コロナ第8波への対策強化 健康福祉委員会

#東京都北区 #コロナ第8波への対策強化について、11月28日、危機管理対策本部で確認された内容が、本日29日、北区議会健康福祉委員会に報告されました。(以下要約です)

1、特別養護老人ホーム等の下水サーベイランス実施

(区内特養ホーム9施設内の下水を採取・分析し、ウイルスを検出した際は、入所者および従事者の一斉PCR検査を実施し早期対処で、クラスター発生を抑える)

2、症状の有る高齢者対象のPCR臨時検査施設の設置

(北歯科医師会、滝野川歯科医師会の協力を得て2ヵ所で実施)

3、区内薬局における有症状者向けの抗原定性検査キット配布

(区内薬剤師会と連携し、約50か所の区内調剤薬局において、1人あたり2テスト分を無償配布し、早期診断の推進をはかる。配布対象は、13歳~64歳の区民で、「感染が疑われる症状がある方」または「濃厚接触者」薬局での受け取りは、家族でOK)

4、Web上での抗原検査キット在庫状況表示

(各薬局の検査キットの在庫状況を、北区ホームページでマップなどにより見える化し、確認可能とする)

5、オンライン診療体制の強化

(検査キッドによるセルフチェック等で陽性疑いの場合など必要に応じ、オンライン診療医療機関を紹介し、東京都陽性者登録センターへの登録や支援を周知するマッチングセンターを構築)

6、小中学生への抗原定性検査キットを配布

(子どもの感染も増えているため、感染の有無により必要な医療へ迅速につなぎ、小児外来の負担も軽減する。学校を通じて12月初旬に配布。区立以外の学校に通う児童・生徒へは、申請により送付)

22日の本会議質問にて議会からも要請。委員会の中で、国民皆保険を堅持し、早期に外来受診、検査・治療へとつなげるためにも、事前の検査体制をいかして対応して頂くこと。区民への周知は、発生届が出されない約7割の方が、治療やサービスから漏れることがないよう、東京都の施策も含め、わかりやすく周知してほしいと要望しました。

北区も医師会、歯科医師会、薬剤師会の連携・協力を頂き、コロナ第8波を抑えるために尽力中です。東京都の対策強化とも連携して、区民の命を守るため力をあわせます?

王子駅南口 朝の駅頭報告

今朝は王子駅南口からご報告。

山崎たい子レポートをお渡しさせて頂きました。

区長へ新年度の予算要望書を提出したことや、

インボイス中止を呼びかかる内容。

皆様、良い一日を~!

本会議代表質問 コロナ第8波対策ほか

22日午前中、本会議代表質問質問 にたち、第8波コロナ感染拡大に対し、発熱外来の強化(オンライン診療も含め)など、北区に要請しました。

区長は「歯科医師会とも協力し、症状のある高齢者のPCR検査会場を増やし、医師会と共同して、オンライン診療や訪問診療なども調整、紹介など対応する」と答弁。

オミクロン対応ワクチン接種も「12月末まで予約が入ってきた。東京都の会場案内と共に、区内に臨時の接種会場の設置を検討し、区民に更なる接種の協力をもとめる」

発熱外来が逼迫した時に備え、医療用抗原検査キットを薬局でも入手できるよう求めたのに対し、「薬剤師会と協力して検査キットを配給する」と答弁しました。

引き続き、PCR検査や医療体制の整備支援を求めます。

代表質問の準備おおづめ

東京都北区議会本会議代表質問

明日11月22日(火)10時から、日本共産党北区議員団 は、私、山崎たい子 が質問します。

10時開会のトップバッターです。是非、傍聴にお運び下さいませ~??(北区役所第一庁舎4階受付)

質問テーマは、

1、くらしを守る緊急対策

北区独自の給付金拡充や賃金引き上げ、インボイス制度中止

2、コロナ感染症第8波から区民命を守る

早期発見、早期治療体制の確保、健康保険証を廃止し、マンナンバーカード一体化方針は中止

3、介護保険や障がい者施策の充実

介護保険改悪中止、障がい者の緊急時バックアップ体制の整備

4、地域で見守り・支える子育て

子ども条例の制定、若年妊婦を支える居場所づくり

5、大規模水害対策

水害対応避難所や福祉避難所の拡大、バスやタクシーなどを利用した避難支援、避難ネットワークの推進

6、ゼロカーボンシティ北区を前へ

断熱改修や再エネ・省エネ促進と中小業者の仕事おこしで推進、体験型学習の機会や発信の拡充、気候市民会議の設置など

がんばります~!!

荒川流域防災住民ネットワーク2022

11月20日(日)、第2回荒川流域防災住民ネットワーク2022 (同実行委員会主催)が、舟渡小学校体育館で開催され、同僚のながいともこ議員と一緒に参加しました。

荒川大規模水害に備え、早期避難するために、自治体のエリアを越えて学びあう場です。

誰も置き去りにしない(犠牲者を出さない)・されない(犠牲者にならない)仕組みと地域づくりをめざし、

第1部のシンポジウムでは、西日本豪雨や2019年台風19号で被災された方のお話を聞き「逃げる大切さ」を学びました。

・ハザードマップで自分の家、地域のリスクを知り、避難行動を考える。

・どこに逃げるか家族と話し合う。

・どんな状況で逃げるか。

・地域の人とどこに逃げるか

日常から、考え、行動することが大切と。

お昼をはさんで、午後の第2部分科会は、要援護者の名簿の運用を改善し、早期避難の実現!に参加。

民生委員さんや町会長さん、要援護者のご家族や当事者の方、行政職員と、様々な立場で、行政区を超え、課題に感じていることや、もっとこんなことができるのではないか?と意見交流。

個人情報保護を守りつつ、実際の避難にどうつなげることができるのかー大変、有意義な話し合いとなりました。

日頃から、学び、情報を共有し、顔の見える関係をつくり、つながりをつくることが、いざ避難という時にも活きてくると感じました。知恵を出し合い、力をあわせ、ネットワークを拡げていきたい。

親水7mって、どれほどの水位?と具体に実感できるよう、体育館の柱には、高さの赤い印が!!

う~ん、やはりすごい水位だ~

「史上最悪の介護保険改定を許さない!」院内集会

11月18日、衆議院議員会館で開催された「#史上最悪の介護保険改定を許さない?」院内集会に参加しました。

(主催、史上最悪の介護保険改定を許さない!会)

 子育てや介護は、皆で力をあわせ分かち合うと、喜びや幸せが膨らむものだと、私は自身の体験や仕事からも感じています。それは1人ひとりの育ちや尊厳を大切にする営みだから。

 でも、孤立し孤独の中で背負い始めると、その絶え間ない日常が、重圧となって積み重なり、時に存在を否定してしまいたくなる衝動にもかられてしまう。

 介護保険は、介護を個人や家族責任におわせるのではなく、社会全体で支えていこうと始まった制度のはずだったが、今回の制度改悪(自己負担2割を標準にする。要介護1・2の訪問介護、通所介護を地域支援・総合事業に移す。ケアプランを有料にする。福祉用具の一部レンタルを買い取りにする。施設にロボットを導入して、職員配置を減らす)は、その根幹を切り崩すものだ。

集会の中で、

・富山の介護従事者の方々は、「米騒動は富山から始まった。介護騒動をおこしたい?」

「この改悪がとおったら、介護地獄がはじまる」と強く抗議し「良い介護を止めるな?」と訴えた。

・100人の医師と共に、7000人以上を在宅ケアで診ている医師は、

「介護の仕事は、業務内容に応じた給与がもらえていない。介護報酬もあまりに安すぎる。制度改悪で、介護の人手不足が更に深刻に。コロナ禍、ケアの現場は軽くあしらわれている。濃厚接触かさけられないのに、手当てもつかない」と告発し、

「介護保険を改善しないと、社会に不幸が増えていく」と語った。

・長く、介護の研究に携わっている大学教授は、

「介護保険の中の帳尻はもう限界。介護職は全国で210万人。どんな小さな町でも雇用を創出し、地域経済を支えている。そうした視点で活性化させる必要がある」と展望を示した。

どれも、現場から発せられる、まっとうな声だーと深く共感。

この声を政治にいかし、介護保険改定の中止を。高齢者の尊厳を守り、地域経済を再生させていきたい!

続々と会場に集まる
司会者の上野千鶴子さん(左)
寸劇で介護保険の問題を伝える、介護ヘルパーさん達

新年度北区予算要望書を区長へ提出

11月18日、日本共産党北区議員団として、#来年度の北区予算編成に関する要望書(10の柱205項目)を北区長に提出しました。現職議員の他、来春の区政に挑戦する #宇都宮ゆり さん。#秋山けんたろう さん、そねはじめ都議も参加。

幹事長である私から、重点項目をお伝えし、各議員からも、以下独自に要望しました。

ながいともこ議員は、

 浮間地域のコミュニティバス試験運行の一日も早い実施と共に、3人のお子様がいる子育て世帯で、電気が止められ対応した相談を紹介し、生活に困難を抱える方に寄り添い、生活保護の運用も含め拡充。

せいの恵子議員は、

 小・中学校への生理用品配置のモデル実施を、速やかに全校配置へ拡げること。あわせて、悩みを抱える若者が、どこに、誰に相談したら良いか、分かりやすい相談窓口と若者支援の実施。

野口まさと議員は、

 十条駅周辺の大規模再開発や都の特定整備路線など、住居立ち退きを迫られ、商店街への影響が避けられない等、大きなまちづくり課題がある地域で、長く頑張り続けてきた住民のくらし、既存商店街等との共存共栄がはかられるよう、関係者が参加し協議できる場をつくること。

本田正則議員は、

 荒川大規模水害対策において、約20万が親水地域となる北区において、高台避難のための安全な避難経路の確保、バリアフリー化や、平和都市北区の事業充実。

のの山けん議員は、

 株式会社立保育園の保育士人件費割合の改善、学校の教職員不足の解決など、今こそ、ケアワーカーなどの賃金を引きあげ、処遇改善をすすめる人にやさしい区政の推進。

福島宏紀議員は、

 UR団地における家賃軽減住宅の実施と、課税世帯に扶養されている非課税世帯への給付金など、北区独自の給付金を継続、拡充。

宇都宮章議員は、

 社会福祉協議会を通じて実施された特例貸付の返済が困難な状況あり、免除や猶予など含め、丁寧な相談対応。

宇都宮ゆりさん(宇都宮章議員の後継予定)は、

 中小業者の相談や支援にたずさわってきた立場から、コロナ禍の中小業者への給付金の実施や、インボイス制度の中止、消費税の減税について区からも国に要請を。

さがらとしこ議員は、

 新設する児童相談所等複合施設の隣に、29階建て、500戸以上のタワーマンションが建設が示されたが、長周期地震動や風害、学校環境などへの影響がどうかとの視点で、見直しや対策。

秋山けんたろうさん(さがらとしこ議員の後継予定)は、

 就職氷河期世代の1人として、若者の正規雇用をはじめとした就労支援を要望。また、子ども達の学校給食無償化、高齢者の補聴器購入補助の一日も早い実施。

私、山崎たい子は、

学校給食無償化 や、不足が生じている教職員確保と増員に全力 を尽くすこと。

また、困難を抱える女性支援の新法にともづく北区の取り組みの推進を要望しました。

区民の声、要望実現へ、力をあわせて頑張ります。

「#みんなの生理」の皆さんと懇談

吉良よし子参議院議員と「みんなの生理」のメンバーの皆さんのZOOM懇談の場に参加させて頂きました。

「#みんなの生理」は、「生理用品を軽減税率に!」という署名活動から生まれた団体で、「全ての人の生理に関するニーズが満たされ、どんな人も自分らしく暮らせる社会」を目指して活動しておられます。

 生理に関する若者のアンケート調査にも取り組み、経済的な理由で生理用品を買うのに困難だった若者が、5人に1人いるーとの結果も公表し、日本の中で、いわゆる「生理の貧困」として可視化、クローズアップもしてきました。

「みんなの生理」の皆さんが、「学校に生理用品を無償で設置してほしい」との要望書を、北区長あてに要請した時に、私も同僚のせいの恵子区議と一緒に立ち合い、会派として北区議会でも「学校や区有施設に生理用品を、トイレットペーパーと同じように、インフラの一つとして無償設置してほしい。包括的性教育としても取り組んでほしい」と、要望してきました。

北区では、今年度、区役所庁舎内のトイレにディスペンサーの設置。区立小・中学校のトイレに、生理用品の無償設置を数校でモデル実施し、準備が整い次第、全校設置されることになりました。

国レベルでも、その流れを強めていけるよう、文部科学省担当の吉良よし子参議院議員と交流しました。

懇談の中では、更年期障害の問題も生理と地続きであることが語られ、リプロダクティブ・ヘルス&ライツ(性と生殖に関する健康と権利)の課題としても、ポジティブに取り組んでいきましょうと意気投合。

政治を考え、アクションすることについても、若い皆さんの人権意識の高さに、触発された時間でもありました。

私自身、これからも学び続け、行動したいー。

高校・大学などへの進学を応援!

北区社会福祉協議会の令和4年度受験生チャレンジ支援貸付金 申込受付中です。

内容と貸付限度額は、

・学習塾等受講料 200000円

・高校受験料           27400円

・大学等受験料       80000円

貸付の対象は、

一定所得以下で、受験期のお子様がいる世帯

電話予約でご相談を

03-3907-9494(福祉資金担当)

返済については、

対象の学校に入学後、所定の手続きを行うことにより返済免除。

申込期限は、

令和5年1月31日(火)まで

「きたふくし」のご案内より

高齢者の方々のくらしの困難の声

 本日は、集合住宅にお住いの地域の皆様の声を多数お聞きしました。長く住んでおられる方が多く、高齢化がすすんでいます。

 非課税世帯への物価対策給付金の手続きは、書類が届いている方は「もう出しましたよ」とのお返事が、ほどんどでしたが、他には「まだ来ていません」との声も多くあり。よく聞いてみると、息子さんや娘さんと同居している方々で、ご本人の年金は少なくても同居家族に一定の収入があり対象とならない場合でした。「一人一人にほしいですね~」と。ホントにそうです!

 また、ご家族が入院療養中の方や、自宅で介護中の方も多く、医療費や介護費用の負担や介護そのものにもご苦労の様子がこもごも。「自分は10月から、医療費が2倍になったよ。外来でも、薬をもらう時も値上りして、結構きついね」と。「介護保険料も高いからね。これで使う時に利用料が倍になるなんて嫌だね」と。本当にそのとおりです。

 それでも中には「ヘルパーさんに手伝ってもらい、お風呂場の荷物をかたずけ、入浴できるようになった」と喜びの近況報告も。ヘルパーさん、本当にありがとうございます。

 更に、住宅の家賃がもう少し安くならないかーとの声も何人もの方から伺いました。家賃は固定経費であり、節約はできません。年金が2カ月ごとに入金のため、毎月の家賃引き落としに間に合わず、遅れての入金になる方も。(その場合は若干延滞料金がかさみます)年金も下がり、他に収入がない高齢者の皆さんにとっては、家賃の固定経費の軽減はとても切実な要求だとしみじみ感じました。

 ニュースでは、出産一時金の増額にあてるため、75歳以上の医療保険料の上限を引き上げることも調整中と。子どもの出産という社会的な支援の構築を、なんで世代間の分断をあおるような形で行うのかーと悲しくなる。

 長引くコロナ、物価高の中、年金を減らし、医療や介護の負担を増やさないでくれ!との声を届けます。

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