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2014年 |
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9月28日(日) |
秋晴れの下、東京土建北支部主催の「大住宅デー」が、飛鳥山公園で開催されました。
オープニングで、土建のみなさんと歩調をあわせて、公契約条例など、雇用の確保、職人の待遇改善をはじめ、区の住宅リフォーム助成事業の拡充にも、取り組んでゆく決意を述べさせて頂きました。
各支部ごとの模擬店には、食欲をそそる美味しい食べ物が並び、土建ならではの木工教室には、親子連れの皆さんが大勢集まり、トンチンカン、トンチンカンといい音をならして、作品づくりを楽しんでいます。
ステージのパフォーマンスも歌や踊りでもりあがり、賑やかで楽しい催しが満載。活気あふれる取り組みに元気を頂きました。
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9月27日(土) |
秋は学び、行動を拡げる季節です。
ふたつの学習会に参加をさせて頂きました。
ひとつは、地元の豊島のまちの9条の会の学習会です。若手の弁護士さんを講師に、集団的自衛権の行使容認閣議決定の内容と問題点、また憲法の価値を改めて学ぶ機会となりました。
憲法は平和主義を根底に、国民主権、基本的人権の尊重を高らかにうたい、国民がその普段の努力で、崇高な理念達成をめざしてゆくことを掲げた最高法規です。そして、憲法は国家権力の暴走をしばるためのものです。
憲法にしばられるべき国家権力が、今まさに、その憲法を解釈変更で骨抜きにしようと暴走している事態に対し、私たち国民が憲法の理念を掲げて、しっかりと内閣、政権をただすべき時と感じました。
もうひとつは、トマトの会が取り組んだ介護問題の学習会です。
税と社会保障の一体改革の流れで成立した「医療・介護総合法」は、国の責任後退の下で、医療・介護関係者はもちろん、自治体、住民にとって、大きな影響が及ぶものです。
学習会では、医療現場で働いている看護師さんや、20年来の現役ヘルパーさんのお話を聞かせて頂きました。
生活支援は専門のヘルパーから多様なサービスへ、住民同士の助け合い、ボランティアを促してゆく流れを受けて、ヘルパーさんは「長年の実践で積み上げてきたヘルパーの専門性や役割を、いっきょにくずされるという感じで、憤りを感じる」との声があがりました。
今、ヘルパーの待遇は低賃金、不安定雇用で、需要の大きさに比しても、その確保におおきな課題を抱えています。求められているのは、ヘルパー職の待遇改善と人材確保であり、住民の善意にゆだねよう等はとんでもないと改めて思いました
ヘルパーさんは「生きていることそのものがすばらしい。その方の生活を支えるお手伝いができるヘルパーの仕事も楽しい」と、語って下さいました。
そうした現場のみなさんの思い、がんばりを支えられる政治をつくりたいと、強く感じました。
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9月25日(木) |
本日は北区医師会、北区商店街連合会の皆様と懇談会を行いました。
医師会からは、医療制度改革の下、診療報酬が削減され、特に中小の病院経営が悪化していることや、医療品や医療材料などにかかる消費税負担が重く、10%への引き上げによって経営はますます圧迫される懸念の中、区民に信頼される医師会の活動をめざしたいとの表明を頂きました。
具体的には、健康寿命をのばす生活習慣病の改善事業の拡充、区民のくらしが経済的にも疲弊し、受診抑制がすすんでいる下、健康保険料や外来負担金の軽減を行い、国民皆保険を守ること。
北区で先進的にすすめられている医療・介護連携のしくみを構築するため、在宅療養支援病床の確保や在宅医療支援窓口の設置、高齢者あんしんセンターのサポート医の体制強化、更に、予防接種事業や健診やがん検診、災害医療の拡充などのご要望を頂きました。
商店街連合会からは、区民生活や地域コミュニティを支える商店街の支援について、区民から大変好評をはくしているプレミアム付き区内共通商品券の発行支援、商店街が取り組んでいる子育て支援事業への更なる応援、また、昨今、区内における大規模敷地や工場跡地に、大規模な商施設が進出する計画が予定されている下、区内商店街との相互協力、共存共栄での地域活性化への支援について、ご要望頂きました。
両会の皆様と熱心な懇談を行わせて頂き、区民のいのち、くらしを守る切実なご要望実現にむけて、力をあわせて頑張りたいとの思いを強くしました。
ありがとうございました。 |
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9月24日(水) |
北区私立保育園園長会の皆様と、予算要望の懇談を行わせて頂きました。
北区の私立保育園や区立の指定管理園では、産休明け保育や18時以降の1時間、2時間延長保育等を、直営の区立保育園に比べても、積極的に行って頂いています。
昨今の労働環境の厳しさや保育需要の高まりもあり、各私立保育園では、18時以降にも保育園で生活する子どもたちが、低年齢児でも増えている実情を資料にしてのご提供も頂きました。
そうした子ども達へも、安全で質の高い保育を提供するために、安定的な保育士確保が切実に望まれております。
また、特別に支援が必要とされる子どもの他にも、個別対応が求められる気になる子どもも増えている。アレルギーを持つ子どもや外国籍を持つ子どもも増えています。
何をおいても保育士確保と処遇改善をすすめ、子ども子育て新制度の下でも、子ども達への保育・教育が充実するよう、現場の園長先生から頂いたご要望をしっかり受けとめ取り組んでいきます。 |
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9月22日(月) |
北区議会の決算委員会の質疑と並行して、来年度の北区予算要望に向けての懇談会を、毎年、区内の各会、各層の皆様と行わせて頂いています。
本日は、在日本大韓民国民団北支部の皆様と懇談させて頂き、会派ではこの間、在日外国人への参政権など、人権、社会参加の権利拡充にも取り組んできました。また、昨今、国際問題となっている差別と人権侵害のヘイトスピーチについても、北区議会として規制強化の意見書を国に出せないか、他会派への呼びかけを行ったことも紹介させて頂きました。
こうした問題の背景には、安倍政権の歴史認識を逆行させる動き、仮想敵国を煽って、軍備拡大を正当化させるねらいがあるのではないでしょうか。国際社会からも、また国内にくらす外国人の方々からも、日本の動き、日本人の意識に対し、懸念と不安の声が聞かれています。
草の根、地域での交流を大切にし、互いの人権を尊重し合い、共生できる日本、北区をつくっていきたいとの思いを新たにしました。 |
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9月18日(木) |
北区議会本会議が開催され、子ども子育て新制度への移行に伴う、北区の小規模保育所や保育園・幼稚園、認定こども園にかかわる認可、確認のための条例、同様に、学童クラブに関わる条例、他4件の中間議決が行われました。
日本共産党北区議員団は、国の準備の大幅な遅れ、財源確保が未だ不透明な中、自治体が準備に追われている労をしっかり受けとめ、子ども子育て会議における、熱心な議論を十分、計画に反映していただくことを求めつつ、上記の2つの条例(小規模保育や特定教育・保育施設の条例)には、反対しました。
その理由は、定員20名未満の小規模保育所B型では、保育士資格者2分の1以上で良い、C型や家庭的保育は保育士資格なしでもよい等、保育に格差を持ちこみ、保育士の待遇改善にもつながらない懸念や、児童福祉法24条1項で規定された、「自治体による保育の実施責任」は、認可保育所に適用されるだけで、あとは施設と保護者の直接契約、営利目的の株式会社などが多数参入することになれば、区の公的保育責任は後退するのではないかと問題点からです。
17日の企画総務委員会で態度表明した際の意見は、別途ご参照下さい。 |
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9月17日(水) |
北区議会企画総務委員会にて、3195筆の署名と合わせて提出された、「秘密保護法の廃止・撤廃を求める意見書提出」の陳情審査が行われました。
委員である私(日本共産党)は「区議団が実施している区民アンケートでは、秘密保護法反対は60%。わが党は国会でも、同法の廃止法案を提出している。国民の知る権利や表現の自由等、民主主義を脅かし、「戦争する国」につながる同法
は廃止すべき。運用基準の(案)のパブリックコメントは23000件を超える国民の声が寄せられたにもかかわらず、肝心な修正はなかった。地方議会として、今こそ、国に廃止を求めるべき」と採択を主張。
詳細は別途ご参照下さい。
一方、自民党は「どの家も鍵をかける。国として守るものがある。秘密保護法は必要」等とのべ、不採択を主張。
みんなの党・維新の会も「狂信的になってはいけない。テロも深刻な状況で、生命・財産を守るためにも法律は必要」と不採択を主張しました。
また、公明党は「これまで特別管理秘密は各省庁がバラバラに運用してきた。今度の法律で、国民が選んだ政権が秘密を管理することになり大きな前進。特定秘密は公務員や一部民間人だけ、国民の99.95%はこの法律には無関係。原発情報が特定秘密に指定されることはない。」等とのべ不採択を主張。
民主あすか区民クラブは、「法律の必要性は認識しているが、報道関係者、国民と協議して、合意をつくって制定すべきだった。やり方について陳情者と思いを共有する部分ある。」とし、継続を主張しました。
採決の結果、不採択5、継続1、採択2で、陳情は不採択となりました。 |
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9月16日(火) |
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9月13日(土) |
久しぶりの晴天。ご町内の家の大きな栗も顔を出しました。
9日の本会議代表質問を終え、ハンドマイクで、地域での報告宣伝を行いました。
7月から取り組んだ区民アンケート(現在2000通にのぼる返信)では、生活が大変になったとの回答は72%。その理由は、消費税の値上げ、年金・収入の減少、税・保険料の負担増が大きな理由です。
そうした中、来年10月の消費税10%への引き上げは「反対」の声は、80%を超えました。
私は「区民アンケートの結果や世論調査をふまえ、区長が国に消費税引き上げ中止を求めてください」と質問。区長は「国が適切に判断するもの」と答弁し、区民の声に応えようとはしませんでした。とても残念です。
沖縄では、基地移転反対の県民世論が8割を超え、那覇市長、名護市長が「基地移転を押し付ける日米両政府に勝つために、オール沖縄で心ひとつにがんばろう」とよびかけています。
今、地方自治体に、それぞれの首長や議員に求められているのは、民意に応え、国に対してもきっぱり物を言う姿勢ではないかと思います。
宣伝中、何人かの方から、くらしのご相談も受けました。
地域の皆さんとしっかり結びついて、くらしの声、平和の願いを政治に届け、実現させたい!!との思いで、引き続き頑張ります。
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9月9日(火) |
北区議会第3定例会本会議。
私、山崎たい子は代表質問を行いました。(質問全文と答弁要旨をご参照下さい)傍聴に来て頂いた区民の皆様も、ありがとうございました。
質問では、区議団が7月から実施した「区民アンケート」に寄せられた区民の声を紹介し、大きく4点、1、戦争する国づくりや消費税10%引き上げストップ等、国に求めること。
2、北区の経営改革「新5か年プラン」を見直し、くらし応援の行財政運営を。
3、国が介護保障を大きく後退させる下で、北区の介護保障充実を求めて。
4、子ども・若者・ファミリー世帯への支援充実について、区長、教育長に質問しました。
1つめの区長答弁では、いずれも「国の審議を注視」「国が適切に判断する」と、区自ら、区民の声を代弁する姿勢には至らず、再質問では「民意を無視して強行採決をすすめる国に対し、民の声、主権者の声を聞き、国にものを言う政治が求められている」と、改めて要請しました。
2つめの答弁では、「今後の扶助費や施設の更新需要、まちづくり等に多額の財源を要するため、経営改革を引き続きすすめ、基金も積んでいきたい」との内容であり、私は「北区は国家戦略特区も申請し、新庁舎建設も含む駅周辺のまちづくりに大きくふみだそうとしているが、区民の生活への犠牲やしわよせがあってはならない。区民のくらし一番の姿勢を貫いてほしい」と要望しました。
3つめの介護の答弁は、「介護保険を充実していきたい」との意志表明はあったものの、その内容では、厚労省が示したガイドライン(専門的サービスから、ボランティア等の多様なサービ
スへの誘導推進)の範囲にとどまり、これまでのサービス水準を低下させない具体的な内容は示されませんでした。
私は「住民の声をはじめ、ケアマネやあんしんセンター(地域包括支援センター)ヘルパー事業者、社会福祉協議会など、現場で苦労されている関係者の皆さんの声や要望をしっかり聞
いて、北区の介護を守り発展させるよう取り組んでほしいがどうか」と再度質問し、「ケアマネの会からも要望を頂いている。関係者と十分協議してすすめてゆく」と、 健康福祉部長より答弁を得ました。
4つめの質問は、子ども・若者・ファミリー層の貧困解決のための具体的提案を行いました。
若者の正規就労支援の改善、女性やひとり親家庭への就労支援の拡充、認可保育園の整備については前向きな答弁でしたが、児童扶養手当の増額、就学援助の改善、無利子の貸し付け制度、給付型奨学金の創設、家賃補助の拡充等については慎重であり、「貧困解決の掘り下げた取り組みを是非すすめて欲しい」と、強く要望させて頂きました。
答弁ひとつひとつに反論したい気持ちがいっぱいでしたが、時間との関係もあります。
引き続きの常任委員会、決算特別委員会などで、区議団としても継続して質疑してまいります。 |
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9月7日(日) |
東京青年会議所北区委員会や自治会などが主催する、「北区秋のフェスティバル2014」第4回鉄人シェフNO1決定戦が、飛鳥山公園で開かれ、足を運びました。
会場に近づくにつれ、お肉が焼けたいいにおいが漂ってきます。あいにくのお天気で昨年よりは人出が少ないかな~という感じでしたが、それでも若い方々を中心に、会場は舌鼓をうつ人達でいっぱい。
22店舗が出店し、美味しいと思ったところに、投票コインで投票するわけですが、1食1食、結構なボリュームで、2食も食べるとすぐにお腹がいっぱいに。
さて、投票結果はどうだったのでしょうか?
私は「肉丼」や「チキンカレー」「牛すじ煮込み」など、ご賞味にあずかりました。
美味しかったよ~。
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9月3日(水) |
王子駅北口にて、朝の駅頭報告。学校が再開し、友人と笑顔で通学する学生さんを見ると、内心、ほっとします。夏休み、いい思い出はできたでしょうか?
昨日は、北区議会第3定例会の議案が全議員に説明される、全員協議会が開催されました。議案の中には、23区でもいっせいに提案されている、「子ども子育て新制度」の新条例が審議されます。
保育園待機児解消が大きな課題である中、国は保育士の資格要件を緩和した小規模保育所等を拡げて、対応しようとしていますが、これまでの北区の整備の中核、保護者の願いは、認可保育所整備を拡充することです。
子どもたちの保育や幼児教育の質の低下を許さず、幼児教育・保育の改善を求めて、引き続き頑張ります。
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9月1日(月) |
8月30日(土)、9月1日(月)の夜に、北とぴあにて、リーブルテック工場(旧東京書籍印刷工場)跡地利用計画の説明会が開かれました。
両日で100名を超える住民の皆様が参加され、「商業施設は何がくるのか、車の出入りが多くなるのは心配」「土壌汚染除去や解体時のアスベスト除去は、万全な対策をとってほしい」「地盤が軟弱で工事中の騒音、振動が特に心配、土地の改良も検討を」「交通の安全を確保して」「緑地は防災スペースとして面積も含め拡充を」等、次々と質疑・要望が出されました。
住民の質問や要望に対して、リーブルテック株式会社等が説明した内容を、概略でまとめた山﨑たい子区政レポート9月2日号をご参照ください。
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