災害に備えて、今、私たちにできること

北区赤十字奉仕団創立70周年記念式典に参列しました。

第2部は、災害NGOらぶ&アース代表の橋之口みゆきさんが「災害に備えて、今、私たちにできること」と題して講演。

東日本大震災の津波、日本各地の地震、土砂災害、水害の現地に復興支援で入った様子を、スライドで紹介しながら、どうやったら命を守れるか?と問いかけ。

「早めの避難に勝るものなし」「まさか、まさかはない。災害は必ず起きる」「身近にいる人にもっと優しく、自分の命に真剣に向き合おう」と呼びかけ。

以下、自分でもできる備えの例を紹介してくださいました。

・非常時の持ち出しバックは、一人ひとり自分用に用意しておく。

・家族の安否や、離れ離れの時の連絡方法を確認。地理が離れた親戚などに、互いに連絡が入るようにしておく。

・スマホなどをなくす可能性もあり、防災連絡カード(保険証や免許証、連絡先などをコピーして、1枚の紙にまとめておく)

・災害用伝言ダイヤル171は、日常から試してみる。

・避難先のプライバシー保護で便利なのは「ポンチョ」(横3㍍前後で首回りはゴムや紐)授乳、着替え、トイレなど、自分の身体をすっぽり隠せて便利。毛布を入れるとクッションにも。物を包む袋にも使える。寒い時は防寒になる。

自分の体がすっぽり入るマントのようなもの
体育館の避難所改善は大きな課題。外国ではテント式、段ボールベットやまじきりなど、プライバシーが確保されている。

いつにも増して、真剣に耳を傾けました。

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