2024.09.20
決算委員会2日目、総務費
私、山崎たい子は以下3点を質問。
1、女性のLINE相談など、女性相談の実績の評価と充実を求める、2、新庁舎建設計画における建設コストの抑制を、3、自治体DXについて
宇都宮ゆり議員は、
1、選挙の投票場の改善、2、北区の平和事業について、3、聴覚障がい者の防災ラジオについて
野口まさと議員は、
1、経営改革プランにおける公共施設再配置方針について、2、魅力ある公園で導入したPFIの評価、3、北区のすすめる公民連携は、企業の利益よりも、区民への奉仕を最大の立場で行うべき、4、公契約条例の労働報酬下限額の引き上げ、について質問しました。
私の女性相談(男女共同参画推進費)の質疑は以下(要旨)です。
①R4年度から、女性のためのLINE相談に取り組んでいるがR5年度の実績について、LINE登録者数および相談件数や内容の変化、また取り組んでの評価はどうか。
答弁、登録者数は442件と前年比109件増。相談は226件と前年より6件減。認知は拡がっているがご相談は横ばい。10~50代まで幅広く相談あるが、比較的若い世代の人が多い。
②登録者をさらに増やし、相談につなげていくためにも、中高生へのアプローチ、また区民がお買い物などでよく足を運ぶ店舗、公共交通や公共施設などへの掲示も必要と考えるが、区の取組み状況はどうか。
答弁、北区ニュースや公式HP、SNS、案内カードの配布、R5年度はデジタルサイネーズも活用。庁舎や所業施設のトイレ、中学生へも相談ステッカーを配布してきた。
③総括の時にも取り上げたが、30~50代の就職氷河期世代の悩みや生きづらさにも寄り添っていただくために、その世代への事業の際にも、気軽に相談できることを積極的に公報してほしいがどうか。
答弁、スペースゆうでの女性相談事業でも実施。悩みや生きづらさを抱えている区民へ届くよう周知していきたい。
④女性相談全般について、私自身がこの間、区民から受けてきたDVや性被害にかかわる相談、関係者の方からのお話で感じているのは、被害を受ける方の背景が性別の他、障がいや国籍など複数重なり合い、より社会的な不利益や困難が生じている、いわゆる「複合差別」があること。そうした問題の複雑性や、中・長期の支援を視野にいれた取組みについて、令和5年度の相談員の研修や相談体制充実の取組み、また今後の課題についてお聞かせください。
答弁、スペースゆうでは、国や東京都での研修にも積極的に参加している、相談についても、関係機関、子ども家庭支援センターも含め、情報交換や連携強化に取り組み対応。今後も相互の連携の強化につとめていく。
国際的にも、女性差別撤廃条約に障がい女性の視点を盛り込むよう運動がおきている。北区の相談体制も充実を求めます。