日本共産党北区議員 本田正則
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2011.10.28
滝4小、中里保育園つぼみ分園、堀船小で
0.25μSv以上再検出→除染
外部被曝対策進行中
 北区は25日から、287の子どもが使う施設の各5地点で再測定を開始。25日測定の22施設中以下の3施設、4地点で0.25μSvを検出し除染を実施しました。

@滝4小校舎
東側入り口付近昇降口雨樋下コンクリート:0.31μSv→洗浄→0.25μSv→立入禁止
★→近々再洗浄の予定、

A中里保育園つぼみ分園
@)昇降口前排水溝コンクリート:   0.27μSv→洗浄→0.14μSv
A)一歳児保育室前コンクリート:   0.28μSv→洗浄→0.16μSv。

B堀船小学校
体育館渡り廊下の雨樋付近土:   0.33μSv→表面洗浄→0.17μSv

内部被曝対策も進めながら 原発ゼロと自然エネルギー促進を
 外部被曝は主にγ線です。これは測定しやすく、測定線量に応じた影響が出ます。内部被曝の場合は、α線、β線が、γ線以上に多数の細胞に生化学的異常を引き起こしますが、測定不能です。
 内部被曝を避けるには、α線やβ線をだす放射性物質を体内に取り込まないようにするしかありません。食べ物や飲料水のγ線測定を行い、線量が高ければ核種分析を行って、α線やβ線を出す放射性物質を含んでいないかどうかを確認すべきです。
北区内に早く、食品の測定センターを置くように運動を強めましょう。
 あわせて、自然エネルギーを各家庭に取り付ける運動を進め、原発不要の状態を作りながら、原発ゼロの運動を強めましょう。
市場原理主義は世界中で失敗
TPPへの暴走ストップを
各国で政府促進でも国民は批判
日本でも批判高まる
2011.10.21
内部被曝はなぜ恐ろしいか
日本共産党北区議員団が学習講演会
 11 日、北とぴあ・ペガサスホールで、日本共産党北区議員団主催の学習講演会「見えない恐怖 放射線内部被ばくから子どもたちをどう守るか」が開かれ、80人が参加しました。

2 μmの肺組織(顕微鏡写真)
α線が四方に飛び細胞を破壊
  松井英介・岐阜環境医学研究所所長は「放射線被ばくは、外部被ばくと、内部被ばくに分けられる。外部被ばくはおもにγ線による。γ線は測定しやすく、その線量に応じた影響が出る。内部被ばくではα線、β線が主役で、ごくわずかしか飛ばず、測定しにくいが、はるかに大きな力で遺伝子に傷をつけるなど、細胞にさまざまな生化学的異常を起こす」とのべ、たとえ測定値が低線量であっても、食物や飲料などを通した内部被ばくは、人体に大きな影響を及ぼすと強調しました。
  また、松井氏は参加者からの質問に答えて「福島原発で何が起こっているか真実が隠されているのは、米国からの圧力があるからではないか。米国や電力会社などの利益優先で『原発を止めるな』というのはもってのほか。子どもたちの命を守るという点で団結し、こうした圧力を打ち破りましょう」とのべました。
市場原理主義は世界中で失敗
TPPへの暴走ストップを
各国で政府促進でも国民は批判
日本でも 農水産業、医師会、消費者団体が批判

スクープ連発
やらせ、放射能・原発、雇用と格差、利権
ぜひ赤旗のご購読を 
2011.10.13
財政指標は健全・積み立て金は450億円(過去最高)
それでも【今後の財政は厳しい】から区民サービス切り捨てか?
北区2010年度決算認定に反対-反対理由は以下の通り
 のの山けん区議が7日の区議会最終本会議で、2010年度決算に対する反対討論に立ちました。
順調に基金を積み増しながら財政は厳しい
 決算に反対する理由の第1は、順調に基金を積み増しながら「財政が厳しい」と、必要な区民サービス拡充に消極的な財政運営のあり方です。
 決算審議の中でもことさら財政の厳しさを強調した北区ですが、実際は実質収支で黒字続き。昨年度は37億円もの余剰金が生まれました(グラフ参照)。さらに主要5基金の積立金は、過去最高の450億円に達しています。財源があるのに、区民にはがまんを強いるのは本末転倒です。
外部化路線に問題有り

 第2は、破たんした構造改革路線にしがみつき、「経営改革プラン」を至上命題として外部化路線を推し進めようしている姿勢です。
 公の施設を民間にまかせる指定管理者制度を導入した施設は116を数えます。これまでも職員の大量退職やコンプライアンス欠如など民間まかせの矛盾が露呈しているのに、区は真剣な総括がないまま、さらに外部化を進めようとしています。
 いま、指定管理者制度の矛盾が全国に広がり、片山前総務大臣は年頭の会見で「コストカットを目的として、結果として官製ワーキングプアというものを随分生んでしまっている」とのべ、政府が推進してきた「集中改革プラン」(北区では「経営改革プラン」)の解除を指示しました。ところが北区に反省はありません。
今後も財政チェックが大事
 決算は賛成多数で認定されましたが、今後とも区民の目線でしっかり税金の使い道をチェックしてゆくことが必要です。
2011.10.06
北区もホットスポット対策具体化はじまる
内部被曝への積極的対応を求める
 北区は、空間放射線量が、毎時0・25?シーベルトを超える地点で除染の対策をとるとしてきましたが、5日行われた防災対策特別委員会では、小中学校、幼稚園・保育園・公園など子どもの利用の高い施設について、それぞれ5カ所程度、遊具の近くなど子どもが近寄りやすい場所の測定を行い、基準値を超えた土砂は、袋詰めして敷地内に穴を掘って埋める対策を取ると報告しました。「この施設のここを測定して」と求める運動が大事です。
  日本共産党の山崎委員は、直前に行われた、防災対策特別委員会勉強会でも【外部被曝+内部被曝】を基準に、防護の対策を取るべきと確認されたこともあげながら、給食などを通じての内部被曝に関する線量測定を求めました。
  内部被曝の勉強会を要請
  委員会前に実施された、防災対策特別委員会の勉強会は、低線量放射線の危険性に批判的な立場の中川恵一東大教授が「被害はガンだけ」「年間100mシーベルト以下はデータが不十分」などの見解を述べ、何人かの危険を強調する専門家を名指しして、批判しました。
  日本共産党は、【内部被曝+外部被曝の線量】を考えるべきなのだから、内部被曝などに関して違った立場の専門家を招いての勉強会を求めました。

地震対策の強化を
  私(本田正則)の9/12代表質問で、北区の住宅の耐震化対策は、10年で22500戸目標に対し、5年半の現時点で実績120戸程度を確認。
  現在23区ワースト3の木造住宅の耐震改修助成の限度額50万円の引き上げなど抜本的強化を求めました。
見えない恐怖   日本共産党北区議員団 学習講演会
放射線内部被ばくから子どもたちをどう守るか
講師 松井英介 氏(岐阜環境医学研究所所長)
10 月11 日(火)午後6 時30 分 北とぴあ・ペガサスホール
2011.10.04
保育園・学校で安全な給食を
日本共産党野々山研議員が決算委員会でも追及
 福島第一原発事故で北区でも局所的に1.02μシーベルトが測定されたホットスポット(高線量地点)が学校内で発見されるなど放射線の影響が広がるもとで、北区は空間放射線量が、毎時0・25?シーベルトを超える地点で除染の対策をとる方針を発表。
  しかし、食品汚染については、内部被ばくの危険があるにもかかわらず対策が講じられていません。
  のの山区議は北区に「区として食品測定器を購入して、食材の放射線量を測るなど、安全対策をとるべきではないか」と迫りました。
  区側は、「国によって安全が確認されている」などと答えました。
「市場の食材は安全」?
  のの山区議は、政府がすべての食材を検査しているわけではない上、たとえ検査した畑が安全だとしても、同じ畑にホットスポット(高線量地帯)があれば食物汚染の危険があると指摘。国のいうことをうのみにする区の姿勢を批判しました。
  さらに、23区内でも食品測定器の購入や食材のサンプリング調査をしている区があることを紹介し、「子どもの命と健康を守るために、区ができることはすべてやるべきだ」と要求しました。

地震対策の強化を
  私(本田正則)の9/12代表質問で、北区の住宅の耐震化対策は、10年で22500戸目標に対し、5年半の現時点で実績120戸程度を確認。
  現在23区ワースト3の木造住宅の耐震改修助成の限度額50万円の引き上げなど抜本的強化を求めました。
見えない恐怖   日本共産党北区議員団 学習講演会
放射線内部被ばくから子どもたちをどう守るか
講師 松井英介 氏(岐阜環境医学研究所所長)
10 月11 日(火)午後6 時30 分 北とぴあ・ペガサスホール

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