避難所運営に女性の視点・参画を

 本日は、北区議会予算委員会の総務・産業経済費の集中審議。

 私は、国際的な「スフィア基準」にも明記されている、女性や子どもなど、声をあげにくい人たちの意見の尊重、性暴力・DVの防止や支援について、北区の防災計画や避難所運営での取り組み状況を質問しました。

 暴力防止の啓発や安全性の確保、着替え、授乳、物干し、トイレなど女性専用スペースを確保し、なんでも話せる相談体制や空間づくり、ニーズに即した運営について、一般向けの研修セミナーの開催や、地域ごとの避難所訓練でも実践的に取り組んでいくこと、PTAをはじめ、子育て世代の参加を積極的に促していくことなど、提案、要望しました。

 北区からは、女性の視点で防災の取り組み、環境を整えていくことが、非常に重要だとの認識から、2年前に取り組んだ女性防災セミナーも大変好評で、さらに、より実践的な内容を学びたいとの意見があったことが紹介されました。そして、今後行う地域ごとの避難所訓練にもいかしていきたい等、大変、前向きな答弁を頂きました。

「災害時には、平常時の社会構造の問題が顕在化する」と言われています。女性の視点・参画による、日常的な防災の取り組みがすすむよう、自分自身も積極的に取り組んでいきたい。

 

 

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