北区青少年問題協議会

 北とぴあで開催された、北区青少年問題協議会に出席しました。

 令和2年度北区青少年健全育成活動基本方針案について、年末から3つの部会に別れて審議してきた内容が報告され、どう方針へ反映されたかを確認し、方針が了承されました。

 児童ポルノ、自画撮り被害、JKビジネス、AV出演強要、デートDVなど性暴力、性被害についての啓発や取り組み、更には性教育の充実。

 児童虐待の防止、ひきこもりや不登校など相談や居場所、支援。外国人との多文化共生や性の多様性など人権への取り組みなど、それぞれ大事な課題が充実の方向で盛り込まれて良かった!

 報告事項では、王子警察署長より、「北区の青少年非行の現状について」スライドを使っての講話。

 都内で、H30、31年で大麻が急増。31年は105人と前年比40人、約1.6倍に増加している。区内でも、スマホ、SNSを介しての被害も課題になっていることなどが報告されました。

 

 報告を聞きながら、先日、観賞したドキュメンタリー映画「プリズンサークル」を思い出しました。

 刑務所の中で更正プログラムを受けながら生活している人々が、自身の幼少時代に体験した、過酷な虐待や暴力、いじめを語り、向き合っていく様子。考えさせられ、ひきこまれた。

  暴力が子どもの成長や発達、社会生活に与える影響は計り知れない。暴力の連鎖を断つ、あたたかい人と人との関係性の構築、暴力のない社会をつくりたい。

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