新型コロナウイルス感染症対策に関する申し入れ

 新型コロナウイルス感染症予防に関し、会派として、1月30日に初動の申し入れを行いましたが、その後の議会審議や要請を経て、改めて本朝、区長への申し入れを行いました。申し入れ内容は、大きく3点です。

 1つは、教育と子どもに関して、

 全国一律休校に伴う学校でのあずかり、学童クラブ、在宅での子どもの過ごし方について、文科省から校庭、体育館、外遊び奨励の通知が出た後も、現場ではまだまだ改善にいたっていない状況も一部にあり、重ねての奨励を要請しました。

 また、保育園の登園自粛にかかわる保育料の減額や、4月以降の育休延長の対応などについても要請しました。新宿区ではすでに決定済みにて、北区でも速やかに決定を求めました。

 2つは、中小業者・働く人への支援に関して、

 北区の緊急融資資金について、速やかに、補正予算で100件計上しましたが、3月8日以降、相談が相次ぎ、すでに6割くらいまで件数が伸びている状態とのこと。利用件数の拡大や、土、日、祝日の相談も要請しました。

 同席した危機管理室長からは、「積極的に相談を受け入れていく、これで終わりというこにはしない」とお答え頂きました。

 また、3月いっぱい給料が入らない。収入が減少して、生活が立ち行かない事態も想定され、緊急小口資金など、速やかな区の対応を要請しました。 

 3つは、感染拡大の防止、医療対応に関して、

 区が保有するマスク、消毒剤を、医療機関、介護事業所、子どもの施設などへ、柔軟に対応することや、区内での医療機関対応についても、風邪やコロナ感染症との見分けが難しい実態があり、保健所、医師会と十分協議して、対応して頂くよう要請しました。

 危機管理室長は「本日、医師会の話し合いで課題とする。マスクや医療材料についても、厚労省、東京都と連携して、対応していく」旨、お答え頂きました。

 また、国保の傷病手当金の支給ができるように体制を整えること。保険料の支払い困難な場合の、徴収猶予にも応じるよう要請しました。

区長へ要請する区議団
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