活動日誌

2010年8月27日(金)

区議会防災対策特別委員会で堀船水害問題を追及

7月5日の集中豪雨で石神井川がはんらんし、大規模な被害となった堀船地域の水害を議題に、北区議会防災対策特別委員会が開かれました。

最初に、東京都への視察を行いました。都庁では、東京都の河川事業、石神井川の整備状況、7月5日の態勢などについて説明と質疑がおこなわれ、続いて水防災対策室で水防災総合情報システムについての説明を受けました。

その後、北区役所に戻り、視察のまとめがおこなわれました。この中で私は、福島宏紀委員とともに、東京都の委託ではんらん地点の河川護岸を管理する首都高株式会社が作成した「水防計画書」に不備があったことを指摘しました。

同計画書では、水害が起きたときに土のうを積む地点を明記していますが、今回はんらんが起きた場所は、対象外となっていました。私は「5年前の水害の後、都の指導でつくり直した水防計画なのに、今回はんらんのあった最も低い護岸周辺が危険な箇所として認識されていなかった。いわば『的外れ』の計画書で、水害を防ぐ役割を果たさなかったのではないか」と追及しました。

今回の堀船水害は、5年前と同様、「人災」である可能性が高くなってきました。

2010年8月22日(日)~24日(火)

日本共産党全都地方議員研修会に参加

来年4月のいっせい地方選挙にむけて、群馬県水上で泊り込みの全都地方議員研修会(主催・日本共産党東京都委員会)が開かれ、参加してきました。東京で活動する地方議員と候補者ら約300人が一同に会し、じっくりと勉強、交流ができました。

参議院選挙の総括や地方政治の特徴、いっせい地方選挙をめぐる情勢などをテーマにした3つの講義と、小グループに分かれた分散討論会、分科会がおこなわれ、日本共産党が地方政治で果たしている役割がうきぼりになりました。自治体が違えば活動も違うわけで、さまざまな議員の活動に大変学ばされました。

私も「行革」の分科会に参加し、北区の指定管理者制度の問題点などを発言しました。3日間をふりかえって、都内最大の9人の北区議員団の活動にも、あらためて確信をもつことができた研修会でした。

2010年8月20日(金)・21日(土)

第2回生活保護問題議員研修会に参加

2日間にわたり、横浜市健康福祉総合センターで第2回生活保護問題議員研修会(主催・生活保護問題対策全国会議・全国公的扶助研究会)が開かれ、参加してきました。

「基礎から学ぶ生活保護」をテーマに、3つの全体講演、分科会、寸劇と、盛りだくさんの内容。「年越し 派遣村」の村長も務めた湯浅誠内閣府参与は講演で、日本で貧困が広がるしくみをわかりやすく解説し、国 として「パーソナル・サポート・サービス」(個別支援)をモデル実施する計画を明らかにしました。

貧困の打開に向け、研修会で学んだことをしっかり生かしたいと思います。

2010年8月6日(金)

北区革新懇・政治革新を語る納涼のつどいに参加

広島から新幹線で東京に到着したその足で、北区土建会館で開かれた北区革新懇・政治革新を語る納涼のつどいに参加しました。

オープニングは、北区在住の音楽家、河野肇さん(ホルン)、河野啓子さん(ヴァイオリン)による演奏。「愛のあいさつ」や「チャールダッシュ」などの名曲で楽しませてくれました。さらに二期会のメゾ・ソプラノ歌手・森川朋子さんも加わって「アメイジング・グレイス」を披露。大きな拍手が送られました。

記念講演では、「しんぶん赤旗」の記者として活躍中の中祖寅一氏が、参院選の結果と現在の政治情勢について詳しく語りました。

乾杯をして交流会となり、区内の民主団体、労働組合の代表がかわるがわるあいさつ。日本共産党も、そねはじめ前都議と区議団の代表が紹介され、来年のいっせい地方選挙勝利にむけた決意をのべました。

2010年8月4日(水)~6日(金)

「北区議会・憲法9条を守る会」の代表団として広島を視察

広島・長崎に原爆が投下されて65年目の夏。「北区議会・憲法9条を守る会」として、広島を視察し、平和祈念式典に参列することになりました。メンバーは、民主党の林議員、あすか新生議員団の安田議員、日本共産党から中川大一、八百川孝、さがらとしこの各区議と私の6人です。

4日午後の新幹線で広島入りし、この日は平和記念公園すぐそばのホテルで一泊しました。翌5日は、午前中に広島市議会を訪問し、議会事務局の担当者から広島・長崎市長がよびかけている平和市長会議のとりくみなどについて聞き取りをおこないました。昼食休憩をとり、午後には日本共産党広島市議の村上あつ子さんの案内で、平和記念公園周辺の碑めぐりをおこないました。

6日は早朝6時20分にホテルを出発。平和祈念式典会場で受付をすませ、原爆碑に献花、黙とうをおこなって式典の開会を待ちました。私たちが座ったのは「自治体席」。全国からさまざまな自治体の代表が参列していました。

午前8時に式典が始まり、おごそかに進行しました。原爆投下の8時15分に1分間の黙とう。秋葉忠利広島市長の「平和宣言」が終わると、いっせいに鳩が放たれ、会場の上空に飛び立ちました。そして国連トップとして初めて参加した潘基文事務総長のあいさつ。自らの朝鮮戦争の体験にもふれながら、「核なき世界」を一刻も早くとよびかける訴えは、すべての参列者の胸を打ちました。

9時前には式典が終了。世界の大きな変化と核廃絶にむけた責務を痛感しながら東京へと戻りました。