物価高騰から区民のくらしを守る緊急要望を区長に要請

8月5日(月)朝一番で、北区長に対し「物価高騰から区民のくらしを守る緊急要望」を以下の内容で要請しました。

   東京都北区長 山田加奈子殿               2024年8月5日

       物価高騰などから区民のくらしを守る緊急要望

                  日本共産党北区議員団 幹事長 山崎たい子

 日頃からの区政運営へのご尽力に敬意を表します。

 物価高騰が続く中、区民のくらしはとても苦しくなっています。2024年7月分の東京都区部の消費者物価指数(中旬速報値)は、総合指数の前年同月比が2.2%の上昇で、35か月連続のプラスとなりました。生鮮果物は8.0%、電気代は19.7%、ガスは11.6%上昇しています。
 党区議団への日々の区民相談でも、「生活のやりくりが本当に大変」「電気代がこわくてエアコンが使えない」「今年も給付金をだしてほしい」など、切実な声が寄せられています。
 党区議団はこれまでも、物価高騰対策の強化を繰り返し求めてきました。国は重点支援地方交付金の拡充を検討するとしていますが、国の交付金活用にとどまらず、区独自の財源も活用し、補正予算も含め、緊急に対策を講じるよう求めるものです。

                       記

  • 昨年度のエネルギー・価格高騰支援給付金未申請者への救済措置をとること。
  • 今年度も物価高騰により支援を必要とする方に現金給付を含めた支援を行うこと
  • 低所得者へのエアコン設置や電気代助成を行うこと。
  • 生活保護世帯に対し、収入認定とならない8000円を区として支給すること。
  • 中小事業所や店舗などへのエネルギー価格高騰支援を実施すること。
  • 医療機関、福祉施設・事業所への物価高騰対策の支援を復活し、金額や対象を拡充すること。
  • 公衆浴場の燃料費高騰対策のための支援を行うこと。            以上

参加したそれぞれの議員から、自身の相談や区民の声を更に紹介し要望。

山田加奈子区長は「国や東京都と連携し、北区としてどういう取組みができるか、引き続き検討していきたい」と答えました。

左から、ながいともこ区議、せいの恵子前区議、山田加奈子区長、山崎たい子区議、野々山研区議

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