2022年、北区の成人は2824人

 昨年はコロナ禍で中止した成人式ですが、今年は開催となりました。オミクロン株のコロナ感染がここ数日、急上昇している中、北とぴあの会場は、ディスタンスを十分にとれるよう、午前と午後の2部制にして、来賓も制限し、座席は間をあけて。さくらホールの他、中継でつつじホールも活用されました。

 北区で今年、成人式を迎える若者は、2824人(うち外国籍の中は419人)

 新成人の皆さんは、コロナパンデミックの年に、就職や進学が重なり、感染対策、活動の自粛が迫られる中、様々に悩みを抱えながら、自分の進路をすすんでいるのではないか。時に、生活の困難、先の見通しが持てない不安で葛藤しながら、日々を暮らしているのではないかと思います。

 そんな若い皆さんが、自分のやりたいことをみつけ、自分の人生を生きていけるよう、お金の心配なく学ぶことができる高等教育の無償化、給付型奨学金の拡充、一人暮らしができる住宅支援、正規職員として働くことのできる安定雇用や最低賃金の引き上げなど、若者のくらしをサポートする制度を、政治の責任でつくることが切実に求められていると思う。

 新成人を代表して誓いの言葉をのべた二人の女性は、「彩り豊かな社会に」「個人の意思をしっかりと持って」と抱負を語っておられました。

 新成人の皆さんの前途を祝し、私自身も社会を切り開く一人として、共に力をあわせて頑張りたいと、背筋が伸びる思いがしました。

 

 

来賓紹介で「おめでとうございます」と一言ごあいさつ

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