保育士の賃金引上げ、処遇改善を

 本日の北区議会決算委員会は福祉衛生費の集中審議。私は、テーマの1つに、保育士さんの処遇改善をとりあげました。

 政府が待機児童解消で14万人を整備へのニュースに対し、保育士さん達が、「その分の保育士が確保できるのか」 「子どもの命、育ちをあずかっている仕事なのに給料、待遇がひくすぎる」

 「コロナ禍で神経をつかいながらの保育、現場はくたくた」「保育士辞めたいのは私だ、、、」との声が次々書きこまれていると紹介し、保育士の賃金引き上げ、処遇改善は急務である。公定価格の引き上げ、賃金への直接補助を求めると共に、

 学校も少人数学級をすすめる流れが大きくなっている。保育も今こそ、72年間変わっていない、国の保育士配置基準 (0歳児は3人に1人、1~2歳児は6人に1人、3歳は20人に1人、4歳以上は30人に1人)を見直すよう求めました。

 北区は、「国が定めた基準であり、保育士の処遇改善、業務負担の緩和となるよう全国市長会を通じて要望する」と答えました。

 あわせて、コロナ禍の緊急事態宣言の下、保育園への登園自粛がよびかけられた中、延長保育や一時預かり保育などが大きく減少しました。これらの保育は、子どもの実績で保育園への補助が自治体より行われるため、当初から保育士を確保し体制をとっている保育園の運営、保育士の給与保障に困難が生じることが懸念されていました。

 私は保育園の運営が困難になることのないよう対応するよう求めたのに対し、北区からは「緊急事態宣言が解除された7月以降の実績の平均を、4~6月期にもあてていく。年度末で清算し給付していく予定」との答弁をえました。

 保育現場への十分な対応を求めます。

子ども達がお世話になった私立保育園でのバザー(昨年)にて

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