2006年6月28日(水)
北区革新懇主催の学習懇談会に出席
北とぴあで開かれた北区革新懇主催の学習懇談会に出席し、事務局担当世話人として司会をつとめました。
今回は「革新懇とはなにか。その魅力はどこにあるか」のテーマで、全国革新懇の荒川和明事務室長を講師に学習会をおこないました。「革新懇は民主連合政府の樹立をめざして、日本を変える仲間をつくり広げる運動」「一致点での共同を探求し、幅広い団体や個人を結集するための努力が大切」など、革新懇運動のそもそも論をとてもわかりやすく話していただき、たいへん勉強になりました。
参加者からは「北区では6校で『愛国心』を評価する通知表が使われていたことが明らかに。教育基本法改悪は絶対に許せない」「労働運動をなんとかしたいと思っているが、元気な職場革新懇の運動を紹介してほしい」「自民党は改憲草案で、軍事裁判所の合法化をねらっている。9条守れの運動でも革新懇が先頭にたたなければ」など発言が相次ぎ、質問には荒川氏がていねいに答えました。
日本共産党の木元良八区議も「北区議会・9条を守る会」が過半数の議員を結集し前進している経験にもふれながら「43分の9議席、国会にすれば100議席以上を占める党区議団の力が、あらゆる場面で大きな力を発揮している」とのべました。
小泉政治の5年間で、平和も国民の暮らしも深刻な危機にさらされています。党派のちがいを越えて、一致する要求での共同をさらに広げてゆかなければならないと思います。
2006年6月23日(金)
堀船水害問題で首都高速道路株式会社から聞きとり
昨年9月に起きた北区・堀船の水害問題で、笠井亮衆院議員、田村智子参院東京選挙区予定候補、そね都議、山崎区議らとともに、最終調査報告書を提出した首都高速道路株式会社から事情聴取をおこないました。
床上浸水133棟、床下浸水253棟、計386棟もの被害を出した水害の原因が、首都高(旧公団)による手抜き工事であったことが明らかにされました。石神井川護岸改修にともなって、H型鋼を既設護岸の上に立て、コンクリートにボルトでねじ込むだけという簡略な工事を施していた首都高。しかも、このボルトが水害の起きる2年も前から破断していた事実が、今回明らかになりました。東京都への事前申請異なる工法をとったことについて首都高は「数百万円のコスト削減のため」と説明しました。またしても安全よりコストを優先する企業倫理が、重大な事故を招くことになってしまいました。
私が解せないのは、東京都にしても事故直後からの調査で首都高の手抜き工事はわかっていたはずなのに、その後開かれた住民説明会などの場で、この点に関してのコメントが何一つなかったことです。今になって「悪いのは首都高だ」と責める前に、東京都の監督責任をしっかりと明らかにする必要があるのではないでしょうか。
いずれにせよ、被害をうけた住民のみなさんには納得できる補償がなされるよう、引き続き強く求めてゆきたいと思います。
2006年6月18日(日)
北区民主商工会の総会に来賓として出席
北区民主商工会の第62回定期総会に、そねはじめ都議、さがらとしこ、福島宏紀、本田正則、八百川孝、やぐち健、やまき直人の各区議とともに来賓として出席させていただきました。
小泉「構造改革」の5年間で、「シャッター通り」と化した商店街、免税店が1000万円以下に切り下げられ巨額の消費税負担に泣く商店主など、中小業者の経営も深刻な状況に追い込まれています。そうした中で「営業、くらしを守れ」と団結してたたかう民主商工会の活動は、本当に業者の願いにこたえる貴重なものだと思います。
各方面からの来賓のみなさんのあいさつは、医療・年金など社会保障の連続改悪や憲法改悪、共謀罪などの動きにふれたものが多く、まさにくらしと平和を守るたたかいは一体のものだと実感させられました。よく見ると、総会の資料としていただいた封筒にも「平和でこそ商売繁盛、強く大きな民商を」とプリントされていました。
2006年6月15日(木)
都電荒川線衝突事故の現地調査へ
北区栄町で13日に起きた都電荒川線の衝突事故。党都議団の渡辺康信、村松友昭、河野ゆりえの各議員、山崎たい子区議らとともに現地調査をおこないました。
事故現場は梶原駅と栄町の間で、都交通局関係者からの話では、ブレーキ制動試験中に急ブレーキをかけて停車した試運転の車両に後続の車両が衝突、28人の乗客らが負傷したとのことでした。
私が学生の頃、大学の近くを走っていたこの荒川線をよく利用したものです。急速に時が流れる時代にあって、ノロノロ、トロトロ歩くように走る路面電車が、このような事故を起こすこと事態、最初は信じられない気持ちでした。事情を聞くにつけ、前後車両の人と人との間の意思疎通がうまくできていなかったことに原因があったことがわかりました。
自動制御装置の設置などハード面での改善をはじめ、人の命を預かる交通機関として、万全な安全対策を期すよう都交通局に強く申し入れました。
2006年6月11日(日)
北区生活と健康を守る会有志日本共産党後援会総会であいさつ
王子ふれあい館で開かれた北区生活と健康を守る会有志日本共産党後援会総会で、福島宏紀区議団長とともにあいさつしました。
私の話の中で、現在、党区議団がとりくんでいる区民アンケートによせられた、次のような切実な声を紹介しました。
「デイホームを利用しているが、利用料が一気に2倍になった。医療費の値上げ等と重なり困る」
「4月より年金生活に入りました。高額な介護保険料を引かれ、はたして介護をしっかりやっていただけるのか不安になります」
「東京都の老人福祉手当が廃止になってから、介護の経済的負担がたいへんになりました。北区独自の手当を出してもらえたらと思います」
参加者のみなさんからも介護や障害者施策へのご意見や質問が相次ぎ、あらためて住民のくらしが深刻になっていることを痛感させられました。一方で、法律を犯しておきなから「儲けて何が悪い」と開き直る元ファンドの代表。ここまで経済格差を拡大してしまった小泉内閣5年間の責任が問われざるを得ないと思います。
2006年6月8日(木)
十条駅で医療改悪反対の宣伝行動
国会会期末まで残り10日。医療改悪法案を廃案に追い込もうと、党北地区委員会の医療改悪反対闘争本部が十条駅で街頭宣伝をおこないました。地元後援会のみなさんも多数参加していただき、にぎやかな行動になりました。
チラシを配っていると、ある女性が「医療費が上がるのは嫌だけど、これからはお年よりが増えてくるから負担が増えるのは仕方がないんじゃないの」と声をかけてきました。私が「税金の使い方を変えることが必要ではないでしょうか。たとえば政府は戦争準備の米軍再編に3兆円もの税金を出そうとしていますが、これをやめれば医療費も上げる必要はありません」というと、「そうですね。そういうことならぜひ(医療改悪を)やめさせてください」と返事が返ってきました。
医療改悪の中身とともに、医療を充実させるための財源についても、共産党の考え方をしっかり訴えてゆく必要があると感じました。
2006年6月6日(火)
北区から医療改悪反対署名1221筆分を国会に提出
18日の会期末が目前となり、緊迫する国会情勢のなか、さがらとしこ、中川大一、福島宏紀の各区議、地元住民の方といっしょに、医療改悪法案に反対する請願署名1,221筆分を国会に提出してきました。
参議院では小池晃参院議員が出迎え、署名を受けとってくれ、「与党は14日にも本会議での採決をねらい、法案の行方は予断を許しません。しかし、国会内外でのたたかいでここまで採決させないできました。最後まで徹底した論戦で政府を追及し、法案を廃案に追い込みたい」と私たちを激励してくれました。
この日午前中、国会前では全日本民医連の座り込み行動がおこなわれており、北区の見知った人たちも多数参加されていました。署名提出に先立ち、私が党北地区医療改悪闘争本部を代表して、座り込み参加者に連帯のあいさつをおこないました。
2006年6月2日(金)
教育基本法改悪反対の全都いっせい宣伝行動―王子駅で訴え
共謀罪、医療改悪、改憲手続き法案と並ぶ「4大悪法」のひとつ、教育基本法改悪法案は、日本国憲法と一体不可分の基本法の中身を丸ごと変え、「愛国心」のおしつけ、教育への国家の口出しを可能にしようとする大悪法です。
この日、東京では教育基本法改悪反対のいっせい駅頭宣伝ということで、私も早朝、山崎たい子区議とともに王子駅南口に立って訴えました。
山崎区議がハンドマイクで話をしていると、ある学校の校長先生が通りかかり、しばらく話に耳を傾けたあと、立ち去り際に「いま話している議員の方にあとでごあいさつを」と名刺を差し出してくれました。やはり教育現場で働く方々にとっては非常に関心の高い問題だと痛感しました。
戦後の民主的教育の原則をふみにじる基本法改悪は絶対に許せません。