サンカクシャ5周年記念パーティ

5月26日、サイボウズで開催された「サンカクシャ5周年記念パーティ」に参加しました。

特定非営利活動法人サンカクシャは、15歳から25歳くらいまでの親を頼れない若者の「生きていくための基盤」として、日中はもちろん、夜でも思い思いにくつろげる交流拠点「安心できる居場所」の提供や、シェアハウス、個室シェルターなど「住まい」の支援、更には、働きたいけど働けない、何をしたらいいかわからないという若者の「社会に出て働くためのサポート」の3つの支援に取り組んでいます。

北区にも活動場所があり、私自身も何度か「居場所」や「シェアハウス」にお訪ねし学んだことを区議会でも紹介してきました。

今回の5周年企画で、活動を振り返りながらあいさつされた代表の荒井祐介さんは「子どもの貧困対策や支援については、法律の制定やSDGsの流れもあり、行政はじめ、地域や企業においても取り組みがすすみ、世論形成もすすんできている。

一方で、15歳以上、18歳以上の若者への支援については、根強い「自己責任論」もあり、まだまだ定着していないのではないか。傷つきや悩みを抱え、働くこと、自立までに時間のかかる若者。親や身近な大人を頼れない若者が生き抜いていけるように、

これからも地域や企業の方とネットワークをつくり連携しながら、1人ひとりの若者に丁寧に寄り添い、共に考え、信頼できる関係性を築く中で活動を拡げ、安心できる居場所、一緒に働く場も作っていきたい」と語りました。

私はそのお話をうかがって、北区においても「どんな若者にも頼れる人がいる北区。街全体で若者を応援する北区」を実践で切り開いている民間の皆さんとも連携しながら作っていきたいと感じました。

活動紹介する荒井代表(右)

活動紹介したパネル

新拠点「サンカクオフィス」を計画中。

パーティ会場となった「サイボウズ」にて

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