活動日誌

2009年10月30日(金)

赤羽駅東口地区まちづくり協議会が設立総会

赤羽会館小ホールで「赤羽駅東口地区まちづくり全体協議会」の設立総会が開かれました。

花川区長のあいさつに続き、北区まちづくり推進課からこれまでの経緯について報告、昨年来、地元商店会や町会・自治会、学校のPTAなどからこの地域の将来的なまちづくりについて検討したいとの申し出があり、設立総会を準備してきたことを明らかにしました。そして、赤羽1丁目、赤羽2丁目、赤羽南1丁目を対象とし、地元と北区が地域に愛着を持ち、住み続けられるまちづくりをめざし、まちづくりの勉強会や情報などを交換し、互いに考え行動することで相互理解を深め、赤羽駅東口地区まちづくりの円滑な推進を図ることを目的とする「赤羽駅東口地区まちづくり全体協議会」の発足を提案し、参加者の承認を得ました。

今後、協議会は、東本通り東ブロック、駅前通り北ブロック、駅前通り南ブロックの3部会に分かれて活動をおこない、年1回程度、各ブロックからの報告などを受けて全体協議会が開かれる予定です

2009年10月23日(金)

区民施設の安全管理について北区に申し入れ

日本共産党北区議員団は23日、このところ頻発している区民施設での事故の対応について区長に要請をおこない「区民施設の安全管理に関する緊急申し入れ」を山田副区長に手渡しました。

9月には、赤羽会館で6階機械室・空調設備のコイルに穴が空き、冷却水が大量に漏れる事故が起きました。10月には、建設されたばかりの王子区民センターにおいてエレベーター内の閉じこめ事故が発生。さらに今月20日には、区立特別養護老人ホームの業務用エレベーターで配膳作業中のボランティア女性が落下するという人身事故が発生しました。

人命にも関わりかねないこれらの事故への対応について、「申し入れ」では、(1)事故の原因の徹底究明と情報公開、(2)区内の区民施設、福祉施設におけるエレベーターや電気設備などの総点検の実施、(3)再発防止策の策定と公表、を求めています。

山田副区長は「この間の事故については原因究明を急いでいる。施設の総点検も始めている。原因がわかり次第、すみやかに公表したい」などとのべました。

2009年10月15日(木)・16日(金)

区議会健康福祉委員会で浜松市・北名古屋市を視察

副委員長として私が所属している区議会健康福祉委員会で、1泊2日の視察をおこないました。

初日は新幹線で浜松市へ発達障害支援事業の視察です。浜松市では、発達障害児の早期発見、早期療育に力を入れていますが、その中心となっているのが発達相談支援センター「ルピロ」。ルピロとは水先案内人のことで、子どもの発達に不安を抱く保護者にやさしく接し、励ましながら、療育への道筋を示すという施設そのものの役割をうまく表現していると感じました。「ルピロ」は、支援法にもとづき平成20年6月に開設、相談支援、発達支援、就労支援、普及啓発および研修などの活動をおこなっている。10ヵ月間で寄せられた相談件数は1139件にのぼるといいます。

2日目は北名古屋市に移動し、回想法事業の視察をおこないました。昔懐かしい生活用具などを用い、かつての経験を交流しあうことで脳を活性化させ、心を元気にする心理・社会的アプローチが「回想法」。同市では平成14年度から1クール8回の回想法スクールを年に4クール、一年でのべ40人程度の修了者を生みだしているとのことでした。

回想法で利用するという昭和日常博物館を見学しましたが、タイムスリップしたかと思うほど「昭和」の雰囲気に包まれた空間が広がり、40代の私でも思わず「懐かしい!」とうなってしまいました。こういう光景を目の当たりにするだけで自然に脳が活性化することを、身をもって体験することができました。

視察の成果は、北区政にしっかりと生かしてゆきたいと思います。

2009年10月13日(火)

第20回「志茂まちづくり協議会」に出席

志茂東ふれあい館で第20回志茂まちづくり協議会が開かれ、旧志茂小跡地に整備される公園について説明と協議がおこなわれました。

すでに整備工事は10月5日から開始され、2010年3月中旬に完成予定です。

公園の名称について、この7・8月にアンケートがおこなわれ、395人から回答が寄せられました。これらの中から「(志茂)ゆりの木公園」「(志茂)なかよし公園」「志茂子ども公園」を主な候補とし、11月中旬に開催される次回の協議会で名称を決定することになりました。上記3つ以外にも、当日の協議会で候補名を推薦することができます。

協議会では、ボール遊びのルールなど公園の管理・運営についても協議してゆくことが確認されました。

2009年10月9日(金)

北区議会第3回定例会最終本会議で決算反対討論

北区議会第3回定例会最終本会議で日本共産党北区議員団を代表して、一般会計および国保、介護、後期高齢者医療の各特別会計の認定について反対討論をおこないました。

私は冒頭、先の総選挙で自公政権退場の審判が下され、民主党中心の政権が誕生したことを歓迎するとともに、国民が「ノー」を突きつけたのは、弱肉強食の「構造改革」で貧困と格差を広げるとともに、軍事同盟絶対の外交を続けてきた10年間の自公政治そのものであることを告発。日本共産党が「建設的野党」として区民のくらしと雇用、中小企業の営業を守る区政を実現する先頭にたつ決意を表明しました。

08年度決算に反対する第1の理由として、貧困と格差に苦しむ区民にあたたかい手を差しのべようとしない区の姿勢を指摘。厚労省でさえ「姥捨て山」と認めざるを得なかった後期高齢者医療制度の導入を粛々とすすめ、介護保険事業では「ランク下げ」などによって3年間で給付費を100億円も余らせる異常な運営を続けました。

第2の理由は、国民から見放された「構造改革」路線にしがみつき、「経営改革プラン」の撤回をかたくなに拒む姿勢です。「官から民へ」の掛け声で区の施設を民間に丸投げする指定管理者制度は23区内でも突出の109施設で導入(昨年度まで)。人件費削減で「官製ワーキングプア」を広げ、コンプライアンスもモラルも欠如した民間法人の参入を許すことになりました。

第3の理由は、「区民とともに」といいながら、北区庁舎改築問題で区民意見をないがしろにする姿勢です。区は、総額数百億円にのぼる一大プロジェクトについて、区民や議会の意見に真摯に耳を傾けず、庁内の専門委員会の結論を押しつけようとしています。

第4の理由は、公的住宅の新規建設に消極的で、来年度から区営住宅の家賃値上げを強行しようとする姿勢です。

第5の理由は、いまだに少人数学級にふみだそうとしない消極的な姿勢です。

最後に私は、「核兵器のない世界」への期待が世界的に広がるなかで、北区の「平和都市宣言」をすみやかに〝非核〟宣言にするよう求めました。