2024.11.29
北とぴあの指定管理者の指定や区民施設使用料の改定など区民生活委員会で質疑
11月29日(金)北区議会区民生活委員会が開会されました。
議案審査の中の1つ、「北とぴあ」の指定管理者の指定ついて、
「昨今、職場の人手不足が言われているが、施設職員の半数を占める受付や清掃スタッフに欠員が生じている状況はないか。応募でもなかなか集まらないという背景に、賃金水準が最低賃金にはりついているという状況はないか」質問しました。
担当課より「現在5名の欠員があると施設管理者より聞いているが、この間の大規模改修予定の流れで応募控えの傾向もあった。今後2年間の運営にあたり、12月からも積極的に公募していく。指定管理料については、物価や人件費増加も見込んで算定している」との答弁がありました。
働く人の賃金引上げや処遇改善をこの間、要請してきたが、それに寄与する十分な指定管理料を確保し、働く人の確保と良質な区民サービスの提供が行われるよう重ねて要望しました。
所管事務調査においては、「北とぴあ」や「区立体育館」をはじめとする区民施設使用料の改定に関する条例審査を行い、以下の意見を述べました。
「北区は、受益者負担という考え方のもと、施設にかかる原価を水光熱費などの維持管理費、職員人件費、減価償却などによって貸出部屋ごとに原価を算出し、その75%を基準として、利用者負担率との乖離状況から改定を判断している。
会派としてはそもそも「受益者負担」との考え方について、公共施設は区民全体の財産であり、施設を利用している、していないと区別して、利用者負担を引き上げることは、誰もが利用できる、多くの人の利用を促進する公共施設の役割、公平性からみてもなじまないと考えている。
区の考え方では、今後、人件費や維持管理費が増えると、利用者負担も上がっていく傾向になるのではないか。「税の再配分」を考え、人件費や減価償却などはふくめず、利用者負担75%という数字も引き下げるべきだ。
加えて、今、物価高騰で区民のくらしが大変な状況が続いている。いかに、くらしの支援をしていくかーが行政の大きな課題になっている時に矛盾している。値上げによる影響は約1億。200億円もの財調基金を積み上げている北区は今こそ、この基金を使ってでも、くらし支援で頑張る時だ」と要望しました。
通勤途中の「音無親水公園」の紅葉
2024.11.27
本会議個人質問、のの山けん議員が行いました
11月27日(水)、本会議2日目の個人質問は、のの山けん議員が以下のテーマで行いました。
1、赤羽駅周辺地区まちづくりは、住民合意・市民参加で
質問の詳細と北区の答弁は以下をご覧ください。
2024.11.26
第4回定例会本会議代表質問 ながいともこ議員が行いました
11月26日(火)北区議会第4回定例会が開会。初日は本会議代表質問。党区議団は、ながいともこ議員が、以下 点のテーマで行いました。
1、総選挙の民意を受け、国民要求の実現を国に働きかけること
2、暮らしを応援する最優先課題について
3、教育費無償化
4、医療・介護・年金などケアが希望となる区政
5、赤羽西地域のコミュニティバス運行
暮らし応援では、国の臨時給付金(非課税世帯3万円、子ども1人2万円)の年内支給や均等割のみ課税世帯など、北区独自の支給を実施するよう求めました。
質問の詳細と北区の答弁は、以下をご覧ください。
2024.11.24
DV被害者支援としての加害者プログラム
11月24日(日)全国シェルターシンポジウム2日目は「被害者支援としての加害者プログラム」についての分科会に参加し、長年、加害者対策に関わってきた識者の方より、以下の学びをえました。
諸外国では、DV被害者支援のためには、加害者を非暴力にするための加害者対策が必須となっているが、日本では現状、加害者はほとんど放置されており、諸外国と比べて、その対策が30年以上遅れていると言われている。
DVはジェンダーにもとづく暴力であり、男性中心社会が生み出す構造的な暴力「力と支配」である。DVは家父長制の中で、女性にケア役割を押しつける中で、家中心主義、戸籍筆頭者、世帯主、家長など男性特権のジェンダー規範のシャワーを浴び続ける中で学んだこと。
身につけた価値観が問題であり、学び落として、学び直す教育としてのプログラムが必要である。
日本においては、2019年に内閣府が加害者教育の検討し、2020年施行実施。2022年には東京都が実施。2023年、国が地方自治体に向けて、実施のための「留意事項」を示したが、留意事項では、任意参加を対象としており、多くの加害者は対象にならない。ジェンダーにもとづく暴力の言葉がない。内容が不明瞭などの課題がある。
DV被害者の70%は、別れていない現状がある。背景には、経済的な困窮や子どものことを考えてなどが多い。その他、相手を犯罪者にしたいわけではない。気づいてほしい。誰かが介入し支援してほしいなどの気持ちを持っている。
こうした状況からみても、今後のDV防止法改正にむけては、3つめの保護命令として「加害者プログラム受講命令」が必要ではないか。面会交流について、離婚後の共同親権が法律となった以上、子どもに会いたい、親権が欲しければ「DV加害者プログラムを受けて、安全な親であることの証明」が必要ではないか。
2024.11.23
女性支援の新時代へ 住まいは人権
11月23日(土)・24日(日)、神戸国際会議場で開催された、#全国シェルターシンポジウム2024(全国女性シェルターネット主催)に参加しました。
今年のテーマは、#住まいは人権 ハウジングファーストから始まる女性の回復支援です。
女性と子ども支援センター ウィメンズこうべの正井代表理事から、今年6月にオープンした「六甲ウィメンズハウス」について報告がありました。
欧州では、安心安全で尊厳のある暮らしを営む権利(ハウジングライツ)が思想として定着しており、DV被害女性が警察等にSOSを出せば、住まいの提供と同時に経済的支援と母子カウンセリングも提供されます。
一方、日本では、加害者は処罰されず、被害者の側が家もコミュニティも捨て、子連れで引っ越さなければならない現状を変えたい!と、10年来粘り強く取り組んで、40室のウィメンズハウスを、ついにオープンへ。
地域に開かれ、交流できる、自立したくらしを創造する拠点とのコンセプトで、とても広いキッズルームや学習室、コミュ二ティカフェ、シェアオフィス、ロビーも設置しているとのこと。
ホントにすばらしい~☺️そんなあたたたかな拠点が各地域にできるといいなぁと、思いがふくらみました。
2024.11.22
2025年度北区予算編成に関する要望書を区長へ提出
11月22日(金)、2025年度(令和7年度)東京都北区予算編成に関する要望書を、山田区長へ提出しました。党区議団とそねはじめ都議、せいの恵子都議予定候補が同席しました。
ポイントとして以下、大きく3つの視点を要請。
1つに、物価高騰のもとで影響を受けている区民のくらしや営業に対し、北区の基金も活用して、給付金の支給や直接支援など積極的に実施すること。
2つに、公契約条例による労働報酬下限額の引き上げ、会計年度任用職員の雇い止め廃止、介護・障害福祉・保育などケア従事者の処遇改善など、働く人への支援を拡充すること。
3つに、駅周辺タワーマンションを誘致する市街地再開発計画を見直し、低層・修復型の住民合意のまちづくりに転換することです。
夏から秋にかけて、区内の諸団体、各界の方々との懇談を重ね、要望事項は10の柱、188項目にまとめました。
山田区長は「区民の思い、区内団体の要望と受け止めた。物価高騰は北区にとっても厳しいが、予算編成の中で検討していきたい」と応じました。
2024.11.19
秋一番の冷え込む朝
おはようございます☺️冷え込んだ朝。
豊島5丁目団地バス停始発より、山崎たい子レポートを渡しながらご挨拶。
寒いし、早起きがつらい~と葛藤しながらバス停にむかう。
まだ薄暗い中で、すでにバス待ちで並んでいる皆さん。毎日の早朝出勤、本当にお疲れ様です。
そして、ラジオ体操を続けている皆さんにも頭が下がります。
「おはようございます」と声をかける。ほんのわずかな時間のわかち合いに、心があたたまります。
今日1日にも、良いことがありますように💓
詩人の谷川俊太郎さんが他界されたとの報。子どもの絵本でお世話になったな。「生きる」の詩も良かったなと思いめぐらす。
2024.11.18
十条駅前の区民施設「ジェイトエル」の見学会
#東京都北区 #ジェイトエル (十条駅前のジェイトモール3、4階にある区民施設)12月1日(日)オープンに。
本日はひと足お先に「見学会」に伺いました。
想像以上に広々~とした施設。本を軸にした創造の場というコンセプトとなっています。
本を読みながら、おしゃべりしながら、お茶をのみながら、リモートワークをしながら、こどもと一緒に、それぞれの過ごし方でくつろげる場所です。
開館時間は7時半から20時まで (年末年始休館)
3Dプリンターや電子ミシンなどがあり、ものづくりや製本も楽しめます。
4階は多目的ホールや音楽、ダンス、動画編集ができる部屋も設置されています~☺️
飲食可能スペース
2024.11.18
区民施設使用料の一部改正(多くは値上げ)条例案が提案に
今朝は王子駅南口よりご挨拶。(金)が定例の南口。先週☔で中止。本日にふりかえたものの今朝も雨でした🌂😭
たい子レポートでは、26日から始まる第4回定例会に上程予定の補正予算案や条例案のご紹介。
感染症増加によるこども医療費や物価高騰に対応する学校給食費の増額が計上に。
一方、北とぴあなどの区民施設や体育館など施設使用料が大幅な値上げ(使用料収入でみると全体で約1億円)となる条例案も提案されています。 今時、区民負担増は大変厳しい(涙)
2024.11.17
「森林整備体験事業」2日目は木工体験
11月17日(日)、昨日に続き群馬県中之条と東京都北区の森林整備体験学習を見学しました。
午前中は木材活用センターにて、木片からオリジナルコースターを造る木工体験。
電子ペンを使って木材を焼きながら模様を入れ、絵具でペイントした後、ニスを塗って乾かして完成。
子どもたちは宿泊を共にし、また、大学生のお兄さん、お姉さんとも打ち解け、リラックスした様子で作業している姿が微笑ましい。
製作の指導にあたった方は、85才になる町の職人さん。昨日からのこの事業は、まさに10代から80代まで、様々な立場の方々が関わって行っている多種多様な多世代交流もすばらしい❗
午後からは、北区と中之条町が今年3月に協定を結び、共同で森林整備を進める場所を見学。
町有林3.8haを「北区の森」として育て整備しながら、環境学習や林業振興、交流事業を重ねていく事業の種地である。
今年度に中之条が先行して、約500本以上の木を皆伐し、毎年少しずつ、広葉樹、針葉樹の植樹エリアを拡大していく予定。
50年、100年と木を育てながら進める事業に久しぶりに心が踊りました。