あなたは悪くない。

 東京ウイメンズプラザで開催された「H30年度第2回配偶者暴力(DV)防止講演会」に参加しました。実は、1か月前もこの会場に来たのだが、それは日にちをひと月間違えたから~。なんともおっちょこちょいである。今日は前列に座り、しっかり以下の内容を学びました。 

 DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、親密な関係にある相手に、力をもち、支配し続けるために、繰り返し行われる虐待行為、暴力。2017年内閣府の調査では、3人に1人の女性が、配偶者からの暴力を経験している。夫婦間、恋人、同性間のカップルなど、様々な関係性の中で起こる。

 支配のために使われている暴力は、身体的だけでなく、精神的にも(モラルハラスメント)

 例えば、、、。TVのチャンネルをめぐり、ひとりの人間が握って離さない。すべて自分の思い通りにならないと、リモコンをたたきつけたり。怒鳴ったり。他の人は、怖くて違う番組を見たいと言えない。

 怖い!と思うことは暴力。大勢の人の前でやってはいけないことは、家の中でも、二人の関係でもやってはいけない。家や親密な関係なら、少しぐらいはいいんじゃないと容認してしまうことは社会の問題だ。

 暴力をふるう人も、ふるわれていい人もいてはならない。DVは、自信や自尊心を奪う。自分はダメな人間だと、うずくまり逃げられない状態。

 いや、あなたはダメじゃない。あなたは悪くない。と伝えられる人をたくさん増やしていくことが大事。

 関係性で支配があるかのチェックリスト(NPO法人レジリエンス提供)

 DVが及ぼす子どもへの影響は大きいが、暴力以外の場所で、安心・安全を他の人との関係で、良い関係を作っていくことが大切。隣のおばあさんが、虐待・暴力を受けている子どもに、「あなたはとってもいい子なの」と毎日、声をかけてくれた。その子は手のひらに、その言葉を握りしめ、辛くなった時は、自分の手のひらを見つめて、自分を支えたという。

被害にあった時に必要なこと、、、。

専門の相談につながること。情報をえること。心のケアを行うこと。話ができる場所を探すこと。サポートを増やすこと。

支えあえる、安心と信頼の関係を、社会をつくっていこう。

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