北区基本構想(案)区民意見交換会

北とぴあで開催された、北区基本構想(案)の区民意見交換会に参加しました。

北区の今後20年の進むべき方向性とめざす将来像を示す「北区基本構想(案)」が、区民公募委員を交えた審議会での検討や区民アンケートや区民の声をもとにまとめられ、6月1日から7月3日まで、パブリックコメントが実施されています。

並行して、区民意見交換会がリアルとZOOMにより計3回計画され、今日は初回のリアル開催です。

約20人の区民の方々が参加し、企画課長より基本構想案の概要説明を受けた後、次々に以下、意見が述べられました。

・これからは、マイノリティに光をあて、外国籍の方も含め人権や多様性、またコミュニティを作っていくことが大事。

・完璧な文章がならんでいるが、北区らしさがみえない。今の時代、社会は1人ひとりのマイノリティの集合体。声なき声、声をあげられない人に寄り添う彩りや地域をつくる北区の姿勢がほしい。ここに書かれていることと、現実が乖離しないよう、例えば、外国籍の方、就労できていない人、学校に行けていない子どもなど一人一人にむきあって基本計画をつくってほしい。

・北区の職員も会計年度職員の待遇を改善し、正規化して、区民と向き合う行政になってほしい。

・北区らしさのうち出しが弱いと感じるので、歴史や地域のほりおこしの視点で文章を表現してはどうか。

・はじめて参加したが勉強になった。この基本構想がどれだけの人がわかり、実効性のあるものにすすむのかなあと感じ、自分でやるとしたら地域でコミュニケーションをすすめるお店とか、自治体としても支援があるといいのでは。

・世代を超えて共に成長しあうとか、子どもの権利、心身ともにのびのびと成長しなどの言葉は非常に良い。

・2年前北区に引っ越し、子育てをしている。子どもの受動喫煙問題を心配し、市民としてどんなことができるか考えている。

・若者世代のことをふれてほしい。これから悩みを抱え社会にでる人に対してや、また元気にやっている若い世代の活力をどういかせるか。

・外国にルーツをもつ人、障がい者の方など当事者の参加がどのように果たされたのか。当事者の参加が大事。

・まちづくりでは、北区の魅力を発信するために、飛鳥山だけでなく、赤羽台団地、岩淵水門など広い視点で結び発信してはどうか。

・道路ネットワークとの言葉があるが、歩行者空間としても考えてほしい。

・安全な水、トイレの整備についても明記してほしい。

・デジタル化について掲げられているが、どう取り組むのか、、、等々。活発に意見が出されました。

最後に企画課長が、意見に対する北区の考えや質問にも答えながら「出されたご意見を基本構想、基本計画に反映していきたい」と述べました。

私自身もそれぞれの皆様のご意見にうなづくことばかりでした。

7月19日には、北区議会企画総務委員会に、パブリックコメントの結果が報告されます。会派の意見としてしても区民の声を反映していきたいと感じました。

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