2025.05.26
せいの恵子パンフレットのご紹介
せいの恵子前区議・都議予定候補と、土日、王子駅頭やUR団地等で
シールアンケートに取り組みながら、せいの恵子パンフレットをご案内しました。
「看護師さんもしていたのね」「生活が大変だ。頑張ってくれ」との
声を頂き、相談を受ける場面も。
偶然通りかかった子育てママ達からもエールを頂きとても嬉しかったです。




2025.05.24
東京消防庁・北区合同総合水防訓練
5月24日、荒川河川敷において、令和7年度東京消防庁・北区合同総合水防訓練が実施されました。
大型台風により荒川氾濫の危険が高まり、道路冠水や家屋への浸水、急傾斜地での土砂災害が発生し、
逃げおくれ、助けを求める人が複数発生した想定での救助訓練も実施されました。
ドローンを使い、現場状況の確認。
東京都のハイパーレスキュー隊をはじめ、都内医療機関の救助チーム等とも連携しての緊迫した訓練です。災害から命を守り、救う、人命救助の大変さを痛感しました。





2025.05.23
令和7年度東京都北区議会の運営体制が決定に
5月22日(木)、臨時本会議が開催され、令和7年度の北区議会の議長には青木博子議員(公明)、副議長には石川さえだ議員(自民党新時代)が選出されました。
日本共産党北区議員団は、北区議会の第3会派として、議会運営の役割を担っていく立場から、
常任委員会の区民生活委員長に野口まさと議員。健康福祉委員会副委員長に山崎たい子議員、建設委員会の副委員長に本田正則議員。
特別委員会では、防災対策特別委員会の委員長に、ながいともこ議員が選出されました。
今期の党議員団の会派内役職は、
幹事長が山崎たい子、副幹事長に野口まさと、
政務調査会長に、ながいともこ、副政務調査会長に宇都宮ゆりがそれぞれ担うことになりました。
党議員団の各種委員会の所属は、
企画総務委員会に野々山けん、区民生活員会に野口まさと、ながいともこ、
健康福祉員会に山崎たい子、文教委員会に宇都宮ゆり、建設委員会に本田正則。
地域開発特別委員会に、野々山けん、本田正則、
防災対策特別委員会にながいともこ、野口まさと、
都市ブランド特別委員会に宇都宮ゆり、山崎たい子が所属します。
新しい議会体制の下、区民要望実現にむけ、引き続き声を届け、論戦に力を尽くします。

2025.05.21
深刻な物価高騰、猛暑から区民の命とくらしを守る緊急要望を区長へ申し入れ
5月21日、日本共産党北区議員団は、山田加奈子区長へ以下、緊急の申し入れを行いました。
長引く物価高騰が、区民のいのちとくらしを直撃しています。物価の上昇は、あらゆる品目に拡がり、食品では4月から4225品目が値上げされました。中でも米は、5kgの平均価格が1年前の倍以上の4220円、16週連続の高値更新にまで至っています。電気・ガスの国の補助が3月までで打ち切りとなり、家計をさらに圧迫しています。
こうした下で、子育て世帯や高齢者世帯からは、「食事の回数や量を減らしている」、「電気代がこわくてエアコンがつけられない」などの声が聞かれ、子どもたちの成長・発達や区民の命にかかわる懸念が拡がっています。
また、事業者にとっても介護報酬が切り下げられた訪問介護事業所をはじめ、事業の存続にかかわる極めて重大な事態となっています。区民が必要な食事を確保でき、酷暑を乗り切ることができるよう、以下の対策を求めました。
1、消費税の廃止をめざし当面5%に減税、インボイス中止を国に求めること
【必要な食事確保支援】
2、低所得者、高齢者、子育て世帯等に、1万円のお米券を配布すること
3、学校給食の単価は、区の責任において米飯給食の提供を保障し、給食の質を維持する価格に設定する こと
4、私立学校、外国人学校に通う世帯へ、昼食費を支援・補助すること
5、高齢者会食サービス、子ども食堂やフードバンクの支援団体への支援を拡充すること
【中小企業への支援】
6、介護・障がい・保育施設や、医療機関等に対する物価高騰支援を再実施すること
7、区内中小事業所に対し、物価高騰対策として光熱水費補助など直接支援を行うこと
8、銭湯への燃料費補助を引き上げ、高齢者ヘルシー入浴補助券の枚数を増やすこと
【低所得世帯への支援】
9、生活保護世帯に物価高騰対策支援金、夏季見舞金等を支給すること
10、生活保護世帯、住民税非課税および均等割のみ課税世帯、高齢者・障がい者・ひとり親世帯等に対し、エアコンの購入・設置・修理費および電気代等の助成を行うこと 以上
山田区長からは、「区民のいのちを守ることは行政として最も必要なこと。国や東京都が検討している対応もみながら、区として優先順位も含め判断していきたい」と対応しました。

2025.05.20
「赤羽しごとコーナー」をぜひご利用ください!
5月20日、同僚のながいともこ議員と共に、JR赤羽駅南口高架下にある「赤羽しごとコーナー」をお訪ねし、取り組みの様子をうかがいました。
赤羽しごとコーナーは、東京都のハローワーク王子の出先機関であり、ハローワークの職業相談窓口と同様、就活のはじめの一歩から、就職まで仕事探しをサポートするサービスが受けられます。
JR赤羽駅南口改札から徒歩3分という交通の便が良いところに設置されていることもあり、他のハローワークよりも利用率が高い窓口となっていますが、昨今のスマホの普及に伴い、直接、ハローワークに足を運んでの相談や利用に余裕がある状況となっています。
職員の方々が事業所へ足を運んで求人開拓を行う。職業訓練を経てから就職へつなげるなど、よりニーズに即した、リアルな職業相談やマッチングができるのが魅力です。
昨今は、就職氷河期世代や、中・高齢者の方々の求人も年々、増加しています。一人で悩まず、ぜひ相談でご活用してくださいませ。
赤羽しごとコーナー 002205626.pdf

活動状況を説明してくれた、ハローワーク王子所長と一緒に記念撮影。
2025.05.19
CEDAW勧告を活かしてジェンダー施策を進める
5月19日、参議院会館にて開催された、女性議員パワーアップ講座を受講しました。
「CEDAW勧告を活かしてジェンダー施策を進める」と題し、浅倉むつ子早稲田大学名誉教授が講演。
浅倉さんは、女性差別撤廃条約実現アクション共同代表、国際女性の地位協会共同代表でもあります。以下、講演要旨の報告です。
女性差別撤廃条約は、正式名称が「女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」1979年12月18日、第34回国連総会で採択されました(日本も賛成票)。その条約の特色は、固定化された性別役割分担の変革が掲げられ、議論があったが、ここをかえることなしにはじまらない!と文言にもりこまれたとのこと。
その他(女性に対するあらゆる分野の差別の撤廃、法律上の差別のみならず事実上の平等をめざす、国家による差別だけでなく、個人、団体、企業による差別も撤廃する、社会の慣習・慣行の修正もめざす)
条約における「女性差別」とは何か?
条約1条、1、性に基づく区別、排除、または制限であって、2、いかなる分野においても、3、女性が人権および基本的自由を認識し、享有しまたは行使することを、4、害し又は無効にする効果または目的とするもの。
暴力も差別であり、性役割の強制、慣習上・事実上の差別も含む、間接差別も含む。性自認、性的指向による差別も含む。ただし、「暫定的な特別措置」は差別ではない。
日本では、1985年に条約を批准(72番目の締約国)現在、世界189か国で批准。
そして、今回のテーマである「選択議定書」の批准は、批准すれば「個人通報」が可能となり、女性差別撤廃条約の実効性を強化することにつながるものだが、日本は未だに批准していない。
2019年からは、選択議定書の批准を求める共同行動「女性差別撤廃条約実現アクション」がスタートし、国会議員へのロビーイングだけでなく、地方議会から意見書採択を行う働きかけも行っている。(2025年5月段階で、全国で368議会が意見書採択)
2024年10月、CEDAWによる日本審査が行われ、以下の総括所見が提出されました。
前回2021年以降の肯定的側面では、①再婚禁止期間の廃止。②優生保護法による被害者救済、③刑法改正、④DV法改正、⑤婚姻最低年齢を男女共通に、⑥政治分野雇用者男女共同参画法があげられた。
そして、2年後までに早急に対応しなければならないこととして4つのフォローアップ項目が示されました。①選択的夫婦別姓の導入②暫定的特別措置として、女性の立候補時の300万円の供託金の減額、③緊急避妊を含む安価な現代的避妊手段へのアクセス、④妊娠中絶における配偶者同意条項の削除。
その他にも、選択議定書の批准に対する障害の除去、皇室典範の改正、高齢・障害・マイノリティ女性の司法へのアクセスの確保。専任のジェンダー平等省の設置。国内人権機関の設置、家父長制の撤廃、沖縄の米軍による性的暴力の防止、慰安婦被害者とサバイバーの権利の対処、ジェンダー賃金格差公表義務の拡大、女性の正規雇用の増大、間接差別に関する均等法の改正などが勧告されました。
以上、日本のジェンダー平等社会実現のためには、女性の権利を国際基準にしていくことが必要。
2024年総括所見の特色は、①選択議定書、包括的反差別法の制定、国内人権機関の創設など、人権施策の基本構造が指摘されたこと、②マイノリティ女性への目配りの必要、③性と生殖に関わる健康と権利(SRHR)に焦点。④雇用分野の法改正も重視と言える。
選択議定書の批准は、すべてのジェンダー平等のテーマに共通しているもの、率先して批准すべきであり。地方議会からの意見書採択も重要なアプローチとなる。
お話をうかがい、北区議会では、住民の陳情審査で継続審査となっているので、一日も早く、採択にしたいと感じました。

講演する浅倉むつ子氏

批准しないとはじまらない!国連女性差別撤廃条約「選択議定書」

セミナー参加者の皆さんと
2025.05.18
第29回「カッパまつり」大盛況
北区豊島地域 で恒例となった「#カッパまつり」も今年で29回目を迎えました。
昨日の☔もあがり、最高のイベント日和。
豊島公園のステージでは、太鼓やダンス等のパフォーマンス、出店では子ども達が喜ぶ遊びコーナーがたくさん。
親子連れも含め、たくさんの地域の皆様が参加し笑顔🙂あふれ大盛況。地域のつながり、あたたかさを実感する1日。
主催された青少年委員会、町会自治会、PTAの皆様も本当にお疲れ様でした❗



医療生協の健康チェックコーナーで、地域の皆さんと

抹消血液循環チェックもやってみました。
2025.05.16
子どもアドボケイト養成講座を受講して
本講座受講のきっかけは、北区でも児童相談所と一時保護所の開設準備が進んでおり、その運営において、相談や入所にいたる子ども1人1人の思いや考えが十分に尊重されるために、アドボケイトの役割が重要との指摘を受け、自分も理解を深めたいと考えたからです。
受講してその役割の重要性を学ぶことができました。例えば、保護者からの虐待で傷ついている子どもにとって、自己の存在は暴力により貶められている状況であり、不安や恐怖、大人への不信を感じ、自己肯定感や意欲を奪われている中、安心して自分の気持ちを表し、言葉で意見を述べることも容易いことではありません。
そんな時に、アドボケイトは、子どもが保護者と離れ、今、どんな思いでいるのか。どんな状況を望んでいるか。誰とどこで、どう暮らしていきたいかなど、声なき声、声にならない声を聴きとり、小さくされている声を、大きな声にして表し、子ども自身の処遇について子どもの意見が反映され、自らの人生の主体者、主権者として選び取っていけるように、子どもとともに取り組む子どもの人権の専門家だと学びました。
また、子どもは本来、力のある存在ではあるが、大人との社会的な力の差があるという点では、社会的擁護が必要な子どもだけでなく、全ての子どもが自由に声をあげ、行動でき、子どもの最善の利益が優先して考慮される必要があります。
そのために、家族・保護者をはじめ、保育園、幼稚園、子ども施設、学校、民間施設など、子どもに接する大人、スタッフの知識・スキルとして、子どもアドボケイトついて学ぶことができる。また子どもアドボケイトの配置をしくみとして導入する等、子どもの生活の場においても、子どもアドボカシーが行なわれることが、子どもの人権尊重や豊かな社会につながるのではと感じました。
現在、北区でも子どもの意見を様々な行政施策に反映していく仕組みとして、施策を準備していく過程で子どもの意見を直接聞く、子どもにアンケートを取る、子どもの権利委員会に当事者である子ども自身の参加を保障するなどにも取り組んでいます。
例えば、学校の運営においても、子どもがどんな声や願いを持っているか、子どもの声を表す、子どもアドボケイトを位置づけることも重要ではないかとの問題意識を持ちました。
また、自分も少なからず、子ども自身から相談を受ける場合があります。
その際には、講座で学んだ、①表出する支援、②形成する支援、③表明する支援、④実現する支援ということを常に意識し、目の前にいる子どもと自分は別の人格、違う存在だということを自覚し、自分の子どもに対する姿勢に偏見はないか、良かれと思いこどもを支配していないか、常に謙虚に問いかけながら、子どもの自己決定を大切にする立場で行動していきたいと考えました。
最後に、子どもアドボカシー、子どもアドボケイトの取り組みの充実は、人権尊重と民主主義が拡がる大きな力との学びを得ることができました。

2025.05.13
せいの恵子さんと朝のご挨拶
おはようございます😊今朝は、せいの恵子前区議会議員と共に、王子駅中央口からご挨拶。
せいの恵子さんは都立病院や区役所の介護、保育の公務現場でキャリアを積み、区議会議員の5年間も、精神障害の自立支援、ヤングケアラー、若年女性支援、身寄りのない高齢者など支援制度が不十分な課題に政策提案を重ねてきました。
これからも、一人ひとりのくらしを根底から支えるケアの充実を、都政から拡げていくために全力で取り組みます。
#日本共産党 #東京都北区 #都議会議員選挙

2025.05.12
つかむ・ふかめる・ひろげる子どもアドボカシー
5月11日(日)、子どもアドボカシー全国セミナー2025を視聴しました。
子どもアドボカシーとは、子どもの意見や考えを傾聴し、子ども自身が声をあげられるようサポートする活動のこと。子どもアドボカシーを実践する人を「アドボケイト」とよんでいます、
2024年の改正児童福祉法の施行により、児童相談所や児童福祉施設、社会的養護の分野を中心に、「子どもの声を聴く」取り組みが全国で始まり、学校や保育園等にもその取り組みが拡がっています。
今回のセミナーでは、様々な現場で活動してる方から、子どもアドボカシーについてお話をうかがいました。以下、お話の要旨を紹介。
〇一時保護所・児童養護施設に入所し、13歳から20歳まで社会的養護を経験した方からは、
なぜ施設に入所することになったのか。暮らし続けている理由を説明してほしい。兄妹も一緒に入所したが、下の兄弟は先に親元に戻った理由も知りたかった。進学の際、自身の希望が意見を聴いてもらうことがなかった。職員からの心理的な虐待や裏切られた感じも持っている。
初対面の人から「意見を聴かせて」と言われてもなかなか言えない。関係をつくる中で話せることもある。
どんな大人が信頼できるか、大変な体験を何度も労ってくれる。理解、共感、想像してくれる。自分の性格や好きな趣味も話してくれる。声を等しく聞いてくれ、声を上げてもいいと思える社会が必要。
〇虐待などの子どもを診てきた小児科医師は、
困難を受けてきた子どもは声をあげられない。本当のことを話したら叱られるのではとの怖さももっている。つながり続ける中で、声を聴けることがある。
〇冒険遊び場で活動してきたプレイワーカーは、
遊びの中で子どもの声を聴くことがとても大事。ユニバーサルな場で、関係性の中で、ふとした瞬間に子どもは一番してほしいことを話してくれる。
子どもにとって「寄り添い」となるかかわりは、面白がってくれる。成り行きにつきあってくれる。頼まれた時だけ手伝ってくれる人。
大人の「邪魔」なかかわりは、指示する、教える、頼まれていないのに手伝われること。
〇子ども支援にかかわっている方は、
子どもの声は限られた場所だけでなく、日常から聴かれる必要がある。子どもの周りにいる人が、子どもの声をちゃんと聴く、聴いてもらえたとい経験が、声を出せる土台になる。
どの立場の方も共通していたのは、子ども1人ひとりを尊重し、子ども主導の姿勢で、子どもの声や考えを受けとめようとしていること。そうした関係性の中でこそ、信頼が構築され、子ども自身がエンパワーメントされ、こども本来の力を発揮できるのではないかと感じました。
