北とぴあ大規模改修は再検討へ R7~8年度の休館・移転は中止

4月16日に開催された北区議会臨時議会の区民生活委員会において、

「北とぴあ大規模改修の再検討について」と題し、北区より報告がありました。(以下、要旨です)

北とぴあは、令和7年度から2カ年にわたって休館し、大規模改修工事(バリアフリーの改善、

大ホール及び空調や給排水の改修、キッズルームの設置など全面的な改修と機能追加)を行うこととしていました。

しかしながら、近年の物価・資材等高騰の影響などにより、概算の事業費が当初見込み100億円から

190億円と多額の経費を要する試算となることが判明しました。

財政運営上の影響が大きいことや、区民・産業団体から、いっせい休館の見直しなど要望もあり、

今一度、工事を予定していた2カ年を様々な視点で精査、検討する期間とし、その2年間は北とぴあを通常通り開館することとします。

<主な再検討課題>

(1)2年間を予定している全館休館期間の再検討

(2)費用の圧縮にむけ、改修内容や手法の再検討

(3)王子駅周辺のまちづくり全体への位置づけなど、様々な視点や中・長期的な事業の検討

*運営は、現在の指定管理者が、R8年度まで運営できるよう選定手続きを実施

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