韓国国会で弾劾訴追案が可決に

 12月14日、韓国の国会は本会議を開催し、尹大統領に対する2度目の弾劾訴追案(野党6党が12日に再提出)を可決したのをタイムリー中継で見ました。在籍議員は300人中の3分の2を超える204人(与党から12人)が賛成に。この結果、大統領は職務停止となりました。

 この弾劾訴追案は、12月3日夜に尹大統領が行った「非常戒厳」の宣言後、国会に軍が投入され、一切の政治活動を禁止する布告が出されたことは、戒厳下での国会活動を認めた憲法に違反するなど指摘するもの。

 市民らによる、尹大統領の弾劾を求めるデモや集会が連日行われ、国会前行動に集まった市民は150万人とも報道されています。なんとすごい人数か、、、。

 SNS上でもリアルタイムでの映像が配信に。世論調査の結果でも、7割を超える市民が「賛成」と報道されていました。中でも若い世代が声をあげ、アクションしている様子に、歴史の試練を経ながら日常不断に培てきた民主主義を求める強い意志と力を感じました。

 自分自身も民主主義を求め行動できる、主権者の1人でありたい。 

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