戦没者追悼のつどい

 連日の猛暑が続いていますが、皆様、体調いかがでしょうか。今日は、北とぴあにて、北区戦没者追悼のつどいに参列しました。

 北区の戦没者の方は、3204名とのこと。改めて、お一人おひとりのかけがえのない人生と、そのご家族の方々の無念、悲しみに思いを寄せ、心からの哀悼と共に、二度と再び戦争があってはならないとの決意で、献花をさせて頂きました。

 追悼式の後、北とぴあのエントランスホールにある「平和のモニュメント」の折り鶴コーナーで、私も平和を願って、鶴を折りました。

あらゆる暴力をのりこえる包括的性教育の希望

 7月27日~28日、京都教育大学で開催された、包括的性教育の夏期セミナーに、同僚のせいの恵子議員と参加しました。今年の大会テーマは「いつでも どこでも だれでも 大切にされる性の学びーあらゆる暴力をのりこえる包括的性教育の希望ー」です。

 前川喜平さんが「個人の尊厳に立脚する教育」と題して記念講演。その後のシンポジウムでは、あらゆる暴力を乗り越えることについて、関口久志京都教育大学教員、徳永桂子思春期保健相談師、浅井春夫性教協代表幹事らが対談。

 暴力のない社会をつくるために、脱暴力で心地よい関係をきずく性教育は重要。自分の大切さにきづくことは、大切にされた経験があってできるもの。小さい子どもの時から、からだの心地よさを通じて、自分が大切な存在だと学習していくことは、性暴力をなくし、あらゆる暴力への対抗の力になる。性を肯定的に語りとらえようとよびかけ。

 国際セクシュアリティガイダンスの実践について、田代美江子埼玉大学教員が講演。性の権利としての包括的性教育の推進は、2015年SDGS(持続可能な開発目標)の中でも位置付けられ、2018年のガイダンス改訂版でも重ねて強調され、学校での取り組みは、子どもたちや教員の人権も大切にされる「権利としての教育」を実現する確かな道と強調されました。

 二日目は、分科会に参加。午前中は、DV・虐待加害者の暴力克服について学習。長く加害者のカウンセラーを実践してきた松林さんから、DV加害者の事例で共通していることとして、その生い立ちの中で、親からの激しい束縛支配や暴力を受けたり、両親間に激しい暴力があったりすることが多い。したがって、そのトラウマや心の傷を克服しない限り、刑罰や道徳で抑えられるものではない。

 更生にむけてのプログラムやカウンセリングが必要であることを、具体的な事例を通じて報告頂き、非常に勉強になりました。相談者との向き合い方も含め、今後の取り組みにいかしていこうと思います。

 午後の分科会は、文化・芸術の表現を使って、性教育を実践している、岐阜の子育てママ達のグループ実践報告に参加しました。こどもたちへの包括的な性の学びを、学校で、地域で、専門家も大人一人一人も工夫しながら、伝えていくことが大切であることを学びました。

 学びを力に、暴力のない社会、暴力のない関係をつくっていきたい。

京都教育大学のキャンパスにて

参議院選挙結果の報告

 7月21日(日)投開票の参議院選挙の結果を、22日は王子駅南口、23日は中央口にてご報告しました。日本共産党は小池晃参議院議員をはじめ、比例で4議席を確保すると共に、東京選挙区では吉良よし子議員、京都選挙区では倉林明子議員が2期目の当選を果たし、埼玉選挙区では21年ぶりに議席を得て、伊藤岳参議院議員が誕生しました。

 また日本共産党は、全国32の1人区での野党統一候補の議席獲得に全力をあげ、10選挙区で議席を得ることができ、改選2議席から10議席へと大きく躍進した結果、改憲発議に必要な3分の2を割り込ませるという大きな成果を得ました。

 選挙後のマスコミ世論調査でも、安倍首相に一番望む政策について、「朝日」では、「社会保障」38%「憲法改正」3%、「読売」では、「社会保障」41%「憲法改正」3%、「共同」では、「社会保障」48%「憲法改正」6%となっています。安倍首相は、選挙や世論調査の結果を真摯に受けとめ、自らの任期中の改憲発議などの性急な動きをやめるべきです。

 選挙が終わってからも、いろいろな方から声をかけて頂きます。子育て中のママからも「吉良さん当選してよかった。子どもたちの学び、育つ環境を少しでも良くしたいんです。自分もできることをやります」

 30代のサラリーマンの方は「年金、本当に何とかしてほしい。皆さん、自民党でいいんですか?共産党、頑張ってほしい」と。

 若い世代の皆さんの声もしっかり受けとめ、「減らない年金」医療・介護、教育・子育ての負担の軽減、雇用の改善など、貧困・格差を是正し、くらしに希望の持てる政治をすすめるため、公約実現に全力をつくします。

縄文時代に遡る?!梅雨のアピール

 いよいよ7月に突入!ここのところ、ずっと曇り・雨マークの梅雨模様ですが、連日、駅頭でのアピール(^^)

 昨日は、日銀が全国の企業短期経済観測調査(日銀短観)を公表し、企業の景況感を示す指数が、前回3月より5ポイントも低下。2期連続の悪化となりました。もはや、10月からの消費税10%は、狂気の沙汰としか言いようがありません。

 減らない年金・年金の底上げ、医療・介護の負担軽減、幼児教育・保育をはじめ、大学の学費など教育費の無償化、最低賃金引上げなど、切実なくらし・福祉の拡充は、消費税に頼らない別の方法に変えてゆきましょう。1%の大企業・富裕層に、公平で応分の税負担を!

トヨタの内部留保は20兆円。毎日1千万円づつ使って、使い切るのに5480年!縄文時代に遡ると~(*_*; 大企業全体では、内部留保400兆円超。何をか言わんや~!

 地域の皆さんと協力して、リレートークでおよびかけ、若い世代の皆さんからも「頑張ってください」「応援します」との嬉しい励ましを頂きました。

 

これ以前の記事を見る