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2016年 |
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2月28日(日) |
地域の方々と一緒に、戦争法廃止の統一署名を、お願いに歩きました。訪問先のお宅の庭には、雪ノ下や福寿草の花も咲いて、春の訪れを感じます。
「5つの野党がようやく、戦争法廃止で、選挙協力をすすめることになりました」と、報告すると「もう遅いくらいだわよ。でも良かったわ!!」とお話も弾みます。
地域にお住まいの在日韓国の方や、中国の方も署名をしてくださり、東アジアの平和についても、お話することができました。
若い方は、署名の内容をしっかり読んで、納得して署名してくださる方もおりました。
午前中で、50筆を越えるご協力を頂き、大変、励まされました。これからもますます、お一人お一人との対話を大切に、署名を拡げたいと思います。 |
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ヒマラヤ雪ノ下 |
福寿草 |
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2月19日(金) |
区議団の法律相談でお世話になっている、東京北法律事務所の新春セミナーに参加しました。
「安倍暴走を止めるために」と題し、慶応大学名誉教授、弁護士の小林節さんが講演。
おりしも、日中のニュースでは「5野党党首が、戦争法廃止、集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回、安倍政権の打倒をめざすため、国政での選挙協力で合意した」との報道で、SNS上でも話題・歓迎の声が沸騰する中で、小林節さんのお話が聞けるとは!と、私も興奮MAXでした。
小林節さんは、「今日ここに来る前に、野党の幹部からメールが届きました」と、日中の野党5党の選挙協力合意ニュースが知らされたことを紹介し、「私はやりましたね!更に、頑張りましょうと返信しました」と、語りました。
「与党は43%の票で、7割の議席を持っている。野党は48%の票で、8割の議席を占めることができる。選挙制度が悪いが、この制度の下で勝つしかない」
「35%の無党派の皆さんが、政権に一矢報いてやろうと、選挙にいける、ワクワクするような状況をつくることが必要。安倍政権に勝つこと、変革するのに、銃を持つ必要はない。私たちは1枚の紙でできる。ひとりひとりが選挙に行くことだ」と呼びかけ、会場から満場の拍手が沸き起こりました。
以下、テーマごとに、小林節さんが歯切れよく、縦横無尽に語ったお話の要旨をご紹介致します。
安倍首相が「日本をとりもどす」と言うが、やっていることは「日本を売りとばしている」戦争法では、日本人のいのちと身体を、お金をつけて、アメリカの2軍として中東へ差し出すものだ。TPPでも、日本のマーケットにアメリカ資本が入ってきて、食料も生産能力も奪うもの。沖縄の基地は典型だ。と指摘。
「戦争法」と憲法・立憲主義
日本は戦争をしないで70年きた。世界的価値がとても高い。「安保法制は戦争法ではない。日本の平和と安全を守る法律」というが、憲法の9条2項で、軍は持たない、交戦権も認めていない。日本は軍隊を持っていないから、戦争ができない。自衛隊は軍隊ではなく、警察法の枠に入っている。本当に海外派兵をしたければ、憲法を改正しなければならないのに、安保法制で、4月からそれをできるようにした。まさに「戦争法」だ。日本は、民主国家であり、すじが通らない。
立憲主義とは、「政治家、権力者、公務員に、憲法を守れ」と、主権者国民が最高意志として、権力者を縛った枠組である。
安倍首相は、議会制民主主義を否定している。今、世界は大災害、大不況。世界史の荒海で航海している日本国。その舵を握っているのが安倍首相。国会で議論し、法律も予算も、通していかなければならないが、安倍首相のやっていることは、自分は1000回、大臣は2000回答弁したと言って、相手が何を言っても、
パターン答弁を繰り返し、押し通して突破した。
かつて、大日本帝国憲法で、帝国議会は立法権がなかった。それは、天皇にあった。天皇の言ったことを、議会は承認するだけ。安倍首相の言ったことを、与党議員が立ち上がって拍手する。まるで、北朝鮮と同じだ。
自由に意見を述べあった先に、採決をとる。思想をぶつけあうとうのが、自由や民主主義。安倍首相は排除していく。自民・公明はギャングのようだ。
緊急事態条項はつくる必要はない。ナチズムの世界だ。
憲法12、13条では、人権について、すでに公共の福祉条項がある。安倍首相が緊急事態宣言をして、憲法も人権も抑制できるようにしたら、北朝鮮状態になるじゃないか。
中東での紛争について、
キリスト教では、キリスト以外は悪になり、イスラム教では、アラー以外は、サタンになる。泥仕合になぜ、日本が巻き込まれなければならないのか。命も金も奪われてしまう。日本は、精神性が寛大。イスラム国家と一度も戦争をしていない。そうした日本のあり方を生かすべき。
中国と北朝鮮の脅威
中国は、日本にとって最大の貿易大国。日・米・中は経済依存している。お互いに戦争しないことが最大の利益と知っている。
被害妄想、おおかみ少年の話。北朝鮮は、はりこの虎。ぬけない刀。ぬくぞぬくぞと、ぬけても切れない竹光。仮に軍事的行動とっても、1~2週間で制圧される。
アメリカも、北朝鮮も知っている。できっこない。それより、日本海側にある原発の自爆の方が怖いという話だ。
新自由主義の反対の概念として、共産主義というものがある。
資本独占が進むと、国全体もブラSック化する。
これを止めるのは、共産主義的な発想で、規制するしかない。フランス革命、アメリカ革命、急激に変化を起こし良くなる事を、革命と言う。革命をおこすのに、今は、銃を持つ必要はない。
選挙の1票でできる。
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慶応大学名誉教授
弁護士の小林節さん |
北法律事務所を代表し、
ご挨拶する鳥生弁護士 |
セミナー後の懇親会にて、参加した区議と記念写真に応じて下さった小林節さん |
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2月16日(火) |
日曜日の春一番とはうってかわり、冷え込みの厳しい朝に逆戻り。王子駅中央口にて、駅頭報告を行いました。
新年度の北区予算案の概要を紹介した、たい子レポート2月10日号も配布(別途参照)
しんぶん赤旗1面トップの、14日(日)に企画された、安倍政権NO!大行進に、1万人が参加された様子も、ご紹介致しました。
昨年10月~12月期のGDPが、年1.4%減少し、個人消費が大幅に落ち込んでいることが明らかとなったり、年金の株運用損の拡大が指摘されている中、安倍首相が「給付で調整するしかない」と、年金支給額の減額があり得るとの認識を明らかにしたり、、、、。もういい加減にしてほしい!!
アベノミクス撤回に(怒)
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2月14日(日)
その2 |
午後からは、トマトの会主催、「オッサン政治に無理チョコを」デモ系女子のガールズトークに参加しました。会場は、赤・ピンク・白の風船で優しくデコレーション。子育て中のパパやママの姿が目立ちました。
パネラーは、太田啓子さん(明日の自由を守る若手弁護士の会)、武笠由美さん(秘密保護法を考える女子会@足立)、ちるちるさん(T-nsSOWL)の3人。
最初に、「これは、私、無理です!」とのテーマで、リレートーク。
「目の前でとても大変なことがおこっているのに、多くの人がスルーしている。アベ政治を支えているのは、多くの人のスルー感では?政治のことを日常の中で、気軽に話せるようにしたい。」
「原発事故の後、いろいろとなんか変だな?と感じるようになり、議会にも足を運んで傍聴をするようになった。議会はもっと議論が必要だ。市民ももっと関心をもつべき。戦争法ストップでは、ママ達もはじめてマイクで話をした。自己表現、大事だなあと思う。」
「自分で主張すること。葛藤がある。自分の意見が正しいのか?意見を言うことが怖いとか。でも、まちがっているかもしれないと検討し続けること、自分で考え、自分で判断して、主張し続けることが大事なのかな。」
「今後、どんなふうにしていきたい?」作戦会議@女子会
「短期、中・長期の取り組み大切。国会議員の構成を変えよう。投票リテラシーを変えよう。公開討論会を位置づけよう。いろんな経験を持っている人がいること大事。女性議員の割合ももっと高めよう。」
「一人ひとりの気づきが大事。何かおかしいな?と。そのあとどうするのか?やらない理由を探すことより、できることを探す。どこまでできるかは、やってみないとわからない。自分に何ができるか考え、行動していきたい。」
「政治を考えることは、普通だよ。かっこ悪くない。規制があっても、ふつうにやりたいことをやっていく。抗議していく。事実をつくっていくこと大事かな。」
軽快に、真剣に、楽しく続くトークに、時間はあっという間に過ぎていきました。
ちなみに、「オッサン政治」って?
独善的で、上から目線で、自分がいつも正しいと思っている「オッサン」が、議会や政府の圧倒的多数を占め、他人の意見に耳を傾けずに、どんどん決めていってしまう政治のあり方。権力ゲームに勝ちさえすれば、あとは自分の好きなようにコントロールできると考え、民主主義にも人権にも社会の多様性にも無配慮な人たちが「オッサン」と呼ばれる。
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2月14日(日)
その1 |
気温が20度を超え、外套がいらないほど、ぽかぽか陽気の日曜日。午前中は、戦争法廃止2000万署名のお願いで、1件1件訪問してまわりました。
あるお宅では、娘さん家族が遊びに来ているとのことで、あわせてご協力してくださいました。「僕も署名したい」と小学5年生のお子様も。本当に嬉しいです。
署名に応じてくださる方の中でも、「ISや北朝鮮の動きは心配です」という方もいらっしゃいます。
そうした心配を現実にしないためにこそ、空爆や武力で押えこむのではなく、外交力を高め、紛争を戦争にしない。9条を持っている日本がすべき平和外交をすすめたい。
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2月8日(月) |
「なくそう戦争法!総がかり行動北区実行委員会」結成総会。会場となった北とぴあ研修室は、あふれる参加者でいっぱいに。
日本体育大学の清水雅彦教授が、「戦争法はなぜ廃止しなければならないのか?市民の行動こそ力」と題して講演しました。
「安保法制は、どこから見ても憲法違反。東アジア最大の脅威は安倍首相自身だ。憲法前文には、地上から貧困や差別など、構造的暴力をなくし、平和的に生存する権利が全世界の人々にあるとしている。テロも戦争もなくすために、今こそ憲法の示す方向は重要。団体や政党の垣根を越えて、力を合わせることが大事。一般の市民も参加しやすくなる。そうした総がかりの取り組みが北区でもつくられた事は、大きな力になる」と参加者を激励しました。
「政治は国会だけで決まらない。地域から世論・運動を、
拡げてゆこう」とよびかけ、会場から大きな拍手がおこりました。
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2月7日(日) |
参院東京選挙区に挑戦する山添拓(やまぞえ たく)さんが、赤羽駅東口で訴え。
18歳選挙権。重すぎる学費や奨学金の負担、非正規など、不安定雇用の拡がりの中、幾重にも苦しんでいる若者の声を届けたい!
福島原発事故。被害補償裁判に取り組み、被災地に何度も足を運んだ。一時帰宅が許された被災者の方の帰郷に同行し、ここに、普通の人々のくらしがあったのだと思うと、本当に胸がつまる。被災者支援、復興のためにも、原発再稼働をすすめる政治を、変えなければならない。
消費税10%の引き上げ。お金がないからというが、利益をあげている大企業には、なぜ、税金を安くするのか?社会保障のためといいながら、一番、福祉を必要としている低所得者に最も負担が重いのが消費税。まったく納得がいかない。
憲法を守らない。守る気のない安倍首相が、国会の権限や国民の自由、権利を制限する緊急事態条項をつくろうとしているのは、まさに独裁国家の道ではないか!と、力をこめてよびかけ、聴衆から「そうだ!」と声があがりました。
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2月6日(土) |
本日は2月最初の午の日、初午!
事務所でお世話になっているいなり通り商店会の稲荷大明神に、商店会の皆様と「家内安全」「商売繁盛」「無病息災」をご祈願しました。
午後からは王子駅頭にて、戦争法廃止2000万人統一署名を、北区の市民・超党派でよびかけました。
いよいよ来週8日(月)の午後6時半から、北とぴあにて、「なくそう戦争法!総がかり行動北区実行委員会」の結成総会が行われます。是非とも、足をお運びくださいませ!!
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2月2日(火) |
もう何年も前から「子どもの貧困」解決のために、食事をしたり、宿題、学習を支援したり等、安心てきる子どもの居場所を、地域やNPOなどの法人、団体とも協力してつくっていくよう、議会で提案をしてきました。
北区は「国などのパッケージが今後示されてくるので、それをもとに検討していきたい」と答弁していましたが、東京都が来年度予算の中で、子どもの貧困対策として、「子ども居場所創出事業」8400万円を予算化しました。
国の事業に上乗せ補助をしたり、都の横出し事業として、週1~2回の食事提供に対し、食材費や人件費の補助、また、学習支援や居場所、親に対する養育支援等の施設整備にも、補助を行っていくと側聞しています。
是非、北区もこれらの補助金などを活用し、実施にふみだしてほしいと思います。 |
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