活動日誌

2011年3月23日(水)

花川区長に対し、東日本大震災に関する第2次緊急申し入れ

日本共産党北区議員団として、花川與惣菜太北区長に対し、「東北地方太平洋沖地震に関する第2次緊急申し入れ」をおこないました。

今回の申し入れは、医療・保健など専門チームの派遣や公営宅での被災者受け入れなど10項目で、福島第一原発での事故をうけた放射線被害対策も盛り込んでいます。

花川区長は「すでに対策をとっているものもある。しっかり対応したい」と答えました。

2011年3月21日(月)

革新都区政をめざす会討論集会で緊急報告

革新都区政をめざす北区民の会が討論集会を開催。私は、この間の東日本大震災をめぐる区の対応について緊急報告をおこないました。発言要旨は、以下の通りです。

日本共産党は、国会議員、地方議員を先頭に被災地で救援活動をすすめる一方、全国の街頭から被災者救援募金をよびかけています。北区でも、のべ50ヵ所以上で376万円(20日現在)の救援募金を集めました。党中央は、宮城に続き、福島、岩手にもそれぞれ1000万円を届けました。

党北区議員団は、震災直後から被害状況や安否確認をおこない、翌12日午後には花川区長へ6項目の緊急震災対策を申し入れました。18日の防災対策特別委員会でも、重ねて全力をあげた震災対策を提起しました。6項目の要請にそって、区の震災対策の現状と到達点を紹介します。

【区内の被害状況は】第1は、区内の被害状況を正確につかみ、公表することです。区は17日現在で、けが人、エレベーターとじこめがそれぞれ1人、屋根被害51件、外壁被害46件などの被害状況をまとめましたが、まだ一部にすぎないと思われます。引き続き、被害状況をくまなくつかむ努力が必要です。なお、震災当日の夜、約2000人と発表された帰宅困難者は、午前4時にはピークの5900人となり、区は北とぴあやふれあい館などの施設、小中学校を開放し、毛布や食料などを配るなどの対応をしました。

【相談窓口の開設を】第2は、震災なんでも相談窓口の開設です。震災の被害から計画停電、物不足など心配も多岐にわたっていることから、いわゆるワンストップでの相談窓口の設置を求めました。区としては、それぞれの相談窓口をわかりやすく案内するとしています。

【住宅リフォーム助成は前倒しを】第3は、新年度から実施する住宅リフォーム助成制度を前倒しして、震災被害者にも適用できるようにすることです。区は「新制度内で柔軟に対応」としていますが、6月となっている第1次の募集を4月からとすることや、応募前におこなった修繕にも遡及して助成を適用するなどの方法を提起してゆきたいと思います。

【公的住宅の復旧対策】第4は、都営、公団、公社住宅など被害をうけた公的住宅の復旧対策です。豊島五丁目団地では、約5000戸のうち、1000戸以上で入口ドアが閉まらなくなるなどの不具合がでています。

【被災者への支援】第5は、北区として被災者に対する支援を実施することです。区は、18日深夜、2台のトラックに、クラッカー9千食、アルファ米1万5000食、飲料水3000本、毛布700枚を積み込み、宮城県仙台市若林区に届けました。なお、支援物資については、都庁第2庁舎の窓口でのみ受け付け可能です。

【被災者の受け入れを】第6は、公的住宅での被災者の受け入れを、国や都に求めることです。現在、東京では都営500戸、公社100戸、公団500戸を被災者のために用意しています。区では、介護が必要な被災者に区内9ヵ所の特養ホームで17床を提供できるよう準備しています。

いま、行政も議会も「走りながら」の対応をしています。原発、計画停電、物不足の問題など、さまざまな要望が寄せられていますが、住民のみなさんのご協力を得ながら、全力でとりくんでゆきます。

2011年3月20日(日)

午前中は志茂1丁目の防災訓練、午後は救援募金に

午前中、志茂町公園で志茂1丁目自治会の防災訓練がおこなわれました。私も住民のみなさんと一緒に参加し、消火器操作やバケツリレーに汗を流しました。

午後は、日本共産党都委員会青年学生部の池内さおり氏、党の地域・青年後援会員とともにララガーデンで救援募金の訴え。「早く被災者を助けてあげて」などの激励とともに、3万2000円余の募金が寄せられ、発災後から続けられた募金は、総計30万円を超えました。

2011年3月19日(土)

東日本大震災についての懇談会を開催

午後と夕方の2回、赤羽南の、のの山事務所で震災問題の懇談会を開き、のべ51名の方がたに参加していただきました。

私から震災対策の現状について報告し、そねはじめ前都議、いぬいあきお北区社保協事務局長があいさつしました。参加者からは原発事故、計画停電などへの不安や要望が次々と寄せられました。

2011年3月13日(日)

東北地方太平洋沖地震被災者救援募金をよびかけ

昨日に続き、本日も東北地方太平洋沖地震の被災者救援のための募金を、ララガーデン入口でよびかけました。短時間に8万7039円の募金が寄せられ、昨日とあわせ募金額は10万円を越えました。

まだ被害の全容はわかりませんが、急いで救援募金を現地の必要な方へ届けてゆきたいと思います。

2011年3月12日(土)

北区に緊急震災対策を申し入れ

11日に発生した東北地方太平洋沖地震。刻一刻と被害の大きさが明らかになっています。私は、地震直後から赤羽、志茂の地域を自転車でまわり、安否や被害状況を確認してまわりました。

本日は午前中に、地域の党支部のみなさんとララガーデンに立ち、被災者救援募金にとりくみました。

日本共産党北区議員団は、昨日からの状況をもちより、正午に緊急の会議を開きました。その結果、緊急対策をただちにまとめ、北区に要請をおこないました。

申し入れた内容は、(1)区内の被害状況の報告、(2)「震災何でも相談窓口」の設置、(3)住宅リフォーム助成の前倒し、室内散乱の片付け支援の実施、(4)都営・公団など公営住宅の修繕申し入れ、(5)被災者に対する支援、(6)被災者受け入れへの対応を国、都へ求めること、です。

対応した山田副区長は「区としても迅速に対応している。要請もうけ、できる限りのことをやっていきたい」と答えました。

2011年3月6日(日)

「都区政を語るつどい」で、いぬい区長予定候補といっしょに訴えました

いっせい地方選挙が目前に迫りました。今日は、志茂東ふれあい館で「都区政を語るつどい」を開き、35人の後援会員のみなさんにお集まりいただきました。

最初に、北区長選挙に出馬表明した、いぬいあきら北区社会保障推進協議会事務局長があいさつ。「この4月からねらわれている国民健康保険料の値上げをストップさせましょう」とよびかけました。

続いて、そねはじめ前都議が、都知事選をめぐる情勢を報告し「福祉切り捨ての石原都政から新しい福祉都市・東京に転換するために力をあわせましょう」と訴えました。

私は、高齢化率が1位になった北区で、高齢福祉予算は23区中17位であることをお話しし、「北区がためこんでいる445億円の積立金の一部をとりくずせば、抜本的な高齢者対策がすすみます。9人の日本共産党北区議員団は、衆議院になおせば100議席に匹敵する力で、特養ホームの待機者ゼロ、地域包括支援センターの職員倍加、24時間の高齢者見守りシステムの実現にむけて全力をあげます」と訴えさせていただきました。

また、JR赤羽駅の改修問題や赤羽公園の遊具撤去をめぐる問題についてくわしく報告し、「どんな問題でも住民のみなさんの声を大切にし、区民の声で区政を動かしてゆきます」と訴えました。

参加者のみなさんからは、「テレビで『老人のネットカフェ』をとりあげ報道していたが、北区にもこういう施設があるのか」「元気ぷらざのサービスが悪くなったように感じるが、民営化と関係があるのか」「区役所庁舎改築問題はどうなっているのか」など次々と質問がだされ、一つひとつについて、ていねいに答えさせていただきました。

会場には、故・大澤榮一さんの絵画や、女性後援会のみなさんの手作りキルト、つるしびななどを飾っていただき、華やいだ雰囲気になりました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。