2019.06.11
フラワーデモ
4月上旬並みの肌寒い夜。東京駅前で行われた「フラワーデモ」へ、紫陽花の花を持って参加しました。
「フラワーデモ」は、今年3月、性暴力事件の無罪判決が相次いだことに黙っていられない。刑法の性犯罪規定の改正や、被害者の支援・救済が拡がってほしいとの思いで、参加したひとり一人がスピーチしながら訴えるアピール。今、全国に拡がりをみせています。
仕事が終わり、駆けつけた時には、すでに200人くらいの輪が、スピーチされる人を囲んでいました。スピーチでは、自分自身の性被害体験を、時に声を震わせながら、時に涙しながら語ってくださる方も。心の奥底からしぼりだされる言葉のひとつひとつ、そして語っているその人へ、肯定と共感の言葉や拍手がおくられます。
大学での性犯罪を防止するためのイベントに取り組んでいる大学生の方々もスピーチ。20日に上智大学、21日に慶應義塾大学、22日に国際基督大学で、連続して性犯罪防止のシンポジウムなどを行うと案内しながら、「今、世界ではユースが頑張っています。私たち日本のユースも、未来のリーダーではなく、今のリーダーになるべきです」と語り、大きな拍手に包まれました。
「職場でハイヒールやパンプスを強制しないで」と、「#MeToo」運動と「靴」「苦痛」を合わせた「#KuToo」をよびかけている女性も。
自分自身の、一人ひとりの中に刻まれている「#MeToo」「#WeToo」「#WithYou」を、認め合って、つながりあって拡げ、社会を変えてゆこう。