GOOD TIME TERRASE

 議会がはじまり、相談を土曜日に集中したせいもあり、終日相談対応。終わってから、北とぴあ2階にある喫茶店、GOOD TIME TERRASEへ。

 なんとこの喫茶店は、2月いっぱい(明日まで)で閉店にすることになったそうです

 北とぴあに来た時は、いつも立ち寄っていたお気に入りの場所だっただけに、本当に残念でなりません。

 ウッディな明るい店内、エントランスの吹き抜けが開放的。勉強も集中でき、ホッとひと息タイムにも利用させて頂いていました?名残惜しいです~

 お世話になりました?ありがとうございました

美味しく頂いたロコモコ丼

高齢者施設等での一斉・定期的PCR検査実施へ

本日24日、東京都北区議会本会議代表質問が行われました。

日本共産党区議団から、高齢者施設等での一斉、定期的PCR検査を求める質問に対し、

北区は「入所施設、グループホームも含め、従事者に対し定期的に、週に1回検査したい」と答弁あり。検査は行政検査で実施へ。

嬉しい?今度こそ攻めのPCR検査で感染拡大を抑え込もう??

障がい児・者の外出、外食を支援する共生の街づくり

「重度のお子さまも食べられるマッシュ食やきざみ食、トロミがついた飲み物がメニューにあるお店があったら、子どもも大人たちも美味しく、楽しく過ごせます。テイクアウトでも助かります。」と、お話してくれたTさんは、

 重度障がい児・者とその家族が、心の奥底から笑顔になり、充実した時間を過ごせるための活動をされている「NPO法人スマイリーサン」の代表です。

 その思いを実現するために、今年度から、北区政策提案協働事業で、障がい児・者の外出、外食を支援する共生の街づくり事業に取り組んでいます。協力店第1号は、十条にあるダイニング街なかをかわきりに、その後も協力店が一歩づつ拡がっています。

 すべての人に食の楽しさを、ユニバーサルな街北区をすすめていく、すばらしい取り組みだと感じます。こうした取り組みを機に、お店の出入り等のバリアフリーをすすめる補助なども充実するといいなあ。

 共生の街づくり、私も共に頑張りたい。

スマイリーサンで取り組んだ大運動会
親子のみなさんの弾ける笑顔が素敵でした

 

人と人が優しい気持ちで助け合えるように、スマイリーサンが作成したマーク

生活保護減額は違法!歴史的な原告勝利判決

 国が2013年から開始した生活保護費引き下げ(平均6.5%、最大10%もの引き下げを強行)は、生存権を保障した憲法25条に違反するとして、その取り消しなどを求めた裁判(生活保護基準引き下げ違憲訴訟「いのちのとりで裁判」)で、

 22日、大阪地裁は「生活保護費の減額処分は違法である」として、処分取り消しの判決を出しました。

「勝訴」の報告。抱き合って涙する原告の皆さんの姿に、私も胸がつまりました。SNS上でも感激の声が続々。歴史的な勝利に、弁護団の小久保弁護士は、「判決を聞いて涙したのははじめて」と、その喜びを語っていました。

 昨年6月、名古屋地裁での、原告の請求がすべて棄却される不当判決を克服した、初の勝利判決。本当に良かった!!

 以下、原告団・弁護団・運動団体共同による「声明」を胸に刻みたい。

声     明

生活保護引下げ違憲訴訟(いのちのとりで裁判)大阪地裁判決について

                    2021(令和3)年2月22日

                生活保護基準引下げ違憲訴訟大阪原告団

                生活保護基準引下げ違憲訴訟大阪弁護団

                いのちのとりで裁判全国アクション

                生活保護引き下げにNO!全国争訟ネット

 本日,生活保護利用者42名が、国及び各自治体を被告として、2013年から3回に分けて行われた生活保護基準の見直しを 由とする各保護変更決定処分(生活保護基準引下げ)の取消等を求めた裁判について、大阪地方裁判所第2民事部(森鍵一裁判長)は、原告らの国家賠償請求は棄却したものの、各処分を違法であるとして取り消すという、画期的な判決を言い渡した。現在全国29都道府県で1000人近くの原告が闘っているが、本日の判決は、昨年6月の名古屋地裁における不当判決を克服した、初の勝訴判決である。

 本判決は、今回の引下げの名目とされた①「デフレ調整」、②「ゆがみ調整」のうち、①「デフレ調整」について、特異な物価上昇が起こった平成20年を起点に取り上げて物価の下落を考慮した点、生活扶助相当CPIという独自の指数に着目し、消費者物価指数の下落率よりも著しく大きい下落率を基に改定率を設定した点において、統計等の客観的な数値等との合理的関連性や専門的知見との整合性を欠き、生活保護法3条、8条2項の規定に違反し違法であると判断した。

 本判決は、国家賠償請求こそ認めなかったとはいえ,原告らの置かれた厳しい生活実態を真摯に受け止め、国が行った生活保護基準引下げを問題とし、裁量逸脱を認めた。健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を具体的に保障する歴史的な勝訴判決である。

 生活保護基準は、他の諸制度や諸施策と法律上、事実上連動し、ナショナルミニマム(国民的最低限)として市民生活全般に重大な影響を及ぼす。特に、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化し、菅首相が国会で「最後は生活保護がある」と答弁するなど生活保護が果たすべき役割の重要性が再認識されつつある中、このような判決が言い渡されたことの意義は大きい。

 私たちは、国に対し、本判決の意義を重く受け止め、控訴せず本判決を確定させることを求める。加えて、違法に保護費を下げられた生活保護利用者に対して真摯に謝罪し、その健康で文化的な生活を保障するため、2013年引下げ前の生活保護基準に直ちに戻すことを求める。

第1回北区フードバンク

青空の赤羽公園。実行委員会の皆さんによる、第1回目「北区フードバンク」

大学生や高校生、地域ボランティアの方も参加され、初対面どおしで協力しながら。私も外回りなどでお手伝い。

「助かります?」と、通りがかった学生さん。「ありがたいです~」と、子ども連れのお母さん。「次はいつですか?」と年配の方。「チラシを見て、少しでもと思って持ってきました」と、当日、食品を持参してくれた方などなど、、、。困った時はお互い様

用意された150人分の食品袋が、あっという間になくなり、100人分を追加して、それもすぐになくなり、予定時刻より前に終了しました。主催された皆さんもビックリ。期待の声が多く「次回もやっていきたい?」と、若き実行委員長。

委員会が用意した当日のアンケートに回答した83 人の方からは、

コロナ禍で「収入が減って生活に困窮している」33人、「仕事が減った」20人、「日々の食事に困っている」10人、「仕事をやめた・やめさせられた」が8 人など切実な声が寄せられたそうです。希望者に相談会も実施しました。

幅広い世代の方々が利用され、アンケートの声からも、暮らしの大変さが拡がっていることを実感します。

共助の温かさに励まされつつ、公助を果たさなければとの責任を改めて痛感しました。

ジェンダー学習会 これからの男の子たちへ

 ジェンダーオンライン学習会を視聴しました。講師は「これからの男の子たちへ」の著者、弁護士の太田啓子さん。

 最初の自己紹介で、弁護士として離婚事案にかかわる中で感じている性差別についての問題意識を話してくださいました。

 DVやモラハラを行う男性と接する機会があるが、妻から「怖くて一緒にいられない」と言われ、夫婦の危機のはずなのに、夫本人は「なぜ妻が怖がっているのかわからない」ということが多い。 

 どうして性差別的な価値観やゆがみが作られてしまったのか。日本の性差別構造(経済力、収入の格差。意思決定の場に女性がいない)について、また、自身も二人の男の子を育てる親としても考えていく必要があると感じたと。

 例えば、「男の子って~なのよねえ」と、幼稚性、暴力性を容認していないか?カンチョーを放置していないか?スカートめくり「好きな女の子には意地悪しちゃうんだよねえ」と、行為は許されないのを免罪してしまうアプローチをしていないか?等々、、。

 性差別や性暴力が、どんなにその人の尊厳を傷つけ、苦しみを与えるかを知る必要がある。加害者をなくさなければ被害者はなくならない。包括的性教育やリテラシー教育がとても重要だが、日本では全く足りていない。

 女性蔑視、性差別は許さないという社会通念を作っていく必要がある。そのためには、男性こそ変わらなければならないと。

 これからの男の子たちへ、男らしさの呪いから自由に生きてほしい。

 有害な男らしさ。競争の勝ち負けの結果でしか自分を肯定できない。女性に対して上のポジションでいることのこだわりが強い。対等な関係性を持てない。不安や弱さを否定する。コミュニケーションではなく、力で決着をつけようとする。

 フラワーデモを通じて、はじめて気がついた男性もいるのではないか。逆に言えば、マジョリティとは、驚くほど気がつかなくてすむ、傷つかなくてすむ人ということ。男性というマジョリティとしての特権を持っていることを自覚し、マジョリティとして性差別、性暴力に抗う人になってほしい。

 セクハラ・性暴力を止めない、性差別・性暴力に対し、何もしないのは手助けするのと同じと。

 最後に、自分自身の鈍感さを認識して、常にアップデートする謙虚さを持ち続けていきたい。性差別・性暴力を見逃さない。自分にできることは何か?一歩ふみ出す勇気をもとうと話されました。

 お話をうかがい、自分も子育てをしてきた親として、とても身近に考えることができ、ハッと気づかされたり、共感することがたくさんありました。

「これからの男の子たちへ」改めて読み返したい!

渋沢×北区 大河ドラマ館開館へ

 2月20日より、東京都北区飛鳥山公園内に「渋沢×北区 青天を衝け 大河ドラマ館」が開設します。前日に内覧会が行われ参加しました。

 ドラマ館は飛鳥山博物館内に設置されており、博物館の常設展示もあわせてご覧頂けます。

 解放感ある飛鳥山公園内を散策しながら、ナレーションやお土産館のお楽しみもあります。

 感染防止の観点から予約制となっておりますが、当日券のご案内もあります。詳しくは、北区HPをご覧ください。

https://www.city.kita.tokyo.jp/citypr/shibusawa/seiten/hp.html

おみやげ館前にて

コンクリート作りの洋風建築「青淵文庫」ステンドグラスが美しい。
洋風にも和風にも見える大正時代の近代建築「晩香盧」
親子連れも人気スポットの飛鳥山公園
新設した公衆「誰でもトイレ」

産後ケア、オンライン相談、多胎児家庭支援など拡充へ

東京都北区2021年度予算案、

産後ケア、妊産婦オンライン相談、多胎児支援、ベビーシッター補助など拡充・実現しました

私もこの間、コロナ禍での妊娠、出産、育児にご苦労されている皆さんの声を、本会議や委員会質問などで求めていたので嬉しいです。以下、概要をご紹介します。

産後ケア拡充。

北区では現在、民間団体と協働し、産後デイケア事業を行っています。実施施設を2ヵ所から、4ヵ所へ。利用期間を産後4ヵ月から、6ヵ月へ拡充に。

オンライン相談。

コロナ禍の下、感染拡大を防止しながら、育児不安の解消をはかるため、妊婦さん、出産後の保護者へのオンライン相談を本格実施。

多胎児家庭への育児・家事支援。

ベビーシッターが訪問、育児支援、3才未満の家庭に(1時間2700円上限に補助)、産後ドゥーラが訪問し、育児・家事支援は対象1才未満。補助は同様。

0~5才児のベビーシッターによる一時預かり利用補助の開始。

保護者の病気、自己実現、学校行事など幅広い理由を対象。24時間365日。1時間あたり2500円上限に補助(夜間3500円)

1才を迎える子ども・家庭へのお祝いに記念品。

子育てアンケートに回答した家庭へカタログギフト(第1子1万円相当、第2子2万円相当、第3子以降3万円相当)

詳しくは、北区HPご参照

東京北区震度4、福島・宮城 震度6強

 13日(土)22時過ぎ、自宅にて、大きな揺れがしばらく長く続いた。物が揺れで落ちるほどではなかったが、棚の上に置いていた母の遺影を手で押さえた。

 暫くして揺れが収まり、北区の防災無線から「地震が発生しました。落ち着いて行動してください。火の始末はおすみですか。隣近所声をかけあってください」とのアナウンスが響いた。北区では防災センターの震度計が震度4以上で、放送が流れることになっている。

 TVをつけると、震源地は福島沖。福島県や宮城県で最大震度6強とのこと。10年前の2011年3月に起きた東日本大震災が思い浮かんだー。福島・宮城の人たちの不安と恐怖を思う。そして、福島原発は大丈夫か?とも。

 東京は、被害が出るほどの揺れではないと思ったが、予想以上に長く揺れが続き、障がいのある方、ひとり暮らしの方など、大変、不安だったのでは?と、思いあたる方々に電話で声をかける。「怖かった」「不安だった」「電話をくれてありがとう」それぞれ元気な声がきけて、ホッとひと安心。SNSからも互いの安否を発信しあう。

 東日本大震災の余震ではとも言われ、気象庁は、1週間程度は今後も注意が必要とよびかけた。被害が最小限でありますように。地震のたびに、心配しなければならない原発は、もう本当にいらない。

水道管が破損し、水損する駅構内が報道

 

 

 

議会規則改正へ、欠席の理由に産前6週・産後8週、育児、介護を明記

朗報あり?

 全国の都道府県議長会、市議会、町村議長会の3議長会がそれぞれ、議会標準規則を改正。議会の欠席の事由に出産だけでなく、新たに産休期間を「産前6週・産後8週」と初めて明記。その他の欠席理由に「育児」(配偶者の出産に伴う育児休暇)や「介護」も追加されました。

 3年前から超党派の出産議員ネットワークや子育て議員連盟などで、議会からも妊娠・出産・子育ての両立支援、誰もが参加できる開かれた議会のために、各国の状況も勉強会を行いながら、国会各会派や3議長会などへの要請等、議会規則改正をめざし、国会ロビー活動などを重ねてきた要望のひとつが実現し、とても嬉しいです。

 本日、開催された幹事長会の中で「北区議会としても速やかに対応してほしい」むね発言しました。議長からは、これからはじまる第1回定例会の中で、条例改正として提出する方向で準備をすすめる旨、お話がありました。

 政治分野における男女共同参画推進法の成立や、ジェンダーギャップ指数121位の改善、#Metoo #Withyou の拡がりなど、この間のジェンダー平等をすすめる力があっての改正と、大変、励まされる思いがします。引き続き、更なる拡充を求めて行きたいです。

2017年12月末に結成された、超党派の「出産議員ネットワーク」
超党派の「子育て議員連盟」と出産議員ネットワークの合同で勉強会。講師の皆さんと撮影。
昨年末、議会規則改正の大詰めの時期をとらえ、全国市議会議長会事務総長に、重ねて要請。
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