「ゴールデンウイーク大人食堂」で医療相談のお手伝い

 連休最後の子どもの日は、聖イグナチオ教会で行われた「ゴールデンウィーク大人食堂」の医療相談で、谷川智行医師と共にお手伝い。

 3日に続き本日も、外国籍の方々を含め多くの方が訪れ、用意されていた350食のお弁当はあっという間に手渡された様子。来場者は全体で448人とのこと!(*_*)

 医療相談の大半は外国籍の方々。お一人お一人、英語や多言語を駆使しながらお話を伺い、薬を渡し、紹介状を用意するなど、一定の時間を要します。

 中には乳幼児や学童期のお子様をかかえた親子さん、若い女性の方もいらっしゃいました。

 お薬や紹介状(ほとんどは無料低額診療を実施している医療機関)を手渡され、片言の日本語で「ありがとうございました」と、丁寧にお辞儀をしながら見せる笑顔に胸が痛みました。

 日本政府の難民認定率は数%にも満たず、オーバーステイとなり、入菅施設に収容されている方も多い。一時的に仮放免となっても、仕事をしてはいけない。生活保護も受ける権利がない。これでどうやって生きていけというのか。

 現在、菅政権の下、強制送還をすすめる入管法改悪の動きもあり、何としてもストップさせたい。

まさに人権にかかわる日本の社会問題であり、大きな政治課題だ。

年末・年始の医療相談の時よりも、医師体制が充実し相談ブースが増加。外国人の方を含めて予想される医療相談に対応。
生活相談、外国人相談の会場を準備中。感染対策に神経をつかいながら、たくさんの相談者を受け入れる。
11時に集合し、緊張感みなぎるスタッフ同士のうちあわせ。
医療相談を担当した谷川智行医師と共に

これ以前の記事を見る