王子駅南口、堀船中学校等複合施設ブロックプラン報告

おはようございます?今朝は王子駅南口からご報告。

今議会に示された区立堀船中学校等複合施設(区民温水プールや地域振興室、

堀船ふれあい館)のブロックプラン等レポートでご紹介。

7月16日(日)には「ありがとう堀船中学校」と題し、在校生、卒業生、

地域の皆様による企画がご案内されています。

プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025

 プラスチック汚染や気候変動問題の解決のためには、大量生産・大量消費・大量廃棄などの社会のあり方そのものを根本的に見直すことが欠かせないと言われています。

 その方法のひとつとして「サーキュラー・エコノミー」が注目を集めています。

 それは、製品やサービスを設計する段階から、新たな資源の投入や廃棄をできるだけゼロに近づけるようデザインした上で、回収・リユース・リサイクルの推進等によって、限りある資源を永く循環させながら使い続け、廃棄物をゼロに近づけていく社会経済のしくみです。(4月1日に施行となった「プラスチック資源循環法」も、サーキュラー・エコノミーへの移行を目指しています)

 6月29日、SHIBUYA QWSにて、WWFジャパン(人と自然が調和して生きられる未来をめざして世界100か国以上で活動している環境保全団体WWFの日本での設立団体)が、SDGs14ターゲット1「2025年までに、あらゆる種類の海洋汚染を防止し、大幅に削減する」を視野に入れ「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」を立ち上げ、取り組んできた企業の発表会があり、私も聴講してきました。

 「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」の5つのコミットメント(社会への公約)は以下の内容です。

?問題のあるもの、及び必ずしも必要のないものの使用を取り止める。代替素材への切り替えの際は、
その持続可能性を十分考慮する
? 可能な限り、リユース (他の素材のリユースを含む) へと切り替える
? 可能な限り、リユース、リサイクル可能なデザインとする
? リサイクル素材の意欲的な使用目標を設定する
? リユース、リサイクル率を向上させるためにステークホルダーと協力する

以下10の参加企業がそれぞれ、自社の取り組みを発表されました。

1、サントリーホールディングス(ペットボトルの軽量化や、2030年までに素材を植物由来に、石油原料をゼロにしたい)

2、日本コカ・コーラ(2030年までに全てのペットボトルを100%リサイクルRET素材化、植物由来に切り換える)

3、キリンホールディングス(リユース・リサイクル率を向上させるために、ドラッグストアなどでのいつでも回収、鉄道業者と共同した回収スキームを進める)

4、ネスレ日本(キットカットやペットフードの素材をプラから紙に代替え)

5、ニッスイ(食品のプラ容器包装を2030年までに30%削減。鮮魚などの発砲スチロールを他へ代替)

6、資生堂(つめかえ、つけかえ製品で容器を繰り返し使用。70~80%プラ排出削減)

7、ライオン(詰め替え容器により、70%削減してきている。日本のもともとのつめかえ文化普及を)

8、ユニ・チャーム(紙おむつ、紙ナプキンをリサイクル素材へ。現在、鹿児島県の志布市や大崎町などをモデルに紙おむつの回収を行い、原材料へリサイクルに取り組んでいる)

9、JAL(マドラーやコップの蓋を紙に。プラを31トン削減。機内食のプラを紙へなど、計175トン石油由来を削減)

10、ウーバーイーツ(プラ容器包装をリサイクルやリユース素材へ、専門のポータルサイトを開始)

11、江崎グリコ(ワンウエイプラスチックを25%削減しようと、学童用の牛乳からストーローをなくしていく。その際は、ストローレスを進めるための教育の重視。学校との丁寧なコミュニケーションをとりながらすすめた)

日本初の2025年に向けた共同コミットメント!WWFジャパン「プラスチック・サーキュラー・チャレンジ2025」 |WWFジャパン

 プラスチックごみをなくしていくために、各企業が取り組んでいる状況をうかがうことができ、大変勉強になりました。こうした取りみが企業活動全体に、更に拡がっていくことが重要ではないか。

 北区においても、今年度から小・中学校での給食に出される牛乳(メグミルク)のストローレスが、学校の状況にあわせて(子ども達への環境教育や食育、低学年だとストローなしで飲みにくいので徐々に等)始まっています。

 製品を購入する消費者や行政の側も、環境にやさしい製品を選択し、リユースやリサイクルについての企業の取り組みや自身の暮らしの改善となるよう環境教育、啓発活動とあわせた取り組みがますます大事と感じました。

 

牧野記念庭園を訪れました

植物学者牧野富太郎博士が晩年過ごした住居と庭の跡地である練馬区立牧野記念庭園に団地の皆様と訪れました。

庭園に入ると蒸し暑さがすっと和らぐほど、たくさんの種類の草木が生い茂り圧倒されます。なんと300種類以上もあるとのこと。

更に圧巻は、博士の使っていた書屋。

生涯をかけて植物を愛し向き合ってきたその熱情が平凡な私にもひたひたと伝わりました。

NHKの朝ドラ「らんまん」は、先日チラッと目にした程度でしたが、今度見てみようかなぁ

インボイス相談窓口開催へ、北区議会区民生活委員会が開会

26日、北区議会区民生活委員会が開会され、委員として同僚の宇都宮ゆり議員と共に質疑しました。

所管事務調査では、国の税制改正に伴う特別区税条例の一部改正条例について意見を述べました。

来年度から森林環境税(国税)として一律1000円が住民税均等割に追加(徴収は国の法定受託事務に)

となるが、所得割非課税のいわゆる非課税世帯相当の納税者にも課税となる一方で、排出責任者の法人に対しては課税されないのは不公平税制であるとの問題点を指摘しました。

納税の窓口対応や相談には、区民の生活再建をすすめる立場で丁寧に対応してほしい旨も要望しました。北区は「区民の生活に寄り添って対応していく」と答弁しました。

また、戸籍謄本や住民票などのコンビニ交付について、現在、マイナンバーカードのトラブルが続出しているが、コンビニ交付時の安全性や個人情報保護は大丈夫か、

北区の対応について、宇都宮ゆり議員が質問。

北区は「現在、全国でおこっているマイナンバーカードのトラブルについては、事業者側の課題があり、北区の委託事業者との契約ではそうした問題はおこっていない。コンビニ交付の際も、個人情報の保護に関わる暗唱番号で行政情報を保護している」との趣旨の答弁がありました。

更に、10月から実施予定のインボイス制度について、北区では相談窓口を設置します。

会派は、インボイス制度について、中小業者やフリーランスの方々の生業を追いつめるものであり、中止、延期の立場である。北区の相談窓口においても、そうした業者の方々の置かれている実情や声を十分に聴き、実態を把握してほしいと要請しました。

北区は「相談の中で、経営的な課題も出てくると思うので、そうした観点からも相談や支援につなげていきたい」と答えました。

その他、堀船中学校等複合施設のブロックプランや桐ヶ丘区民センターの整備についてなど、

地域のコミュニティの核となる施設整備ついて、住民への十分な情報公開と意見を反映するよう要望しました。

区民生活委員会資料をご参照ください。

Discuss Cabinet | キャビネット一覧画面

委員会終了後は、区役所第1庁舎玄関ホールで、区内障害者団体が開催中の「ふれあいマルシェ」で、パンや絵葉書を購入(^^)

ハンドマイクで区政報告 マイナ保険証により、現行の紙の保険証廃止は中止させよう

朝から陽ざしが強~い?

木陰に吸い寄せられるように 地域の皆さんとご報告。

北区が独自に、エネルギー・物価高騰対策給付金を非課税世帯以外や医療、介護施設に実施すること。

「北区で高等教育の給付型奨学金制度を行うことは有効であり検討する」と

初めて答弁があったこと。

命綱である保険証のマイナンバーカードへの一本化で、紙の保険証廃止は中止させよう等、

スピーチさせて頂きました。

お家の窓から顔を出して聴いて頂いた方も ありがとうございます?

北区立西が丘小学校落成式

北区立西が丘小学校の新校舎落成式に参列させて頂きました。

5.6年生の児童の皆さんが、合唱や稲付餅つき唄にあわせて躍りを披露してくれました。

子ども達の歌声というのは、なんて心に響くのでしょう。

いつも自分が浄化されるようなエネルギーを頂きます。

そんな子ども達が、生き生きと学び成長できる社会でありたいと心底思います。

区内障害者団体による「ふれあいマルシェ」

北区役所玄関ロビーにて、22日(木)~30日(金)まで、区内で運営している障害者団体や法人の自主製品を販売する「ふれあいマルシェ」が出店中です。

初日は、手作りジャムや焼き菓子、布製バックなど。

おいしい、かわいい、役立つ製品~とのご案内はまさに~(^^)

私も購入しました!!

宇都宮ゆり議員、本会議初質問(中小業者への支援、国保料軽減、地域の諸課題について)

 21日は、本会議個人質問。新議会になってはじめての本会議で、新人の議員が次々登場して質問する議会となります。今議会の個人質問は10名のうち、新人議員は8名の方々。皆さんそれぞれの持ち味が発揮されていて、とても勉強になりました。

 会派では、宇都宮ゆり議員が初質問。ずっと声を聴いてきた中小業者の皆さんを支援するテーマで、インボイスの延期、消費税の軽減、物価高騰の中での給付金直接支援、貸付の借り換え、重い負担の国保料の減免、減額、そして地域の諸課題など丁寧に質問しました。

2023年第2回定例会個人質問―宇都宮ゆり ≪ 日本共産党北区議員団ホームページ (kyoukita.jp)

 もう一人は、のの山けん議員。地元、赤羽地域ですすんでいる赤羽駅周辺の開発や小学校、公園、区民施設との関連で、住民の声を様々紹介し、住民合意のまちづくりをすすめるために、情報公開や住民参画の保障を求めました。

2023年第2回定例会個人質問―のの山けん ≪ 日本共産党北区議員団ホームページ (kyoukita.jp)

質問前文と区の答弁をどうぞご覧ください。

高等教育に対する北区独自の給付型奨学金を検討へ、本会議質問に答弁あり

6月20日、北区議会本会議代表質問。

日本共産党北区議員団からは、ながいともこ議員が質問にたちました。

テーマのひとつは教育費の無償化。この間、繰り返し提案し公約でもある「高等教育への北区独自の給付型奨学金制度」の実施を求めました。

北区は、「区独自の給付金は有効と考えている。対象、制度設計を検討する」と、初めて実施に向けての答弁がありました(^^)本当に嬉しい~!!

学校給食無償化の拡充について、#特別支援学校も対象にすべきとの質問に対し、「学校の状況を確認し必要な支援を実施する」と答弁。これも良かった!!

ながいともこ議員の質問前文と答弁をご参考ください。

2023年第2回定例会代表質問―ながいともこ ≪ 日本共産党北区議員団ホームページ (kyoukita.jp)

女性の住まいシンポジウム

 18日、「住まいの貧困に取り組むネットワーク」など住まいに関する団体が主催した「ジェンダーと女性の住まいの状況」についてのシンポジウムに参加しました。

 わくわくシニアシングルズの大矢さよ子代表は、2020年に40代以上の中高年シングル女性2345人(うち40代が61%)が回答した生活実態調査を報告。

 就労率は86%であるが、正規は44%と半分に満たず、非正規・フリーランス52%で、資産がないと答えた人は、40代で30%、50代で24%、60代で10%であり、65歳以上で年金が10万円未満は54.3%と働き方による低年金の結果、高齢になっても働き続けるとの回答は65%、非正規・自営業では8割にのぼっている。家賃など住居費を支払った後に「家計に余裕がない」と答えた人は62%にのぼるとお話しました。

 横浜市男女共同参画推進協会の植野さんからは、2021年に実施した「単身女性の住まいの調査」(非正規、男女の賃金格差あり、単身女性は貧困の中、高い居住負担やリスクを抱えている)や、2022年にはすべての性別の31~60歳で、就労中、年収180~600万円の約500人が回答したWEBアンケート調査の結果(生活費における住居費の負担率、男性25.7、女性29.1と女性の負担が大きい等)も示しながら、

 日本の住宅政策は「男性稼ぎ主型を前提にした持ち家政策」であり、若い世代や女性が支援制度からこぼれおち困窮していると指摘。家賃補助や単身の公営住宅の入居条件緩和が必要とお話しました。

 お話を伺いながら、日本の社会の中で「女性がひとりで生きていく」ことの安心が保障されていないこと。その大前提に「住まい」の保障がないことを痛感しました。

 コロナ禍でおいて、住宅確保給付金の伸びが非常に大きかったことは、それまであった住まいの貧困の状況が大きく可視化されたと感じます。現状で住宅セーフティネット法が制定され、4万円の家賃軽減住宅が整備できることにはなっているが、北区でも新年度に、URを含む民間住宅の活用により2戸からのスタートで、現状のニーズに応えるにはあまりにも乖離が大きい状況となっています。

 ヨーロッパでは「住まいは人権」が浸透し、1970年代から家賃補助はあたり前。お隣の韓国でも住宅に困っている人の定義を広くとらえ、社会的住宅の整備をすすめています。提起された「家賃補助」や「公営住宅の要件緩和」での量的な支援が切実に望まれていると感じました。

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