活動日誌

2006年10月27日(金)

「安倍政権をどうみるか」―北区革新懇学習懇談会に参加

北区革新懇が開いた学習懇談会に参加しました。笠井亮衆院議員が「安倍政権をどうみるか」と題して講演、たいへん勉強になりました。

核兵器保有発言、歴史認識問題、教育基本法改悪、欺瞞に満ちた「再チャレンジ」論など、新しい内閣の船出にあたって、すでに「タカ派」としての危険な姿が明らかになっている安倍内閣。広く国民にこうした実態を知らせ、彼らの思い通りにさせない国民的たたかいが必要だと、笠井氏は強調しました。

ある雑誌で永六輔さんが「『美しい国』というが、美しかった国をこんな国にしてしまったのは誰か」とおっしゃっているそうですが、美辞麗句で国民をだまそうとしてもメッキはすぐにはがれ、タカ派政治に国民の怒りや批判が高まるのは時間の問題ではないでしょうか。

2006年10月21日(土)

ここが問題 北区の介護保険――党議員団主催の懇談会に出席

日本共産党北区議員団が東十条区民センターで開いた懇談会「ここが問題 北区の介護保険」に出席しました。

懇談会では、山崎たい子区議が北区の介護保険の実態と議会論戦について報告。党区議団は、北区が「左右の両下肢麻痺に妥当性があるのは、要介護4・5」という全国的にも例のない「独自基準」を持っており、脳性マヒと診断された障害者の女性(65歳)でさえ「麻痺なし」とされ、要介護3から要支援へと下げられた事 実を議会で追及、区は「問題があった」と、ようやくランク下げの事実を認めました。

しかし、この日の懇談会では参加者から「無用心に『麻痺』の項目にチェックを入れた認定調査員は介護保険課から呼び出しをうけ、『今からでもチェックをはずすことはできる』と圧力をかけられている」「板橋の事業所でヘルパーをしているが、自分が受け持つ北区の利用者4人全員が要介護から要支援・自立に下げられた。板橋ではみな要介護2~4のケースなのに…」など、北区による意図的な"ランク下げ"がいまだ続いていることを裏づける発言が相次ぎました。

「日本一悪い」とさえ言われる北区の介護保険、早急な改善が求められています。

2006年10月14日(土)

明治公園で開かれた教育基本法改悪反対集会に参加

秋晴れの空の下、明治公園で開かれた「10・14教育基本法改悪反対大集会in東京」(実行委員会主催)に参加してきました。

会場は、2万7000人の参加者でぎっしり。日本共産党の志位和夫委員長は、前国会の論戦を通じて、政府提出の法案が、子どもの未来を奪い、憲法に反する大問題を持っており、廃案にするしかないことが明らかになったと指摘。東京都の「日の丸・君が代」強制に対し、違憲・違法とした9・21東京地裁判決の画期的意義にふれたあと、子どもたちを激しい競争にかりたて、「勝ち組」「負け組」へとふりわける安倍首相の「教育再生」プランを厳しく批判しました。

"教育破壊"の教基法改悪法案は、何としても廃案に追い込んでゆきましょう。

2006年10月12日(木)

障害者団体と懇談、作業所・グループホームを見学

来年度の予算要望書を作成するにあたって、区内にある障害者団体を訪ね懇談するとともに、この団体が運営する作業所・グループホームを見学させていただきました。

お話を聞くと、予想していた通り障害者自立支援法の影響が本格的に出始め、大変深刻な事態になっていることがわかりました。特にこれから、作業所に通う障害者に利用料を課す制度がはじまると、もらう工賃よりも利用料の方が高くなり、作業所には通えなくなってしまう利用者が続出するだろうと予測されています。理事長さんは「障害者が来なくなれば、うちは作業所を閉鎖すればよい。しかし、うちが閉鎖したら障害者はどこへ救いを求めればよいのか」と怒りをこめておっしゃていました。

こうした事態になることは、昨年、自立支援法の案が出たときからすでにわかっていたはず。あらためてこの法律を強行した自民党・公明党に対し、強い憤りを覚えました。

2006年10月3日(火)

「赤羽東九条の会」結成総会に参加

赤羽会館で「赤羽東九条の会」結成総会が開かれ、70人が参加しました。

第1部で北区平和委員会の小山一郎会長が特別講演、日本兵として参加したみずからの戦争体験にふれながら、「三光作戦(殺しつくす、焼きつくす、奪いつくす)や中国人強制連行など、日本が中国でおこなったことは、まぎれもなく侵略行為。侵略戦争への認識もあいまいで、A級戦犯について『国内法では犯罪人ではない』などいう安倍首相は、その歴史認識が正面から問われる」とのべました。

元公立学校教員は「この臨時国会で国民投票法案や共謀罪など、改憲にむけた動きが具体化されてくる。憲法9条の値打ちを語りひろげ、こうしたたくらみを草の根から打ち破りましょう」と訴えました。

赤羽東・九条の会の呼びかけ・会則を採択し、役員を選出した後、第2部では、モーツァルトや思い出の名曲など、元日フィル首席奏者によるクラリネット演奏を楽しみ、参加者全員で平和のうたごえを熱唱しました。

最後に世話人が「子どもたちに平和を残すため、憲法9条守れの声を大きく広げましょう」と閉会あいさつをのべました。