「男女共同参画推進ネットワーク」懇談会

毎年恒例の、男女共同参画推進ネットワークの皆様と、区議会議員との懇談会に参加しました。今年のテーマは、アゼリアプラン(北区男女共同参画推進行動計画)の改定。

はじめに担当課長より、5年ぶりに実施した区民意識調査の結果、いくつかの項目について報告されました。

5年前に比べ、夫妻共働きが6%増。
「男は仕事、女は家庭」との考え方では、
「そう思わない」が、5年前は約4割が、今回は約7割へ。

望ましい女性の働き方について、
「結婚・出産に関わらず、ずっと仕事をする」が7%増。
と、女性の働き方や働くことに対する意識の変化を感じました。

日頃のストレスを感じている人は、20代女性8割。30代~50代の男女も7割。
配偶者からのDVの経験ありが2割超えるも、誰にも相談しないが5割。
性的マイノリティについての認知度は85%、60代までは、ほぼ9割。
などの結果が紹介されました。

その後、4つのグループに分かれて熱いディスカッション。
私のグループでは、 「最近、男女平等という言葉は古い。今はダイバーシティの時代などと言われる。

多様性は大事だが、入試の男女差別、政治分野に女性少ないなど、 まだまだ男女差別がある。」

「人権意識を高めていくために、小さい頃からの教育が大事」

「子どもの食堂に携わっているが、シングルママのダブル・トリプルワークで,夕ご飯の準備もままならない。」
「経済的に豊かな家庭でも、食の貧困がある」など、
大人たちの雇用・経済状況の厳しさ、ストレスフルな状況が、子ども達の育ちや学びに影響している状況も話し合われました。

一人ひとりが、経済的にも生活面でも自立し、 自由な生き方を選択できるように。 家庭、職場、地域、教育の場、政治分野で、性差別をなくす取り組みを、共に推進していきたい。

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