2019.05.03
平和といのちと人権を!憲法集会にて
今年も「5・3憲法集会」へ参加。お昼からのオープニングに先立ち、サブステージのイベント企画、「それってどうなの?これっておかしくない?#MeToo #Withyou」に足を運びました。
ジェンダー問題の第1人者、角田由紀子弁護士と若手の白神優里子弁護士が、参加者からの意見などに応えてトーク。
角田さんは、女性差別・セクハラ・性暴力の背景に、戦前からの家制度、家父長制度に縛られた刑法が、戦後も続いてきた。被害者の側に立ってみる視点が欠けている司法のシステムとしての問題を指摘。
白神さんは、日本や韓国は、長時間労働が各国に比べて断トツ。大企業が金儲けをするために、一人の労働者に長時間労働をおしつけ、コストカットをはかってきた。男性を労働マシーンにする一方で、女性に家事や育児を押しつけ、差別してきた。女性の賃金格差は、保育士や介護職など、いわゆる女性職場と言われている賃金が一律に低すぎることも背景にあると指摘され、
角田さん「女がものを言うのは、不平等・不正義を正したいと思っているから」白神さん「バッシング出来ないくらい、一人ひとりが声をあげていこう」と、よびかけました。
ホントにそうだなあ~。共感しきり。差別は、戦争とむすびついている。
安倍9条改憲発議を許さない。24条の改悪、家族への義務のおしつけも許さないぞ~。
国連で決めた「社会保障、公共サービス、職場、くらしのすみずみに、ジェンダーの視点を拡げていく」ことを日本でも、北区でもすすめたい。