日本共産党北区議員 山崎たい子
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2018年

9月30日(日) 新時代沖縄を切り開く、希望の力
夜中、ごうごうと鳴り響く台風の風を体感しながら、本日投開票の沖縄県知事選挙の結果を、ドキドキしながら見守った。

玉城デニー氏当確!の報が、スマホの画面から目に入った途端、目の奥がカッと熱くなった。

最終結果は、玉城デニー氏396632票、佐喜真淳氏316458票で、80714票の大差がついた。

投票率は、63.24%で、前回より0.89%下がったが、台風24号が直撃するなどの中で、玉城デニー氏への得票が、2014年の翁長氏の360820票を超え、県知事選挙として、過去最高の得票数になったとのこと。本当に凄い!歴史的な選挙結果だ。

故翁長知事が最期まで執念を燃やした、「辺野古埋め立て承認撤回」、辺野古基地建設反対の民意を、全く無視して、強権政治をすすめてきた権力に対し、沖縄の人々が、主権者の力で、団結して跳ねのけた。

子どもたちに、基地を押しつけてはならない。基地に頼らない、豊かな沖縄の経済発展を。新時代沖縄を切り開いた力は、日本の未来を切り開く力でもある。

私たち一人一人が、沖縄の決意と覚悟に応え、共に歩み、力を尽くそう。
しんぶん赤旗2018年10月1日号

しんぶん赤旗の記事はこちらをご覧ください。

9月28日(金) 沖縄に連帯
久しぶりの青空、爽やかな秋風。
今朝は王子駅南口でごあいさつ。台風迫る沖縄に、心から連帯し、たい子レポートを配布しました。

駅から出てきた男性から、「あの一党独裁を何とかならないのか」と話しかけられました。

私「どちらのことですか?」男性「自民党だよ。ど~してこんなふうになっちゃったんだろうね~。」「みんな元気ないよね。頭すっきり、心おだやかに、そして、一番大事なのは、勇気をもつこと。がんばってね~」と。
私「はい。ありがとうございます!!」朝から、エールを頂きました。
王子駅南口でごあいさつ 左:山崎たい子区議

9月23日(日)
その2
美ら海 平和で豊かな誇りある沖

沖縄県内の医師、歯科医師140人が、23日付沖縄タイムスと琉球新報に、 「私たち医師は「撤回」を支持し、辺野古新基地建設に反対する翁長県知事の遺志を受け継ぎ、誇りと尊厳ある沖縄を築こう」と訴える意見広告を出した。

22日の「オール沖縄」の大集会には、8000人もの人々が集った。
「平和と経済を両立させる」「辺野古に新しい基地は絶対に造らせない」「普天間基地は、閉鎖・返還」「日本政府から、アメリカから、沖縄をウチナーンチュ(沖縄県民)の手に取り戻す」と。

沖縄には、在日米軍基地の7割もが集中し、基地周辺では、騒音、墜落事故、米軍による性犯罪などが、日常にあるくらしを強いられている。これ以上、新たな基地はいらない。基地にたよらない、沖縄の振興をとの願いは切実だ。

県民は何度もその民意を、幾多の選挙でも示してきたが、日本政府は耳をかさず、強権的に基地建設を進めている。これで民主国家と言えるのか。地方議会に身を置く私自身も、大きな憤り、怒りを感じている。

オール沖縄の大集会では、故・翁長知事の妻、樹子さんも訴えた。「たった140万人の1%しかない沖縄県民に「オールジャパン」と称して、政府の権力を全て行使して、私たち沖縄県民をまるで愚弄するように押しつぶそうとする。民意を押しつぶそうとする。」「日本政府は、県民の心に1ミリも寄り添おうとしない。私は譲りたくはありません」「私たちウチナーンチュの心の中をすべてさらけ出してでも、マグマを噴き出させてでも、必ず勝利を勝ち取りましょう」と。

沖縄の背負ってきた歴史、現実を思うとき、その言葉の重み、深さに、心を震わさずにはいられない。その言葉は、日本中の私たち一人ひとりにも、
問うている言葉だ。

日曜日の夕刻、「憲法壊すな!総がかり行動北区実行委員会」の皆様と、東京北区の地からも、連帯の声をあげました。

美ら海 平和で豊かな誇りある沖縄  右:山崎たい子区議 美ら海 平和で豊かな誇りある沖縄
美ら海 平和で豊かな誇りある沖縄

9月23日(日) 北区消防団点検
残暑の日差しが照り付ける中、平成30年度北区消防団点検が中央公園で開催されました。

区民の皆様の災害への心配、不安が募っている今日、日夜、消防操法、救護訓練に研鑽している消防団の皆様の活動を目の当たりにし、本当に心強く、頭の下がる思いでした。

本日は大変、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
北区消防団点検 北区消防団点検
北区消防団点検 北区消防団点検
北区消防団点検

9月22日(土) 私と身体と社会の関係
北区男女共同参画活動拠点スペースゆうで開催された、北区さんかく大学の連続講座を受講しました。

第1回目は、私と身体と社会の関係がテーマ。明治大学情報コミュニケーション学部准教授、同ジェンダーセンター副センター長の田中洋美さんが講師です。

冒頭、今日のポイントは3つ。
①身体は自然ではない。②ジェンダー化されている。③いろいろ問題がある。とのご案内。

最期まで講義を聞いて、その意味が少し、理解できたような気がしました。

自分の身体は自分のもの、と普通に感じていることが、本当にそうなのか?実は、思い込みがあるのでは?何かの影響、すりこみがあるのではないか?文化的に、社会的につくられているものではないか?まわりから言われて、期待されて、役割があって、社会規範、行動規範の中で、メディアによって、様々に作りこまれているのでは?個人の生き方、あり方に影響を与えるものでは?との指摘。

「なるほど~」と、自分の身体、自分自身を見つめなおし、周りの人に対するまなざしを問い直す機会となりました。

そう考えると、いわゆる女性に対するメッセージは、可愛く、美しく、若くて痩せていて、出しゃばらず、セクシーで、、、、って多くない?

度を越えれば、水着姿で挑発的なポーズ、女性の人間性を貶めるような写真や週刊誌が、コンビニでも売られ、日常的に子どもたちも目にできるって、ホントにどうなの~!
私と身体と社会の関係

9月21日(金) 障害児福祉にかかわって45年
午前中、社会福祉法人つみきの皆様と懇談しました。同法人は、障害児保護者の皆様が自ら運動し、子どもたちに必要な福祉サービスを形にしてきた、45年にわたる実績のある法人で、昨年、社会福祉法人を取得しました。

現在区内には、8つの拠点施設が設置され、障がいがある就学前の子どもたちの通所サービス、学齢期の放課後デイサービスなど実施しています。

本日の懇談では、就学前の子どもに対して、保護者の皆さんも、まだまだ、こどもへの理解や向き合い方、関係をつくっていくことに、心配や不安が大きく、そうした保護者の相談や支援も含め、関係機関、専門家が連携をとり、情報を共有し、子どもと保護者を支えてほしいとのご要望を頂きました。

学齢期の子どもに対しては、例えば発達障害のある子どもの相談、保護者はどこに相談すれば良いのか悩みが多い。親子関係だけでは対応が難しく、どうしたら良いか悩んでいるうちに、子どもが不登校になってしまうということもある。

総合相談窓口の設置や、発達障害に対しての専門相談を充実させ、必要な専門家の支援が届くように、学校へのつきそいなど移動支援も拡大してほしい。

また、医療的ケアや重度重複障害、行動障害がある子どもが利用できる放課後デイサービスや、ショートスティを実施してほしいとの、切実なご要望を頂きました。

北区では、就学前、学齢期を通して、医療的ケアが必要な子どもたちは約50名、重度心身障害児は約100名程度いらっしゃると言われています。

そうした子どもたちへの対応には、看護師をはじめとした医療スタッフ、専門職の確保や、車いすでの対応もふまえた施設面積など、安定的な運営に大きな課題があります。

今後、施設、福祉サービスを整備していく上で、北区が公的責任をしっかりと果たしていくよう、求めていきたいと思います。

9月18日(火)
その2
保育の質の向上のため、保育士など処遇改善を
午後からは、北区の私立保育園園長会の皆様と懇談。
北区が認可保育所を中心に待機児解消を進めていることを評価しつつ、保育の質向上のため、更なる保育士などの処遇改善、保育士確保に尽力してほしい旨、ご要望頂きました。

とりわけ保育士確保においては、各園とも相当な困難を抱えており、求人情報サイトの登録や斡旋手数料に、数十万~百万円がかかるとのこと。「北区として、就職奨励金や就職準備金など、補助制度を実施してほしい」とのご要望は切実でした。

最低賃金すれすれの産休代替職員の賃金引き上げ、夏休み中の夏季アルバイト補助の復活、事務量の増大に対応する事務職の常勤配置など、いずれも当然のご要望です。

また、昨今、アレルギー児や外国籍児童も増え、現場では、細やかな神経を使いながら対応しており、専門家の巡回指導や対策への補助も要望頂きました。

長年、保育士処遇をおさえながら、規制緩和で対応してきた、国や都の政策のツケが、保育園需要の増大を前に、付け焼刃的な対応にならぬよう、根本的には、
保育士配置基準の改善、保育園の11時間開所に伴う公定価格の大幅引き上げも重要です。

20日からはじまる決算委員会の初日、総括質疑の中でも、私立保育園園長会のご要望をとりあげ、保育の質の向上を求めます。

9月18日(火)
その1
身寄りのない高齢者などへのエンディングサポート
区内団体の皆様との予算懇談会、午前中は「行政書士会北支部」の皆様から、お話をお伺いいたしました。

党区議団へも、一人暮らしの高齢者からのご相談が、年々増えています。その中には身寄りのない方や、家族がいても事情によりかかわりが持てない方もいらっしゃいます。

そうした方々は、入退院や転居などの際の保証人や緊急連絡先、病気になったり、自分で判断ができなくなった時、行政の窓口で書類を依頼する時、万が一、亡くなった際の葬儀や遺品の整理など、様々な不安や心配をお持ちです。

行政書士会の皆様からは、高齢化率が25%を超えている北区で、高齢者が今をより良く生きるために、エンディングサポートをする部署を設置し、行政書士会とも連携して、不安をお持ちの方々の支援を行う事業実施へのご要望を頂きました。

私どもも、大変、重要な提案であると認識しており、懇談では課題の共有がすすみました。専門家の皆様の力もお借りし、一人1人の区民に寄り添い、最期まで安心して生きられる北区となるよう要望していきたいと思います。

9月15日(土) 子ども食堂「応援」フェスティバル
北区内にも20箇所を超えて立ち上がった「子ども食堂」社会福祉協議会もかかわって、「子ども食堂ネットワーク」が作られています。

その「子ども食堂ネットワーク」と、北区の青年会議所の皆さん、北区社会福祉協議会が共催して、子ども食堂応援フェスティバルが、飛鳥山公園を会場に開催され、親子連れの参加者で賑わいました。

会場では、子ども食堂の紹介ブース、立ち上げ相談や募金、フードドライブなどのコーナーがあり、それぞれPR。私も関係者の皆様にご挨拶しながら、「地域の中に、子ども達の安心できる居場所を作りたい」とのお話を伺うことができました。

地域の皆様の頑張りにも励まされ、子どもが豊かに育つ、安心の子育てができる北区を、社会保障としても充実させていくために頑張ります。
子ども食堂「応援」フェスティバル 子ども食堂「応援」フェスティバル
子ども食堂「応援」フェスティバル 子ども食堂「応援」フェスティバル
子ども食堂「応援」フェスティバル 子ども食堂「応援」フェスティバル

9月14日(金) 生活保護費横領事件にかかる再発防止策について
本日開催の健康福祉委員会において、北区より、「区職員による生活保護費横領事件にかかる再発防止策などについて」との報告があり、山崎たい子委員、福島宏紀副委員長が質疑しました。

北区より報告された、検討結果報告書は、7月より、外部識者を交えた「再発防止検討委員会」を開催し、取りまとめたものです。(内容は北区の公式HPを参照)

私、山崎たい子は健康福祉委員会の委員にて、本会議の宇都宮章議員の代表質問に続き、以下の4点の角度で質疑しました。
  1. 住所不定チームの廃止とその後のや対応や職員体制について、
  2. 金銭管理、実務について
  3. 無料低額宿泊所の対応について
  4. 今後の対応について
質疑要旨は、別途ご参照ください

引き続き、2元代表制の役割を自覚し、生活保護行政の抜本改善、区民の区政への信頼回復のために取り組んでまいります。

9月10日(月)
その2
予算組み替え提案の威力
党区議団は、区民の切実な要望実現のために、4年続けて、北区の予算案に対する「予算組み換え提案」を行い、その後の議会でも、くり返し取り上げています。

それは、議案提案権を持つ議員団として、区民から付託された力をいかし、野党会派であっても、区民要望実現にむけ、責任を果たしていきたいとの取り組みです。

その予算の組み換え提案は、残念ながら、与党会派により多数で否決されるものの、その内容の一部は、例えば、認可保育園の増設による待機児解消、就学援助の入学準備金前倒し支給、子ども食堂への支援など、これまでも、年度内の補正予算や次年度予算の中で、北区当局の提案にいかされ、実現の運びとなってきました。これは、紛れもない事実であり、野党会派としては、まっとうな成果だと自負しています。

今議会の補正予算案でも、就学援助の入学準備金増額が示されましたが、今年度の予算組み替え提案で要望していた項目でもあります。子育て世代への経済的支援として朗報であり、私も本当に嬉しいです。

与党会派も野党会派も、区民要望実現にむけ、行政当局に対し、それぞれの立場から切磋琢磨する姿は、区民から見ても、喜ばしいのではないでしょうか。

しかしながら、本日、公明党の代表質問にたった坂口議員は、就学援助の入学準備金前倒し支給を例にあげ、(共産党の)「予算組み換え提案により実現したのか」と、わざわざ質問し、区長に「実現したものはありません」旨、答弁させました。
私はとても意地悪な質問だと感じました。

党区議団の予算組み替え提案が、よほどしゃくにさわるのでしょうか。これは公明党に、よほどささっているのだな~と、その威力を実感しているところです。

9月10日(月) 豪雨、地震、酷暑などから、 区民のいのちを守る防災対策を
本日より、本会議代表質問がスタート。
区議団からは、宇都宮章議員が質問。

防災対策では、荒川決壊などの大規模水害に対し、堤防強化や避難行動・避難経路の区民周知を求めました。

区では、「荒川洪水ハザードマップの配布と共に、10月には、避難経路を加えた土砂災害ハザードマップを、全世帯に配布予定」との答弁。

党区議団が前議会で求め、新設された、民間の「ブロック塀の安全対策」は、1ヶ月の間で、「アドバイザー派遣が約20件、助成制度は約10件の事前相談がきている」「一層の周知に努める」と答弁。

酷暑の熱中症予防については、高齢者世帯などへのエアコン設置や電気代補助などの要請に対し、「今年度の状況を検証し、来年度にむけた取り組みの中で、検討していく」
生活保護世帯への夏季加算の実施については、「必要に応じ、特別区長会を通して国に要望」との答弁を得ました。

引き続き、施策の充実にむけ頑張ります。

宇都宮区議の質問はこちら

9月6日(木) 北海道で最大震度7の地震
朝早く、「北海道は大丈夫?」と、家を出ている息子から連絡あり。TVをつけると、震度6強の地震との報道。山ごと崩れている映像。札幌市でも液状化で、道路が陥没、家が大きく傾き、泥が流れ込んでいる様子が、映し出されていた。

急いで、ひとり暮らしの母に電話。
元気な声が聞こえ、ほっとひと安心も、「電気がつかない」とのこと。
全道的に停電の様子、そんなことがあるのかー。兄弟家族にも連絡がとれ、無事を確認。

見守るだけしかできず、一刻も早い復旧をと願うばかり。

酷暑災害、豪雨水害、地震、、、、。災害列島日本とも言える状況を前提に、防災、減災に努めていかなければならない。

危険な原発は、ただちに廃炉。エネルギーの分散化、地産地消へ。日常的に防災、福祉施策の充実を。

大型開発の無駄づかい、軍事費に莫大な税金を投入している場合ではないのだ。
北海道で最大震度7の地震

9月5日(水) 障害者団体の皆様と懇談
本日の予算要望懇談は、重度身体障害や精神障害にかかわる2つの団体から、お話を伺いました。

いつもながら、ご要望はどれも切実、まったなしのものばかりです。

とりわけ、親御さんの高齢化による、障がい当事者の地域生活の保障。

具体的には、区内にグループホームや入所施設を、一刻も早くつくってほしい。

公共住宅や民間アパート入居など、住宅と自立生活の支援のご要望は、北区における喫緊の課題です。

スピード感を持って対応して欲しいと、北区に求めていきたいと思います。

9月4日(火) 建設業界の皆様と懇談
来年度の北区予算要望に向けて、区内団体との懇談がスタートしています。

本日は、建設業関係の2つの団体から、お話を伺わせて頂きました。

現在の建設業界は、オリンピック準備工事に、人手も資材もとられており、北区の公共工事などを進めるにあたっては、様々、ご苦労がある様子が語られました。

公・民共に適切な積算、入札の公平性や透明性の確保、現場の職人さんの賃金や労働条件を保障し、良質な工事が出来るように、頂いた具体的なご要望を、北区へも伝えていきたいと思います。

9月3日(月)
その2
いつだれが子どもに性を伝えるか
都内で開かれた学習会に参加しました。仕事が遅くなり、かけつけた時には会場は超満員。超党派の国会・地方議員も多数、参加していました。

おりしも、東京都の教育委員会が、「性の手引き」を14年ぶりに改訂するとの報道もあり、世論、関心も高まっています。

東京の子ども達をとりまく環境や実態から出発し、子ども達が自分のからだを知り、守り、人生を選択できる力を育む教育が、切実に求められています。

乳幼児からの性の学び、学校教育では、性交、妊娠、中絶なども、性の多様性、
人権、関係の平等性を基盤にして学べるように、東京都の「性教育の手引き」や、
学習指導要領の改正が必要と、改めて感じました。
いつだれが子どもに性を伝えるか 学習会、j左:山崎たい子区議、右:吉良よし子参院議員
吉良よし子参院議員(右)も参加
いつだれが子どもに性を伝えるか

9月3日(月)
その1
北区の障害者雇用について
障害者雇用をめぐり、中央省庁の機関が、法定雇用を水増ししていたことが発覚し、北区の現状を、区に確認しました。

障害者の法定雇用率は、今年度から2.5%に引き上げられています。「北区の場合は、年度中に退職者があり、今年は2.39%」

「職員は23区採用にて、障害者枠で採用する際、手帳で確認しているので、水増しはない」

「厚労省のガイドラインにそって、年末調整時、障がい者控除など、本人に確認している」

「欠員が生じた時の対応は、年度途中の採用も大変なので、今後の課題である」とのことでした。

新聞報道によると、23区では、葛飾区が3.29%と最も高い雇用率であり、当区は「区長会がかかげる目標3%を超えるよう意識し、下回りそうになれば、障害者を採用してきた(人事部)」とのこと。

北区も障害者雇用の促進にむけ、仕事内容、職場環境の整備や、目標達成のための計画的採用など、更なる努力を求めていきたいと思います。

9月2日(日) 女性の居住・貧困セミナー
東大で開催された第34回住宅セミナーに参加。今年のテーマは、女性の居住・貧困に焦点をあて、日韓の共同開催セミナーとなりました。

講演1、和光大学の竹信教授からは、2,012年の調査でも、20歳~64歳の単身女性では32%が貧困、65才以上は47%、シングルマザーは58%

その背景には、男性世帯主依存型の経済、年金(女性の低年金)も雇用(非正規化)のジェンダーギャップがある中、「持ち家」の外にいる、女性の住まいの対策が重要と指摘。

講演2、立教大学の稲葉准教授からは、昨年の東京都の調査により、マンガ喫茶やネットカフェなど含め、住居喪失者は都内4000人。20~30代の5割は、月収11万4000円のワーキングプア。4割にホームレス経験あり。

入居に必要な、敷金、礼金など、初期費用20~30万円が、用意できないと。

3000人のハウジングプア、相談にのってきた経験から、住まいを失うことによって、住所を失う。求職活動が困難、公的サービスから排除される。精神的なダメージ、人間関係も喪失になど、社会的な影響ははかりしれないと強調。

一方、生活保護世帯の52%は高齢者世帯。うち9割は、単身高齢者。年金だけでは生活できない。生活保護水準の生活の人、2017年400万人。今後、10年で100万人増えると言われている。住宅政策、年金政策の失敗のツケがきている。

住居を喪失した困窮者への生活支援、公的住宅の拡充、民間賃貸住宅の活用が必要。ハウジングファースト、まず住まいを確保し、生活支援を組み立てていく必要性を指摘しました。

韓国からは、今年に入ってから、20歳以下の世帯への50%家賃補助、子どものいる低所得世帯に、保証金400万ウオンと、50万ウオン程度の家賃補助。
法人、個人会社への共同生活家賃補助、などの制度がスタートしたこと。

母子世帯への住居支援で、シェアハウスをつくって、子育て、教育、仕事などを、共同でケアサービスもフォローしようという取り組みもはじまっていることが
紹介されました。

講演会、討論交流会を通じて、憲法25条、健康で文化的、最低限度の生活保障は、住宅、住まいが保障され、全体に底上げされていく必要があると実感。

住まいは自己責任の発想、政策を転換し、ハウジングファーストの立場で、施策の推進が必要。

北区での住宅セーフティネット法改正の具体化について、居住支援協議会を早期にたちあげ、北区の関係部課、民間不動産業界、権利擁護や生活支援に関わる、社会福祉協議会、行政書士会、福祉団体、NPO法人などなど、関係者と共に、支援のネットワーク、しくみづくりを構築していくことが早急に必要と感じました。
女性の居住・貧困セミナー 女性の居住・貧困セミナー
女性の居住・貧困セミナー

9月1日(土) あすなろ祭り
北区立あすなろ福祉園(社会福祉法人育成会が 指定管理者受託)のお祭りに伺いました。 利用者さんはオレンジ、職員の皆さんはグリーンのお揃いのTシャツを着て、気合い充分(^^)

保護者会や地域の皆さん、学生ボランティアさんも、たくさん応援にかけつけ、大賑わい。毎回、楽しいひと時です。

私もバザーで「あすなろ茶」やバスタオルなどお買い物、食堂では「カレーライス」を美味しく頂きました。今年のステージでは、大学生さんの若々しい、エイサーも披露されました。

地域の中で、共に手をたずさえ、共生社会を築いていきましょう。
あすなろ祭り に参加した山崎たい子区議 あすなろ祭り
あすなろ祭り あすなろ祭り
あすなろ祭り あすなろ祭り
あすなろ祭り  
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