日本共産党北区議員 山崎たい子
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2011年
9月30日(金)
決算委員会 5 日は教育費の集中審議です。

共産党区議団は、赤羽体育館の建設、赤羽岩淵中学校の新築工事における太陽光パネル設置など自然エネルギーの拡充、不登校対策、少人数学級の推進、奨学金制度の充実、原発、放射線教育の改善、学校給食の安全確保について、とりあげました。
私の質疑●、担当課長答弁■要旨は以下です。

1、少人数学級についてお尋ね致します。
● 日本共産党が長年とりくんできた少人数学級の課題は、平成 22 年度に、国において 30 年ぶりの学級編成の見直しを受け、北区としても、それまでの少人数指導の枠を超え、 35 人程度の学級基盤とする提言をまとめた。
今年度からは具体的に、小学校 1 年生から 35 人学級編成が実施されているが文科省の方針では毎年1学年づつ、 35 人学級へ、更に 30 人学級へと条件の拡大を進めることになっている。現状で、来年度の見通しはどうか。
■平成 24 年度、国は概算要求として段階的実施を出している。予算が決まっていないのでまだ確定ではない。

● 震災、原発事故を受けた困難な時だからこそ、未来を担う子ども達のために、教育環境の改善はすすめなければならない。国には引き続きの対応を強く求めるべきだと思うがどうか。 ■区としても求めていく。

● 国の少人数学級の施策と並行して、東京都が小1、小2学年に対応して40人以下学級の手立てをとっていたが、この対応はどうなるか。
■都は 2 年生を 38 人とするもの。

●国の条件が良いことで必要なくなる東京都の施策にかけていた財源は、別の施策に生かすよう求める。

●毎年1学年づつ改善する少人数学級であるが、最後までその恩恵を受けられない学年が現在の3年生以上ということになる。決算の資料請求で頂いた「区内の各小学校における学年別生徒数とクラス数一覧」から、すべての3年生以上のクラスで、現状、40人、39人、38人という1クラスあたりの児童数となっている学校とクラス数はどれだけあるか。
■ 35 人学級にすると、 27 校になる。

●私の調べでは、 38 人以上として数えて、 3 年生で 3 校5クラス、 4 年生で 6 校 13 クラス、 5 年生で 3 校6クラス、計 12 校 24 クラス。
中学年はギャングエイジとも言われ、先生との関係もいっそう複雑さが生まれてきる。高学年は体格もグンとよくなって、教室に40人近い状況というのは、物理的にも大変な圧迫感がある。6年生は来年卒業を考えれば、現在の3、4、5年生に対する3年間の時限的な対応として、教職員の加配や北区独自の学力パワーアップ講師の活用なども駆使して、最大限の時限的対応を実施してほしいと考えるがどうか。
■ 3 年生のところには学力パワーアップの講師をつけるなど対応して行きたい。

●少人数学級の精神は本来、全学年から求められているもの。区としても最大限の対応を求める。

  次に、教育における経済的支援について
●北区における、就学援助の認定率、小学校で48,9%、中が校で45%と半数近い世帯が該当する地域、学校もある。
  雇用環境の悪化や税負担の拡大により、家計が厳しくなっている状況がうかがえる。日本における「子どもの貧困」という事態が国際的にも指摘されるようになっている。親の経済的、精神的余裕が失われ、子どもへの十分な養育が行えていないという状況もあるのではないか。そうして観点で、北区では朝ご飯を食べていない子ども、経済的事情で修学旅行にも行けない、又は進学をあきらめざるをえない というような実態はあるか。
■区では聞いてない。 ●教育現場からも十分、子ども達のおかれている実情を把握するよう求める。

●教育費の負担軽減について、私はこの間、日本においては教育にかかる保護者負担、高校生、大学生などの学費負担が、世界の先進国の中でも、異常に高い。負担が重いという事をとりあげ、学費無償化の世界の流れに、日本も早く到達するよう主張してきた。国が昨年から高校授業料の無料にふみだした事については、大きな前進と受けとめている。先日は、来年度に向けて高校性の返済不要の給付型奨学金制度をすすめる方向が示されたとの報道を目にしたが、 日本共産党は以前から、そうした奨学金の新設を国、都、そして北区においても実施せよと求めてきた。北区としても更なる奨学金制度の充実の立場に立ってほしい。
  昨年度、北区は奨学金制度の見直しをすすめ、保証人の条件を変更し、月 15000 円の額を、今年から1年間の10万円とし、それまで支払われていた入学支度金 7 万円もなくなってしまったので、年間の貸し付け総額としては、大幅に減額となってしまった。改善すべきと思うがどうか。
■先ほどの国の方針は、民主党政権が扶養控除廃止に伴う増税分を補うものとして位置づけられているもの。

●そうした背景があるが、「給付型奨学金」という考え方は重要、今後区も拡充してほしい。
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9月29日(木)
決算委員会 4 日目は、産業経済費、土木費、環境費の集中審議です。

共産党区議団は、滝野川第三小学校での測定会の結果をふまえ、すみやかな除染と対応、コミュニティバスの運行拡大、プレミアム商品券や商店街マイプラン事業の拡充、浮間の「しまむら」出店問題、赤羽駅エキュート開店に伴う交通安全対策や地元商店街への影響調査、若者をはじめ正規雇用対策の拡充、木造耐震補強助成の大幅拡充、荒川防災ステーションや石神井川の水害問題などを質疑しました。

以下、私が質疑した石神井川水害対策についての●質疑、■担当課長答弁要旨です。

●昨年 7 月 5 日の石神井川水害被害は、堀船・豊島地域を中心に、400世帯以上の浸水被害となった。地元住民の皆様の切実な願い・運動に対し、首都髙、東京都、そして北区はどこまで応えられているのか。
原因究明と補償問題については、「住民説明会」も 1 回開かれたきり。
私自身が本会議質問でとりあげた河川内構造物の影響、中でも新柳橋付近の工事用巨大桟橋の水位への影響が、水理実験において無視されていたことや、大きく溢水した護岸は、他と比べて 20 ㎝も低いままであったこと等、東京都と首都髙による水害被害の原因究明や説明責任が未だに果たされていない。強い憤りを感じる。北区は都や首都髙に対し、現在、どのようなアプローチをしているのか。
■専門的、学術的に区が判断するのは難しい。ここのデーターを提供し、原因の究明すすめてもらえるよう、引き続き都にも求めていく。

●原因究明は被害住民の立場にたって、強く求めよ。
原因究明が重要だというのは、再発防止につながるから。堀船水害の 2 回目は、 1 回目の水害の対策の後に、次に水位が上昇するポイントになっていた地点。
下流に負荷のかからない大型貯留池の設置や下水道の整備など抜本的な改善を整備する事と共に、並行して実施されなければならない対策は、次に危ない所、ポイントはどこなのかという確認と適切な対策だ。この点で北区は、石神井川全体で 50 ㎜を超える集中豪雨が降った際、次に溢水の危険が高い、水位が最も高くなるであろう地点はつかんでいるか。
■溢水しやすいところは川の断面が小さいところ。全体の中でもいくつかポイントとして、区は把握している。

●住民への周知はどうなっっているのか。
■対策協議会と定期的に会合を開いている。

● 7 月 5 日以降の護岸高の嵩上げ整備、河川のつけかえ工事の進行もふまえ、集中豪雨の際のリスクマネージメントを行い、住民にも周知するよう求める。

●北区が実施してきているいくつかの再発防止策について、 1 つ目が、石神井川水位監視システムです。
HP で石神井川の状況を、区民がライブカメラの映像を通じてみる事ができるようになった。数値で案内され、遅れていた溝田橋周辺についても、最近、水位数値が見れるようになった。いつからか?
■ 9 月 22 日から。

●先日の台風には間に合わなかったが、これからは参考になる。溝田橋と新柳橋の護岸天端が A,P 5、 8 ㍍、、 A.P 5、6㍍のまま。現在は6㍍ではないか。
■現況では 6 ㍍であるが、危険水位の判定では AP ポイントから逆算して水位の危険判定を見ているので、問題ない。

●現実に数字も合わせるよう整合性を求める。

●北区の直近での悩みどころは、練馬、板橋と上流での集中豪雨が、下流に流れてきて被害を受けるという点。北区にとっては、上流地域での雨量がどれくらいかが、危険を予知し備えるポイントにもなる。 HP では、岩淵の雨量がわかるようになっているが、上流地域の降雨情報を周知するよう求めるがどうか。
■簡易情報システムで他区の HP で雨量確認しているが、今後システムの改善を検討して行きたい。

●既存の小、中学校の敷地内に、雨水貯留施設を 2 カ所設置する計画について、現在の進捗状況は?
■学校改築を行っているところ 1 ㌶あたり 60 トンためられる。既存の校庭にどうつくれるか、それ以外の工事方法があるか検討中。

●車道等への貯留施設整備も 2 カ所施工の計画があるが、進捗は?
■歩道の浸透性や雨水浸透ます効果的仕様を検討中。

●比較的大きな事業所の敷地から、大雨が降った際、水が道路にも流れ込んできて、あっという間に大きなみずたまりになり道がふさがれてしまう。民間事業所敷地内での雨水処理を指導してほしいがどうか。
■雨水ますの設置指導している。

●促進を求める。
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9月27日(火)
決算委員会、福祉・衛生費の審議の一日でした。

共産党区議団は、在宅酸素療法をしながら地域で生活している方への支援、要介護高齢者への紙おむつ支給事業の拡充、高齢者の見守り支援、特別養護老人ホームの増設、生活保護の対応、保育園給食の放射線測定など安全対策、保育園、児童館などへの指定管理者制度導入の問題点(コストの削減は人件費の削減、働く職員の待遇、労働条件悪化となる、サービスの質にかかわる問題で見直し)、プレーパーク事業の継続と充実について、質疑しました。

以下、●山崎たい子が■担当課長と質疑した「プレーパーク事業について」の要旨です。

●この事業は「北区子どもの遊ぶ場をつくる会」の皆さんが、10年以上にわたり、 1 歩づつ 1 歩づつ、北区との信頼関係を築きながら、男女共同参画や公園課、児童館や子育て支援課等との連携をすすめ、平成 21 年度からは、地域振興課の政策提案協働事業も受けて、活動の発展、充実を重ねてきた事業。
しかしながら、平成 21 年は 500 万円、平成 22 年度は 300 万、 23 年度は 250 万円の予算で、来年度で補助金が終了する枠組みとなっており、今後の事業の継続をどう保障して行くか検討されなければならない。区のプレーパーク事業に対する評価と、今後の対応について問う。
■この事業は大人と子どもが遊びを通じてふれあうことができ、事業そのものは有効で成果をあげている。今後について、どんな形でやるとより良い継続ができるか、児童館事業や他の事業との協同実施も含めて検討してゆきたい。

●平成 22 年度の実績では、有償のプレーリーダーを配置し、平均月 6 回開催、計 74 日、年間のべ 5 千人近い、来場者があった。利用者の方からも「プレーパークは制限が少なく、野外や自然の中で、子どもが自分の頭や身体で考えて、工夫しながら遊べるという自由度の高さが魅力」「プレーリーダーの存在が、トラブルを回避、中和し、場に集う人たちをつなげることによって、こどもの主体性や遊びの自由度を保障する役割を担っている」と評価されている。プレーリーダーの存在は事業の要である。
プレーパーク事業を区の事業として位置づけ、常設のプレーリーダーを配置して、開催回数も確保してゆける予算立てをし、引き続き継続、発展した事業となるよう求めたいがどうか。
■団体の自主事業ではじまったもの、それを損なうことのないよう考えたい。

●先日、豊島 8 丁目の馬場遺跡公園で「昔遊び祭り in プレーパーク」と称する企画が開催された。「参画ネットノースヴィレッジゆう」と「北区で子どもの遊び場をつくる会」が共催で行った企画。乳幼児や小学生などの親子連れがたくさん集まり、大盛況だった。
私が興味をもったのは、遊びの仕掛け人がおじさん達という所。昔遊びを楽しんでいるおじさん達の周りに、子ども達が集まってきて、一緒に盛り上がっていた。
仕掛け人の男性にお話しを伺った。「子ども達に楽しんでもらえて、とても嬉しい。今日の企画の前に、子どもにとっての遊びとはと勉強して、桐ヶ丘プレーパークにも参加して実践勉強もしたんですよ」と。この企画の成功の裏には長年のプレーパーク事業の実績が生かされていた。改めて、その重要性を認識した。
育メンならず、「育じい」という言葉が今、出てきている。子どもの遊びを通じて、幅広い世代の方々がつながって行く取り組みが、とても素敵だ。こうした企画を北区も更に拡げて頂きたいと考えているがどうか。
■いろいろな世代がかかわることが重要、 10 月にも飛鳥山公園で企画している。今後も充実して行きたい。
◇◇◇

続いて、高齢者実態調査など、高齢者見守り支援についての質疑を行いました。以下、●質疑、■担当課長の答弁要旨です。

●高齢者失態調査は 9 月 7 日現在、 50887 人、 65.3 %の回答が寄せられている。大変関心が高いと受けとめている。残りは約 2 万人余。ご自分でアンケート記入が難しい方が、本来は支援が必要な方とも言える。そのような方々をどれだけ、丁寧につながって把握できるか、これからが更に大事なアプローチになる。  今後は調査委託会社の方が、研修を受け、声かけ訪問して行くとなっているが、記入が困難、お手伝いが必要と感じられる方については、どのような対応になるのか?
■残り 26000 人位。 3 か月位かけて訪問する。必要な人にはアンケートを読んであげる、記入のお手伝いもしてゆきたい。

●調査の方が一巡して、訪問が必要な方のリストをつくり、地域包括支援センターの方でも訪問して行くとなっているが、対応は?その際、区の職員も大変な方の実態を現場でつかみ、把握するようにしてほしいがどうか。
■ 12 月までに集計したものをエリアわけして、各地域包括支援センターに渡して行く。その際、王子と滝野川の基幹型センターは、区の職員がいるので、そのエリアでは実態把握ができるし、他のエリアの困難事例の方の支援にも入ってゆくようにしたい。職員が現場をつかんでいることは重要であると考えているので、そうした対応をしてゆきたい。

●この間、高齢者への支援、介護保険の調査やケアプラン作成、ヘルパー等のサービス提供、更に、地域包括支援センターも、民間事業者に委託して対応と、 民間と協働して充実をはかるという一面もあるが、区の職員が、直接、区民の家を訪問し、お話も聞き、状態を現場で把握するという機能が、一方では非常に弱くなっているという問題意識を持っている。職員自身が現場に出て、血の通ったコミュニケーション対応を求めたい。
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9月26日(月)
平成 22 年度の北区の一般会計及び特別会計の決算認定の質疑がはじまりました。日本共産党北区議員団は八巻直人、野々山研、永井朋子議員と私の 4 人が決算委員会のメンバーです。共産党の持ち時間は一日の中で、約 1 時間。
何をとりあげるか、 4 人で分担しながら、時間も配分して質疑します。

本日は総務費に関して、共産党は防災計画の見直しや庁舎建設問題、指定管理者制度の問題や見直し、官製ワーキングプアの解決、基幹系システム費に関して等、質疑しました。以下はその要旨です。(●は私、■は担当課長)

●高齢者や障害者、乳幼児など災害要援護者に対応しての避難所として、北区防災計画に「福祉避難所」を位置づけるべき。従来の北区防災計画上は、「二次避難所」としているものが、その役割を果たすことになっているが、東京都の上位計画策定以後に、国においては、福祉避難所という言葉と共に、整備のためのガイドラインが示されている。言葉から受けるわかりやすさという点でも「福祉避難所」という言葉を用いて、整備の充実が求められているが、検討状況について問う。
■ 11 月頃とりまとめる方向。災害対策あり方検討会の検討をふまえ、上位の防災計画との整合性をみながら対応する。

●現在、区の防災計画では、二次避難所として区民センターやふれあい館等の施設が想定されているが、こうした施設には、いわゆる福祉の専門家はいません。実際には、人的手配などを並行して考えないと機能しないと考えるが、この点の位置づけはどうか。
■健康福祉部において、災害時の職員活動マニュアルなど、見直しを行って行く。

●専門家がすでにいる場所と言えば、特別養護老人ホーム、老人保健施設などの入所施設がある。こうした施設を入所者の安全確保を前提としつつ、福祉避難所として位置づけることは現実的ではないか。また通所施設の中でも、入浴や給食設備がある施設は、災害時、福祉避難所としての受け入れができる可能性が高い。通園、通所施設も、福祉避難所に位置づけるよう計画すべきと考えるがどうか。
更に3.11の地震の際、区内においても高齢者デイサービス施設や障害者通所施設、保育園、幼稚園など、その施設に滞在中に地震がおこり、家族の迎えが遅くなり、施設内で待機した状況がありました。こうした事態が今後も想定されるため、通園、通所施設における災害時の避難所的運営のガイドラインが必要であると考えますが、いかがでしょうか。
■実際をふまえて、整備していきたい。

●こうした要援護者の方々を、いざという時に支えるマンパワーの確保が重要。災害時に協力して頂ける、災害時の登録保健師や看護師、ヘルパーなど、区としての人材登録制度、研修などが必要ではないか。
■福祉関連部局と協議して行きたい。
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9月25日-1
(日)
午前中、豊島 8 丁目馬場遺跡公園をフィールドに開催された、「昔遊びとプレーパーク」に行ってきました。

天気にも恵まれ、広場は乳幼児や小学生等を連れた親子連れで大盛況。
私が興味を持ったのは、遊びの仕掛け人がおじさん達という所です。
べえごま、輪投げ、剣玉、めんこ、ビー玉、紙飛行機、紙芝居などの遊びを楽しんでいるおじさん達の所に、子ども達が集ってきて、一緒に盛り上がっています。
プレーパーク定番のかまども出現。
「子ども達に楽しんでもらえて、とても嬉しい」と、ある男性は語ってくれました。
「子どもと共感できる事をやりたいと思っていました。この企画をする時に、プレーパークの方に教えてもらったのが、子どもにとっての遊びの意味や、実際のプレーパーク事業に参加して、実践的な雰囲気を学んだこと。 自分達が楽しむことで、へえ、何それって言う感じで、おしつけではない、子どもの自主性や判断を見守るかかわりが、大事だと感じています。」と、子ども達の笑顔同様、おじさん達の少年のような笑顔がとても印象的でした。

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9月25日-2
(日)
午後は、豊島町ふれあい館で「都・区政報告こんだん会」を開きました。
そねはじめ前都議から、野田内閣をどう見るか?

東日本大震災や原発事故と日本共産党の被災地ボランティア支援について、報告を受けた後、ボランティアに2回参加したNさんが、現地の状況を涙ながらに報告しました。

私、山﨑たい子区議は、区政問題と不安が広がる放射能汚染の問題で、北区が0.25シーベルトを超える地点で除染する方針を区が示したこと、更に、内部被ばくにも対策を講ずることが必要なこと、また原発事故を通じて母親達をはじめ、若い方々が社会や政治に、関心を持って動きだしていて、こうした動きに応えて頑張りたいと報告しました。

懇談では、「区の耐震診断を受けたが手続きが大変。
耐震工事に200万円位かかると言われたが区の補助が低すぎる」「マンションが増え続けているが、防災対策が管理組合まかせになっていないか?自治体との関わりは?」「石原知事の新堕落論が売れているようだが何で?」「台風で銭湯の煙突が倒れたが北区の台風被害は?」「街から銭湯が無くならない様に自治体の援助を」など、意見や要望がたくさん出され、2時間の予定が30分近く延長になりました。 皆様のご要望や意見を、明日からの決算委員会でも生かして行きます。
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9月21日(水)
台風接近で、竜巻注意報が出される中、防災対策特別委員会が開かれ、委員として質疑しました。

今日の委員会のメイン報告は、北区がこれまで実施した放射線測定結果と、それに伴う区施設の対策についてです。
担当課長より以下の報告がありました。

「北区では、公園、校庭、園庭等の 1 カ所測定では 344 カ所実施し、統計的には、 0.08 ~ 0.09 μシーベルトにピーク(平均値)を持つ値、砂場については 238 カ所を 1 カ所測定し、0.09 μシーベルトに平均値を持つ値となった」「その中で、比較的高い値として全体の 0 、 5 %にあたる、公園、校庭などでは、地表 5 ㎝、 0.12 μシーベルト以上で 31 カ所。
1 ㍍で 0.11 以上で 40 カ所。砂場は 5 ㎝で 0.14 以上で 16 カ所、 1 ㍍で 0.12 以上で 25 カ所を選び、 DOSE とアロイシンチレーションサーベイメーターで再測定した。
その結果、飛鳥山公園の多目的広場で、地表 5 ㎝で 0.26 μシーベルト、東田端公園の砂場で、 5 ㎝で 0.29 μシーベルトが測定され、更に、この 2 カ所について、追加測定した結果、東田端公園砂場の 5 ㎝で 0.30 μシーベルトが測定されたため、砂場はシートで覆って、使用を中止した。

今後の北区の対策については、子どもが直接触れて遊ぶ砂場などの施設を中心に、空間線量の再測定の結果で比較的高い数値が確認された地点については、引き続き複数地点での測定を行う。
更に、北区の再測定により、空間放射線量 0.25 μシーベルトを超えた地点は、使用禁止などの対応を行ったうえ、専門業者への計測を依頼し、 0.25 μシーベルト以上が確認された場合は、除染などの対策を実施する。
との方針が示されました。

私は区の方針決定を前向きに受けとめ、今後の取り組みの具体化について、
1、 いわゆるホットスポットとなりやすい雨どい、滑り台の下、側溝、草むら、木片チップなどの場所を「早期に」!!、複数カ所調査し、高い値が計測された時は、区の方針にもとづき、すみやかに除染を実施すること。

2、 豊島 5 丁目団地自治会や北区子どもを放射線から守る会が協力して実施した、団地内の測定結果など、区民からの情報提供にも区が積極的に応えて、再測定と除染対策を行うこと。

3、 0 、 25 μシーベルト以下であっても、比較的高い線量には変わりないので、草木の剪定や側溝の清掃など、回数を増やして、区全体の清掃をすすめること。
を求めました。

北区は「施設管理者や区民との連携もはかり、必要性を確認しながら、すすめてゆきたい」と応えました。

更に私は、今回の区の方針には食品等からの「内部被曝」を防ぐ対策、例えば、給食などの対策は示されていないと指摘し、区の対応を以下に質しました。
「市場に出回ってるものは安全」との区の認識は、保健所長が本会議で答弁した「放射性物質による被曝は、年間 1 ㎜シーベルトで安全というものではなく、低ければ低いほど良いというのが基本」との答弁からみても矛盾している。
国も検査体制は全く不十分、自治体も民間企業も総動員で食品の放射線量測定を行い、情報公開して子どもの内部被曝を防ぐべき。そのために、区で食品の測定器を購入したり、測定業者に委託するなど、一日も早く、検査する体制と手立てを講じるべき。

これに対し、区は「国も対策を打ってきているところであり、区民に情報提供してゆく。
食品の暫定基準の見直しについても、国の状況を注視して行く。
食品の測定器については、様々課題があると認識している。
牛乳については、メーカーに公表を求めているが、区としての検査については、全体の食材とあわせて研究して行く。
子どもの安全、安心の立場にたって、可能なところから対応考えて行きたい」との答弁にとどまりました。

牛乳の検査などは、1検体として委託で数万円程度でできることです。
それすらも、すぐにやろうとしない区の姿勢は全く納得出来ません。 私は「こうした行政の対応の遅さが、親にストレスを与えている」「対応が遅れている間にも、子ども達は内部被曝の危険にさらされている」と指摘し、チェルノブイリ事故後、内部被曝により子ども達への健康被害が明らかになっている反省や教訓を、自治体として、すみやかに生かすべきと強く主張しました。
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9月19日
(月・祝)
本日、明治公園にて「さよなら原発」集会が開催され参加しました。
JR の千駄木駅に降りた途端、ホームは人だかりで、遅々として進まぬ状態。
ようやく駅の改札口をぬけ、これは大変な人だ!!と、飲み物と食料を調達に、コンビニに入ろうとしたら、これまた入場制限状態。品物もほとんど無くなっていました。
すごい!!

明治公園まで行く途中が、すでにデモ行進状態です。







ようやく、公園ゾーンに入るも、集会メイン会場には、もはや入れないと、外周りで待つことになりました。






高尾山天狗さんにも会って、記念撮影。
天狗宣言「原発無用」いいねえ!!

集会での、大江健三郎さん、内橋克人さん、山本太郎さんらのお話は、直接聞けず、ツイッターで見てました。
大江さん「原子力は荒廃と犠牲をもたらす」
内橋さん「安全な原発は可能という安全神話改訂版が台頭しつつある」「さよなら原発、こんにちは命輝く国」
ドイツ環境団体代表「原発からの撤退は、政治的にやるか、やらないか、の問題」
山本さん「すごい、すごいですね。僕の人生も大きく変わった。みんなで生きのびるには原発停止。かわりのエネルギーはある。行動をおこす時です」
集会途中で、参加者は 6 万人と発表。デモに出発できたのは 4 時になっていました。
若い人も、子ども連れも、働き盛りの方も、年配の方も、本当にすごい人達が「原発いらない」の一点で行動したエネルギーに、感動しました。
命を守る社会の転換期にしたい!!
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9月14日(水)
12 、 13 日の本会議に続き、本日は政務調査会最終日。
日本共産党が提案した「放射線対策に関する意見書」は、「放射線対策の抜本的強化と、本腰を入れた取り組みを政府に求める」との結論で、全会一致で提出されることとなりました。
一歩前進です。

けれども、当初、提案した、対策の具体的な内容、例えば、放射線の計測や食品の放射線検査体制の強化、除染センターや、食品計測センターの設置、健診、健康管理体制の構築などの文言を入れる事について、全ての会派の賛同を得られず、文章化に至りませんでした。

国や自治体へのはたらきかけと合わせて、政治的にも賛同を拡げてゆく取り組みが、ますます重要と痛感します。
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9月10日(土)
残暑の続く週末です。
午前中は知的障害者通所施設、「あすなろ園」のお祭りへ行ってきました。

毎年の恒例行事ですが、今年は例年以上に若い方々や、子育て世代のお父さん、お母さん達のボランティアもたくさんいて、活気に満々。
地域の中でのつながりを大切に、障害者の皆様も家族の方々も、施設の職員の方々も、日々、頑張っておられる様子が伝わってきました。

今議会には「親なき後の入所施設を住み慣れた地域に建設してほしい」という、切実な陳情が、保護者会から提出されています。
採択をめざして頑張ります。

午後からは、地域の老人会の敬老の集いに参加。
90 才をこえた皆さんに、お祝いの表彰状が贈られました。
戦争の時代をくぐり、戦後の復興を支え、懸命に生きてこられたお一人お一人の人生に、心からの敬意を申し上げます。
一緒に記念撮影。
写真は手づくり作品展です。
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9月9日(金)
王子駅南口の朝の駅頭宣伝で、高校生に手を振って頂き、なんだかとても嬉しくなりました。

我が家にも 2 人の高校生がおります。
とてもかわいいし、とても憎たらしい。
思春期のまぶしい子ども達。
自分のすすみたい道がみつかりますように。
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9月8日(木)
地域のママさんからリクエスト頂き、浮間水再生センター周辺の放射線量測定に、同僚のながいともこ区議と行ってきました。

測定に先だち、 8 月 31 日には、そねはじめ前都議とながいともこ区議と 3 人で、浮間水再生センターの見学を行ってきました。
その際、汚泥処理は板橋区にある、新河岸水再生センターまで、地下施設を通じて送っていることを確認してきましたが、浮間水再生センター付近の放射線量測定は実施されておらず、測定の実施を要請したところです。

また区議団としても、水再生センターの上で、子ども達がサッカーや野球をしているが、大丈夫か?と、心配しているお母さん達の声に早く応えようと、測定に行くことにしました。
放射線測定機は、クリアパルス株式会社のシンチレーション式サーベイメーター  M r・ Gamma A 2700を使用しました。
行政や学校、企業等で使用されている機種です。(写真参照)

測定結果は、
サッカー場の人工芝ゲート入り口 地上5㎝
0.16
1 ㍍
0.10
サッカー場の人工芝はじ 地上5㎝
0.13
1 ㍍
0.09
野球グランドの側溝付近 地上5㎝
0.11
1 ㍍
0.08
野球グランド隣の草地 地上5㎝
0.10
1 ㍍
0.09

サッカー場や野球場の中まで入ることができなかったのですが、周囲の測定値として参考にして頂ければと思います。
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9月7日(水)
集合住宅にお住まいの住民の方から、住宅周辺の環境整備のご相談があり、早速、現地をみて、お話を伺ってきました。

集合住宅には、高齢者の皆様がたくさんお住まいになられています。
近年、バリアフリーのまちづくりが推進されておりますが、家の外にでて、お買い物に行ったり、病院にかかったりと、生活で往来する生活道路や周辺の整備は、よく利用されている住民の方々のご要望に、きめ細かく対応してゆくことが、とても大事だと考えます。

本日もそうした内容のお話を頂き、早速、北区の関連部署に、ご要望をお伝えし、整備の検討をお願い致しました。
要請書は<<ここをクリック
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9月6日(火)
台風の甚大な被害が報じられ、おちつかない毎日ですね。
これも温暖化の異常気象の影響でしょうか。

台風きませんように、、、。
ついつい祈ってしまいます。

今朝は王子駅中央口で、朝の駅頭報告を行ないました。
「放射線の内部被爆から、子ども達をどう守るか」と題して、専門家の先生をお招きしての講演会企画もご案内させて頂きました。

ご案内は別途参照<<クリックしてください。皆様、是非、ご参加下さいませ。
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9月1日(木)

第 1 回目の政務調査会が開かれました。

共産党区議団からは「放射線対策に関する意見書」と、「子育て世帯の手当てに関する意見書」を提案させていただきました。
最初の方は、国や東京都に、放射線測定や除染、食品の検査体制、住民の健康管理など、速やかで、抜本的な放射線対策強化を求める内容、後者は、いわゆる「子ども手当て」の改正後、すでに実施されている扶養控除廃止により、増税になる影響が出る世帯への是正措置を求める内容のものです。

全会派一致をめざして調整をはかり、区議会としての意見書が可決できるよう、政務調査会長として頑張ります。

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