コロナウイルス感染防止学習会

東京ぼくと医療生協が組合員さん向けに企画した「新型コロナ感染予防学習会」にweb参加しました。講師は王子生協病院漆畑医師。

漆畑医師は冒頭「コロナウィルス感染の第3波が来ている中、診療現場にいる医師として、コロナはそうそう軽い病気ではない。皆さんの中で少し慣れのようなものが出てきていると思うが、感染対策を今一度しっかり行うことが大切です。」と緊張感ある声かけがありました。

一方で、「不安を強くし、差別や偏見、絶望やうつにならないよう、過剰に怖がり過ぎないことも大事です。」とのお話も。

2つの視点から、一人ひとりの具体的な感染対策(マスクの使い方、身体の距離の取り方、手洗い・消毒について)や、不安解消のアドバイス(人とのつながりをいかし話をしたり、相談する。運動や好きなことをする)など伺いました。

参加された方から「バスや電車、映画館で気をつけることは?(混んでいる時間帯はなるべく避ける)」

「家庭内の感染予防は?(部屋をわけるのが良いが、実際は難しいので、外から持ち込まないことが大事。まず帰宅したら手洗いの徹底、ドアノブ、テーブル、洗面所などの消を実施する)」

「会社からPCR検査を受けてと言われた時に、ほくとでは受けられるか?(医師が症状などを聞いて検査が必要と判断すれば保険で無料。それ以外は自費になる)」など、学びあいの機会となりました

お話を伺いながら、医療現場や個人それぞれの感染予防の努力に応え、国は医療機関、従事者への財政補填をすすめる公的責任をはたすことが必要。また、医師会や専門家から中止、延期が指摘されているGO TO!はやめるよう、これからも強く求めていきたいと感じました。

 一番のリスクは飛沫感染。マスク着用は重要。飛沫がかからない距離1、5~2メートルの距離をとる。目の粘膜保護のためにはフェイスガードも効果あり。

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