活動日誌

2011年6月30日(木)

「区政報告のつどい」で議会と石巻ボランティア報告

赤羽会館小ホールで、日本共産党志茂・赤羽後援会主催の「区政報告のつどい」が開かれ、33人が参加しました。

最初に、私がスライドを使いながら、終了したばかりの北区議会第2回定例会について報告。日本共産党区議団の4次にわたる区長への要請や、議会での論戦をつうじて、住宅リフォーム助成制度や家具転倒防止器具の無料取り付け事業が大きく拡充されたことを紹介しました。

また、子どもをもつ親などからの不安にこたえて、北区に区内の放射線量測定を開始させたことを報告。原発からの撤退と自然エネルギーへの転換を議会で求めたのは、日本共産党だけだったことをお伝えしました。

続いて、そねはじめ前都議が原発問題や石巻市への震災ボランティア活動について報告。参加者からは、赤羽岩淵中学校新校舎建設、国保料の値上げ、JR赤羽駅改修、赤羽公園の遊具などの問題について、活発に質問が寄せられました。

今回の議会本会議で、当選後の初質問を立派に果たした、ながいともこ議員もかけつけてくれ、参加者にごあいさつしました。

2011年6月22日(水)

(仮称)志茂3丁目公園整備工事 設計説明会

日本化薬研究所跡地を買い取って、北区が整備をすすめている(仮称)志茂3丁目公園。これまで、志茂まちづくり協議会や、公園づくりワークショップで検討を重ね、今年度の整備工事にまでこぎつけました。

今回の説明会は、工事の説明会だと思いきや、司会者の区職員から「整備計画が変更になったので報告します」とのこと。防災倉庫の位置や樹木型遊具の高さなどの変更はよかったのですが、これまでのワークショップで「できる限り残す」となっていた既設樹木を、すべて撤去するとした変更には参加者から大きなクレームが。移植が困難、施工の支障になる、枝が越境している、などの理由ですが、「今になってなぜ?」というのは私も感じた点です。

結局、現在の樹木を撤去する代わりに、新しい樹木を植える計画を提示することをふくめ、再度説明会を開くということで事はおさまりました。

私が、背もたれベンチがスツール(擬木の丸太)に変わったのはなぜか、と聞くと、「予算上の都合」とのこと。事情は理解したいものの、ゆったり座れない公園というのもどうかと思ってしまいました。今からでも間に合うならば、再検討をお願いしたいと思います。

2011年6月19日(日)

北区聴覚障害者協会創立60周年記念大会 倍賞千恵子さん、さくらを語る

北とぴあで北区聴覚障害者協会創立60周年記念大会が開かれ、来賓として参加しました。

記念講演では『男はつらいよ』シリーズで、寅さんの妹「さくら」役を演じ続けた倍賞千恵子さんが、生まれ故郷の北区、SKD(松竹歌劇団)での日々、本当の兄以上に慕ってきたという渥美清さんの思い出などを1時間にわたって語りました。

また、ヒット曲の「下町の太陽」や「上を向いて歩こう」を熱唱、聴覚障害者ら参加者から大きな拍手をうけました。

2011年6月15日(水)

赤羽岩淵中学校新校舎建設についての近隣説明会

旧岩淵中学校跡地に建てられる赤羽岩淵中学校新校舎の建設についての近隣説明会が開かれ、参加しました。

整備コンセプトは「まちと歩む学校」ということで、隣接する赤羽スズラン通り商店街との共存共栄を意識したつくりになっていることが紹介されました。校舎を商店街のある北側にまとめ、プールは屋上に。その分、校庭が広くとれる設計となっています。

ただし参加者からは、工事に関してかなり厳しい意見が出ました。「砂ぼこりが飛ばないよう、校庭を土にするのはやめてほしい」「昨年の大雨では校庭から水が流れ出し、民家の方にやってきた。水害対策をしっかりとってほしい」「道路のジョイント部分が大きな振動をもたらすので、校舎の建設にあわせて道路の工事もやってほしい」などなど。

この地域の周りでは、現在すでに野村不動産の高層マンション建設、ダイエーの建て替え、伊藤忠マンション(日産跡地)建設など大規模な工事が目白押しです。騒音、振動に過敏になっている住民のみなさんの意見だけに、区としてもしっかりとした対処が必要になってくると思います。

ともあれ、2014年春の開校にむけて、子どもたちに夢を与える校舎が滞りなく完成することを祈るばかりです。

2011年6月11日(土)~12日(月)

宮城県・石巻市で3日間の震災ボランティア

そねはじめ前都議、日本共産党北地区委員会の代表らと私、総勢6人で宮城県石巻市を訪れ、震災ボランティア活動に参加しました。今なお多くの方々が避難所生活を送っている被災地。支援が待たれていることを痛感しました。

震災からちょうど3ヵ月目にあたる6月11日に石巻入り。その日は、日本共産党の救援対策センターで打ち合わせをおこないました。

翌12日には側溝の泥出し作業に。コンクリートの蓋を開け、津波によってたまった大量の泥をかき出す力仕事ですが、人海戦術で2区間をやりあげました。

その後、壊滅的な津波被害をうけた沿岸部の現地調査へ。見渡す限り瓦礫が広がる惨状に、言葉を失いました。

13日は、被災した集落へ食料や日用品などを無料で届ける「物資お届け隊」の活動に参加。トラックに積み込んだ品物が、30分ほどですべてなくなりました。物資を取りに来た年配の女性は「津波で車も家も壊れ、3ヵ月経つのに自宅の風呂に入れないのが一番つらい」と話してくれました。

2011年6月6日(月)

花川区長へ東日本大震災に関する第4次申し入れ

日本共産党北区議員団として、花川区長に対し東日本大震災に関する第4次申し入れをおこない、放射線被害への対応、震災対策支援事業の拡充、節電対策、避難者への対応など10項目を要請しました。

とりわけ、福島第一原発の事故による放射線被害については、子どもをもつ保護者らから不安の声が多数寄せられており、北区としても測定器を購入し、学校や保育園などでの測定結果を一日も早く公表することを求めました。日本共産党の都議団と北区議団は、それぞれ独自に測定をおこなっています。

2011年6月6日(月)・7日(火)

第2回定例会にむけて、箱根で党議員団の研修会

まもなく、改選後初の区議会定例会がはじまります。新人2人を加えて新しくなった9人の日本共産党北区議員団のメンバーで定例会に向けた準備をすべく箱根にいってきました。

今回の議会では、東日本大震災の救援・復興、原発事故への対応、北区防災計画の見直しなどが大きな柱になります。本会議質問の組み立てや原稿チェックなど、集団の力を発揮して集中した仕事にとりくんだ研修会となりました。

この研修会の成果は、ぜひ第2回定例会でご覧いただきたいと思います。

2011年6月5日(日)

東京土建北支部の住宅デーを見学

毎年恒例の東京土建北支部住宅デーが区内各地で開かれました。私は、赤羽公園で開かれた会場へ足を運び、見学させてもらいました。

焼きそばやいそべ焼きをいただきながら、掘り出し物はないかとバザーにも顔を出し、工作コーナーでは、大工さんたちが器用に木材を切り植木箱やまな板をつくる姿に感心。今年は北区ではじめて住宅リフォーム助成制度ができましたが、職人さんたちの仕事がどんどん増えてゆくよう期待しています。

東京ほくと医療生協のみなさんも健康チェックのテントを出し、参加者の血圧などを測っていました。

2011年6月2日(木)

被災地調査報告と講演 日本共産党北区議員団が緊急集会

北とぴあで日本共産党北区議員団が主催する「被災地調査報告と講演 6・2緊急集会」が開かれました。最初に、さがらとしこ区議、山崎たい子区議、ながいともこ区議の3人が5月連休明けにおこなった東日本大震災の被災地調査をスライドで報告しました。

続いて、日大専任講師の野口邦和氏が「放射線からどう身を守る」の演題で、原発事故による放射線の影響について講演。子どもをもつ保護者らから「水や食物への影響は」「プールの水は大丈夫か」などの質問が次々と寄せられ、野口氏がていねいに答えました。