コロナ禍の下、ジェンダー平等を考える

 同僚のせいの恵子区議、ながいともこ区議とジョイントして、区政報告懇談会を行いました。テーマは、コロナ禍の下、ジェンダー平等、女性と少女の権利を考える。

 この間、議会で取り上げてきた女性の自殺の急増、女性不況とも言える雇用環境の悪化、ひとり親家庭の苦境、WHOも警戒をよびかけたDV、性暴力・被害、虐待などのもうひとつのパンデミック、リプロダクティブヘルス・ライツ、包括的性教育など、お話させて頂きました。

 参加された方からは、「テレビを見ていても、女性を貶めたり、からかったりする番組があって辛い。メディアも変わってほしい」

「日々の生活に追われていて、ジェンダーなどあまり考えたことがなかったが、特別定額給付金の支給が世帯主だった時、おかしいと感じた」「緊急事態でスティホームになった時、ずっと育児にかかりっきりで母親の負担を感じた」

「性を売り買いする価値観、社会の構造を変えていくことが大切だと思う」

「自分自身も差別や格差を感じて生きてきたが、女性自身が主権者として自覚しないと政治や社会を変える力にならないのでは」「子ども達や保護者と一緒に、絵本なども使って、性教育を日常で取り組みたい」等など。

 日頃、感じたり考えたりしていることを率直に語り合い、話は尽きず。貴重な交流のひと時となりました。

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