女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる??!

 東京オリ・パラ大会組織委員会の森喜朗会長は3日、臨時評議員会で「女性がたくさん入る理事会は時間がかかる」「増やす場合は、時間も規制しないとなかなか終わらない」等と発言した。

 男女共同参画社会をめざし、あらゆる分野で、女性の比率を少なくとも30%へとすすめている中、頭から水をさし、偏見にみちた、恥ずかしい発言だと感じた。

「女は黙っていろ」「口を出すな」と言わんばかりの本音が出たのか。

 男女共同や多様性など求めてないよと抑えこもうとするメッセージですらあると思う。

 オリ・パラ森会長の発言は、世界にも発信され、これを聞いた国際社会も眉をひそめるだろう。

 オリンピック憲章にある人権尊重の立場で、このような女性差別、蔑視発言をする開催国での大会には参加したくないと思われてもおかしくない。

 国際的にも大問題だと考える。発言を猛省、撤回し、会長は辞任して欲しい。

森氏の処遇の検討、再発防止を求めるネット署名も
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