北区新年度予算編成に関する要望書を区長へ提出

 11月20日(木)、党北区議員団とせいの恵子都議は、北区長・教育長へ、新年度の北区予算編成に関する要望書を提出し懇談しました。

この要望書は、日ごろから寄せられる区民相談やご要望をはじめ、夏以降、区内の諸団体や角界の方々との懇談を重ねながら、10の柱・190項目にまとめたものです。

幹事長である私から、第1章、物価高騰からくらし・営業を守る重点対策をはじめ、各章ごとに重点とした項目(計60項目)を読み上げた後、各議員からそれぞれ力をいれて取り組んでほしい内容を伝え、私自身も以下3点をお話ししました。

1つは、新年度からいよいよスタートする「区独自の奨学金返済支援事業」への期待とあわせ、ケアワーカーや建設業界からも人材確保につながる制度充実の要望を検討してほしいこと。

2つは、若年女性を含めた若者の居場所整備です。東京都も今年度から整備を検討、準備、設置する自治体に対し上限3000万円、補助率3分の2の補助制度を作ったので、ぜひ活用して区でも取り組んでほしいこと。

3つに、王子のまちづくりでの新庁舎建設について、費用が500億円を超えることに区民が心配の声を寄せている。そのコストの削減に引き続き取り組むことを要望しました。

区長からは「各団体、各界からの声を集めた内容、区民みんなが豊かさを感じられるように、できるところから取り組みたい。その際は財政負担を将来世代に残さないようすすめたい。庁内体制を整え、区民理解を求めながら、今後の検討にいかしていく」とのお話。

教育長からは「奨学金支援事業の準備を着々とすすめている。いい形になるようすすめたい。」と、お答えいただきました。

これから始まる第4回定例会、来年の予算議会の中でも、引き続き議論を重ね、実現に向け取り組んでまいります。

山田区長(右から4人目)へ、要望書を提出する党議員団とせいの恵子都議。

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