サッコ先生×(HPVワクチン+アフターピル+性教育)=信頼される大人になるために

 日曜日の午前中、埼玉大学病院産婦人科医師の高橋幸子さんのオンライン学習会を視聴しました。

 ラジオやNHKあさイチ、AbemaTVなどの番組にも精力的に出演しながら、性教育などについて、子どもや若い世代が知りたい、学びたい情報を、科学的にわかりやすく、親しみやすく伝えてきた「サッコ先生」こと、高橋幸子医師。

 最近は、近隣の高校とも連携して、産婦人科をもっと身近に利用しやすくできるよう、産婦人科ツアーなどの取り組みもされているとのこと。

 生理が辛い、出血がひどいという時に日頃から受診でき、避妊や妊娠、いざ緊急という時にも相談に行きやすいようにしたいとのお話には、なるほど~と思いました。

こんな時には産婦人科受診を!と、よびかける新3のルールの紹介あり。

①EC(緊急避妊)3日以内、②出血が3週間続く、③1ヵ月に3回の出血、④3ヵ月以上の無月経、⑤1ヵ月に3回を超えて痛み止め内服、⑥性行為から3週間程の妊娠反応検査薬、⑦夜用ナプキンが3時間でもれる。

子宮頸がんワクチン接種について、

 日本では、副反応の対応で積極的推奨がトーンダウンしたが、名古屋で7万人を対象に実施した調査(3万人が回答あり)で、HPVワクチンと副反応の因果関係は無いという結果が出た。改めて、HPVワクチン接種を推奨するべき。現在は小6年~高1年までが無料だが、有料(3回で5万円)となっている高2から大学2年までも無料を拡大するべき。男子が接種すると、自身の陰茎がん、肛門がんの予防にもなり推奨したい。

 HPVに限らず、ワクチンには副反応はいっさいないということはない。ワクチントラブルには、確実な救済が実施されるべきであり、ワクチン効果が証明されている(スエーデンでは、17歳未満でHPVワクチンを接種した人は、子宮頚がんの発症がゼロ)ものをやらないというのは科学的ではないとのお話は、私自身の認識もアップデートされるものとなりました。

緊急避妊薬のOCT化(薬剤師のいる薬局で販売)については、

パブリックコメントでは、9割が賛成。産婦人科医師も66%は賛成(2019年)している。早急に改善されるべき等とお話をお聞きし、

 議会でも引き続き、リプロダクティブヘルツ&ライツ(性と生殖に関わる健康と権利)を保障する取り組みをすすめたいと思います。

最近発行(2020年11月)の「からだこころ研究所」は、小学4年~6年生向け
プライベートゾーン・水着ゾーンのNEWスタンダードは、男性も上半身裸が当たり前ではないという認識。

世界各国と比べると、日本の避妊方法は女性が主体的に避妊できる方法が限られている。×は日本では認可されていない。

 

 

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