2022.01.30
無料PCR検査実施、IN北とぴあ
東京都の無料PCR検査が、
北とぴあ2階で始まりました。
期間は蔓延防止期間(~2月12日)中。11~17時。
北区HP(委託先の川崎重工業リンク)から申し込みできます。(予約制)
私も申し込み、検査してみました。(陰性との報告、有効期限は2月2日まで)
申し込みには、メールアドレスが必要ですが、docomoではうまくいかず、gmailでやっと入りました。
検査希望の方は、お試しくださいませ~??
2月7日以降は、赤羽エコーひろば館2階でも、検査会場が増設されます。
2022.01.26
労働法制の規制緩和がもたらしたもの
この間の政権がすすめてきた労働法制の規制緩和によって、
どこが莫大に利益を上げてきたか、一目瞭然 である。
壊してきた雇用を改善することが必要なことも明白?
1月25日、衆議院予算委員会で、宮本徹議員が示したパネルより。
2022.01.25
コロナワクチンのブースター接種とPCR検査
コロナウイルスの第6波感染が日に日に急増中。週明け、東京では1万人をゆうに突破。まだピークがみえません。
区内も連日100名を超える感染者増で、保育園や小中学校の休園、学級閉鎖が相次いで報告あり。
希望する方がいつでも無料のPCR検査ができる体制の拡充や、ワクチン接種の前倒しを求めてきましたが、国の対応は後手後手となり、自治体も四苦八苦。
ワクチンの前倒しについては、
北区でもようやく65歳以上の高齢者について、
2月1日から、全ての高齢者の接種間隔を、2回目接種から、6ヵ月に前倒しに。
64才以下の方々も重症化リスクの高い50才以上の方は、2月21日から、6ヵ月間隔に前倒となりました。
私もこの1週間、ワクチン予約をせっせとお手伝い~。
PCR検査については、
東京都が無料のPCR検査をスタートさせ、区内では4カ所の薬局で対応していたのに続き、
28日からは王子駅そばの北とぴあ2階を会場に、当面、蔓延防止期間(2月13日)まで実施することになりました。
一日も早くピークアウトするよう、行政のスピーディな対応を求め、個々人の対策もしっかり行っていかねば~!
抗原検査(自宅用)を購入し、やってみました。
2022.01.23
廃プラスチック問題Q&A
「北区版SDGsライフ宣言」起草市民会議主催による、第3回目のオンライン勉強会に参加しました。第1回がエネルギー問題、第2回がごみ問題、そして第3回目の本日は、プラスチック問題です。進行は起草市民会議の発起人のお一人、谷本有美子(法政大学社会学部社会政策科学科准教授)さん。
3人の発表者の方より、プラスチックの問題について、順に報告がありました。
秋元智子(一般社団法人地球温暖化防止全国ネット専務理事)さん。廃プラスチック問題の基本についてお話されました。(以下、要旨)
・石油を原料としたプラスチックは、手軽で耐久性に富み便利だが、デメリットは、自然分解できず、経年劣化の程度が大きい。燃やすとCO2が発生し、地球温暖化の原因にもなっており、大量のプラスチックが海に流れでて、海洋汚染になっている。
・世界との比較では、日本はプラスチック大国(ペットボトルの国内年間出荷は227億本、年間300億枚ものレジ袋を消費する。国民1人あたり年間300枚使っている計算)である。
・更に、1人あたりの容器包装プラスチックごみの発生量は、2020年度世界第2位!(これには驚き。やばい )
・プラスチック製品の生産、使用、廃棄、リサイクルの流れをみると(2017年推計値)、プラ製品の使用は年間で約1012万トン、大半は廃プラスチック903万トン(内訳は一般家庭418万トン、企業435万とほぼ半々)で、そのうち14%の128万トンは埋立、86%の775万トンが有効利用。うちわけは、サーマルリサイクルが58%と約6割は焼却。マテリアルリサイクル23%、ケミカルリサイクル5%)
・世界の海に存在しているプラスチックごみは、合計1億5000万トン、アジア諸国からの発生によるものが、全体の82%を占める。日本周辺はマイクロプラスチックの「ホットスポット」(日本近海のマイクロプラスチックの濃度は、世界平均の27倍にも相当するとの調査結果あり)
・海洋ごみは、自然分解されず残ってしまう(レジ袋20年、アルミ缶200年、ペットボトル400年、オムツ400年)、有害物質として最大100万倍に濃縮される。
・2050年には海洋プラスティックごみは、魚の量を上回ると言われている。(なんと恐ろしい話)
★ライフスタイル・消費を考えよう ①ワンウエイのものを作らない、買わない、使用しない。②ごみの適正処理。③プラスティックの代替品の開発 ④R4年4月より、プラスティック資源循環促進法がスタート
次に、廃プラスチック対策の北区の取り組みについて、北区リサイクル清掃課の大村係長よりお話がありました。
北区ではこれまで、プラスチックは可燃ごみで収集していたが、今後、資源として回収していく。R4年10月から、滝野川地区で先行実施。R5年4月から、赤羽・王子地区で実施する。古紙の回収日と同じ日に、プラスチックごみを回収する。プラスチックには、①容器包装プラスチックと②製品プラスチックがあり、①のみを資源回収する自治体もあるが、北区では分かりやすくするために、①も②も分けずに回収する。
更に、分別回収について、どのように取り組んでいくのか、回収できるもの、できないもの、出し方のルールなど、パワーポイントを使って、わかりやすくご説明頂きました。
3人目は、びん・缶、プラスチックの分別回収を行っている事業者、戸部昇さん(株式会社トベ商事)より、分別回収の工程をスライドを見ながら、選別現場からのお願いとして具合的に気をつけてほしいことが紹介されました。
例えば、・袋は2重にしない。・時計、ラジカセ、おもちゃ、コードリール、スマートフォン、バッテリーなどは回収できない。・中でもバッテリーは衝撃が加わると発火するため一番困る。・乾電池、チャッカマン、ライターは不燃ごみ。・医療用の注射器、注射針は回収できないし、危険(作業員の手に刺さる)・プラスチックに別の素材がついているものは出さない等。(大変、参考になりました)
・更に、生活の見直しとして、容器そのものを選ぶことも必要ではないか?びんや缶は自然に悪さはしない。プラスチックをリサイクルするだけでなく、プラスチックそのものを使わない、環境にやさしい入れ物について取り組むことが大切ではとよびかけました。
参加者からは、「リサイクルする時の苦労、現場の声を聞いたが、たくさんの方にもっと知ってもらった方がいい」「ごみの分別は億劫だが、協力してすすめていきたい」「そもそもプラスチック製品はなくしていった方が良いのでは?もっとリデュースにも力をいれてほしい」「北区は中間施設をどうするのか?」などの質問・意見が活発にだされました。
2022.01.15
「男だから」は窮屈だ!
15日、男女共同参画活動拠点のスペースゆうにて、啓発講座「男だから」は窮屈だ!~自分もまわりも尊ぶ方法を考える~に参加しました。講師は、川口遼(名古屋大学男女共同参画センター特任助教)さんです。
川口さんは「ジェンダーは日々、生活するたびに感じられるもの。自分自身も当事者の一人として考えてほしい」とご挨拶しながら、はじめに、
1、ジェンダーについて。
男らしさ、男性性について、性規範では「泣くな」「弱気になるな」「身体の使い方が勇ましい」、性役割では、「家族を養う」「一家の大黒柱」など、男っていうのは、こういうものだよね、という社会的、文化的な性である。
また、男性は、女性は~だと平均的に言われていることもあるが、それはあくまで平均であって、集団としての性差と、個人のあり方は違うという話は印象的だった。
2、ジェンダーを「実践する」
ジェンダーは、家族、学校、メディア、友人関係などを通じて学び、日々、内面化、身体化していくもの。自分や他人のふるまいの根拠や正当化するものになっているとも指摘。男だからね~〇〇だよね。
社会構造から視点を変えて見てみると、、、、。
ミクロレベルでは、男性は上から支配はするが、人間関係のマネジメントをあまりやらない。許されていることが多いのでは?
メゾレベルでは、一家の稼ぎ手、主としての責任、仕事における卓越を求められている。男性のちゃんとした生き方は、高校・大学・就職・結婚・出産・マイホーム、サラリーマン的、大企業のホワイトカラーが理想の男性像?
内閣府の調査でも、上記を期待する調査結果が出ている。
3、有害な男性性とは?
男らしさの3つの指向性
①優越指向(他者と競争し、勝たなければならない。日常のちょっとしたことで競い合う。知識についても)
②所有指向(たくさんのモノを所有し、管理しなければならない。お金、コレクター、より多くの女性をモノにするという言い方も)
③権力志向(他者に自分の考えを押し付けなければならない。自分の言うことを聞かせる)
以上の内容は、達成しないとシンドイ、達成しようとしてもシンドイものでは?
自他に悪影響を及ぼすような男性性のあり方は、
①感情の抑圧、苦悩の隠蔽(弱音を出せない。相談できない)
②表面的なたくましさの維持
③力の指標としての暴力
男性による暴力・ハラスメントや、自殺率の高さの原因として、しばしば言及される。
4、自分も周りも尊ぶために
以下のことを自覚する必要があるのでは
①支配へのほの暗い欲求がある ②透明なマジョリティ(特権をもっている、差別構造におけるマジョリティは、自らの支配構造にきづかない。「平穏の権力」「自動ドア」とも評されている。)3、内省とセルフケアが大切(自分の行動や状況をみつめなおす。自分が傷ついていたことを認める。個人的な問題ではなく、構造的な問題への視点をもつ)セルフケア(自分自身を尊重すること)は大事。
お話をうかがって、男らしさとして社会的に形作られてきたものを取り込んで、男性らしく生きることに、生きづらさを抱える、窮屈だーと感じているのか?いないのか? 更に、社会的な特権を持っている、男性だから許されていることがある。有害な男性性、悪影響を及ぼす男性性について、男性自身がもっと認識し、深める必要があるのではないか?との課題提起を頂き、改めて考えを深めることができました。
2022.01.14
住民税非課税世帯等への生活支援臨時特別給付金の補正予算が可決
本日14日、北区議会臨時本会議が開会され、住民税非課税世帯等への臨時特別給付金(1世帯10万円)にかかる補正予算、約62億円(うち事務費に4億円)が全会一致で可決しました。
私は全員協議会の場で、「生活保護受給世帯は、毎月の保護費振り込みが実施されており、口座確認も含め2月保護費の支給に上乗せする形で、速やかな支給を検討してほしい」と要望致しました。北区からは、「全ての非課税世帯に同時に確認書を送付する。返信後、速やかに支給する」旨、答弁がありました。
また、課税世帯であっても、コロナの影響で家計急変の場合も支給対象となります。もれなく受給して頂けるよう、丁寧で十分な広報を区長申し入れでも(1月13日)要請しました。
今後の流れは、
・非課税世帯(令和3年12月10日基準日)へ、北区から確認書が1月下旬に郵送されます。口座内容などチェックして返信して頂いた後、2月に順次振込み予定です。
・また、課税世帯でも、コロナの影響で家計が急変し、非課税世帯と同様な状況の世帯も対象となります。
こちらは、申請が必要(2月1日から受付)です。対象となるかは、令和3年1月から令和4年9月までの任意の1ヵ月の収入で判定します。
非課税世帯相当と半眼される収入ベースでの目安は、
・単身世帯で年間100万円以下(1ヵ月83000円以下)
・配偶者・扶養親族(計1名)を扶養している場合は、156万円以下
・同じく、(計2名)の場合は、205.7万円以下
・同じく、(計3名)の場合は、255.7万円以下
・障がい者、寡婦、ひとり親、未成年は、204.4万円以下
対象世帯となるかどうか、お問い合わせいただき、もれなくご申請下さい。
住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金(生活支援臨時特別給付金)のご案内|東京都北区 (city.kita.tokyo.jp)
2022.01.13
京都里山SDGsラボ「ことす」
京都大学大学院地域環境学堂の浅利美鈴准教授の「ごみ減量」に関する講演を伺った際、ご紹介頂いた「ことす」は、京都市の京北地域にあるSDGs・社会課題解決につながる情報発信、交流、創作活動の拠点として昨年8月末にスタートしました。
元小学校の一部をリノベーションし、テレワークや会議、交流などができるオフィス空間や、脱炭素社会に向けた省エネ、創作活動のアップサイクルも取り組み、地元地域の里山ならではの食・健康・文化の再発見、小中学校のSDGsや環境教育など、新たな「こと」をおこす場として期待されています。
見学にうかがった際、最初に目に入ったのは、古着の回収スペース。フリマや毎月第4土曜に「京北めぐる市」を開き交換もできるとのこと。続いて、ごみの分別や生ごみの分別回収。3R(Reduce、Reuse、Recycle)の理解を深め、「自分ごと」「地域ごと」にして実践をすすめる生活のきづき、きっかけを発信。
キッチンラボでは、広いキッチンを活用し、地元で採れた野菜を使って、「キムチづくり」に来ている女性がおりました。料理教室にも使えるとのこと。
また、木工の加工機械をそろえたアップサイクルラボでは、森林組合や建築の方ともコラボ、日曜大工やDIY、木工教室などが、その隣のスペースでは、着物なども含めて古着を活用し、裁縫、創作できるようみしんも複数台、準備されていました。
音楽室を活かした多目的スペースDXスタジオでは、大型スクリーンも設置されており、教育活動はもちろん、写真・動画撮影、ライブ、音楽イベント、映画鑑賞などができるように!!
運営は、京都市や京都大学、民間企業、林業組合など20の団体などが参画した協議会形式により取り組まれています。新年度は内閣府の予算枠に自治体が手をあげ年間9200万円の補助を活用し、運営にあてているが、来年度からは施設利用を高め、シェアオフィス、セミナーなども開催し、運営費を捻出することも課題であると伺いました。
施設見学、説明を担当してくださったスタッフのFさんは「電気ひとつとっても、自分は暮らしの中で、どれくらい電気をつかっているのか?どこでつくっているのか?と、いろいろなことに自分は関わっているという関係性を知り、学ぶことがとても大事」だと語ってくれました。自給的な概念、地域共同で皆で造っていく。ストイックではなく、美味しく、楽しく、心地よくをモットーに(例えば、今日は野菜の日 キャンドルデイ等)取り組めるといいなあと感じました。
2022.01.11
表現の自由と女性差別、アンコンシャス・バイアスを考える
1月11日(火)、女性議員パワーアップ集中講座が参議院会館で開催され、講座Ⅱは、牟田和恵大阪大学人間科学部人間科学研究科教授が、「表現の自由と女性差別」をテーマに講演しました。
牟田教授は、昨年の児童を対象にした千葉県警交通安全PR動画が話題になったことについて、国連女性差別撤廃委員会の日本政府に対する勧告(2016年)すなわち、女児を性的対象とするような固定観念を懸念し、女性差別に照らしたものと強調しました。
しかし、マスコミも含め、表現規制と歪曲した誤解が高まってしまった背景に何があるのか?と、以下2点を論じました。1つは、女性差別撤廃条約や男女共同参画計画への無理解。メディアも報道せず、国民もあまり知らない。
2つに、日本社会が幼女キャラを性的描写することに慣れ過ぎており、可愛い、親しみやすい、無邪気というイメージが、女性・女児に向けられていると指摘。
その上でフェミ議は、大企業も含め日本社会全体が、女性・女児はこうあるべきと使い慣れている中で、女性の表象、女性の多様な実態のあり方を示し、せめて公的機関がどのような表現をするのかと重要な問題提起をしたと評しました。
次に、内閣府男女共同参画局の局長・課長が、R3年に行ったアンコンシャス・バイアス(性別による無意識の思い込み)に関する調査の結果を報告(詳細は資料参照)。
参加者より、「H8年、自治体に示された広報の手続きガイドラインは今も生きているのか(生きていますと回答)」「HPに掲載を復活すべき(バージョンアップした事例集を周知)」「県警動画の見解は(個別事例は、、)」など質疑応答あり。
最後に牟田教授は「従順で幼い女性キャラがもてはやされることと、女性がものを言うことを許さない。犯罪行為のようなバッシングは表裏と感じる。内閣府も共に頑張ってほしい」と発言され、会場から拍手が起こりました。内閣府の調査も活用し、各議会でも意識改革、慣行・制度改善につなげていきたいと感じました。
2022.01.10
2022年、北区の成人は2824人
昨年はコロナ禍で中止した成人式ですが、今年は開催となりました。オミクロン株のコロナ感染がここ数日、急上昇している中、北とぴあの会場は、ディスタンスを十分にとれるよう、午前と午後の2部制にして、来賓も制限し、座席は間をあけて。さくらホールの他、中継でつつじホールも活用されました。
北区で今年、成人式を迎える若者は、2824人(うち外国籍の中は419人)
新成人の皆さんは、コロナパンデミックの年に、就職や進学が重なり、感染対策、活動の自粛が迫られる中、様々に悩みを抱えながら、自分の進路をすすんでいるのではないか。時に、生活の困難、先の見通しが持てない不安で葛藤しながら、日々を暮らしているのではないかと思います。
そんな若い皆さんが、自分のやりたいことをみつけ、自分の人生を生きていけるよう、お金の心配なく学ぶことができる高等教育の無償化、給付型奨学金の拡充、一人暮らしができる住宅支援、正規職員として働くことのできる安定雇用や最低賃金の引き上げなど、若者のくらしをサポートする制度を、政治の責任でつくることが切実に求められていると思う。
新成人を代表して誓いの言葉をのべた二人の女性は、「彩り豊かな社会に」「個人の意思をしっかりと持って」と抱負を語っておられました。
新成人の皆さんの前途を祝し、私自身も社会を切り開く一人として、共に力をあわせて頑張りたいと、背筋が伸びる思いがしました。
2022.01.09
年始も「女性による女性のための相談会」
女性による女性のための相談会、年末に続き、本日は同僚の永井朋子さんと相談スタッフで参加させて頂きました。
毎回思うこと。
この相談会は本当にあたたかい。
足を運ばれる女性への心配りや配慮がすみずみに行き届いている。
真剣に耳を傾ける。私も心の中で涙が何度も流れた。
その痛みを共有し、何ができるか共に
考え、制度につなげ改善も求める。
マルシェで生活に必要な物資も受けとれる。こんな場所が
本当に大切だと痛感する。