学校での包括的性教育が前進

学校での包括的性教育の充実を求めて?

 本日の北区議会予算委員会のテーマは教育費。会派のせいの惠子区議が、総務費で行ったデートDV防止の取り組みに続き、学校での取り組みを質問。

改定された東京都の手引きにもとづく外部講師(産婦人科医)による性教育モデル授業の実施については、

「2年続けて桐ケ丘中学校で公開授業を実施。養護教諭間でも共有し、各学校でも活かしている。新年度に向けても実施校の拡大をはかりたい」と答弁。

デートDV講座の実施状況やパンフレットの活用については、

「H30年度、中学校3校で講座を実施。R2年度は東京都内で実施しているのが北区、目黒区、調布市であり、受講生では北区が350人と一番多い」

「12月に実施した中学校では3年生86名が受講。ある生徒は、自分はしていないが考えさせられた。DVは自分に関係ないと思っていたが、これからは自分も気をつけ、悩んでいる人にも声をかけていければと思うと感想を述べていた」

「保健体育の授業でもパンフレットを使って全校で実施している」と答弁がありました。

 せいの惠子区議は、学校現場がコロナ禍で授業時間確保も厳しい中、取り組みを進めていることに感謝を述べ、

「子ども達は学びを通じ、身近な大人を認識する。先生も保護者もリーフレットの内容を共に学び・活用し、人と人のより良い関係を拡げていけるようお願いしたい」と要望しました

 学校での取り組みが着実に拡がっていること、生徒さんの感想にも希望を感じました?

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