006年5月3日(水)

憲法記念日に「9条守れ」の街頭宣伝

59回目の憲法記念の日に、中川大一区議とともに赤羽北の地域で街頭宣伝をおこないました。

自民党が条文改憲案をまとめ、国会では改憲のための国民投票法案の上程をめぐって激しい攻防がくりひろげられている上に、日本の税金を3兆円もつぎこもうという米軍再編が日米の当局者の間で「最終合意」に達するなど、かつてないほどの改憲にむけた具体的な動きの中で迎えた今回の憲法記念日。私は、「『戦争はしない、戦争のための軍隊は持たない』と決めた憲法9条は、日本と世界の宝です。日本を再び戦争をする国につくりかえようとする憲法改悪は絶対に許せません」と訴えました。

中川区議は、憲法25条=「生存権」をふみにじる医療制度改悪を厳しく批判するとともに、全議員の過半数が結集する「北区議会9条を守る会」の活動を紹介しました。