2021.03.05
特別障害者手当の積極的周知・活用を
特別障害者手当(月27350円)の住民周知を、介護分野などに拡げ区民が活用できるように。
本日の北区議会予算委員会総括質疑で、会派のながいともこ委員が、本会議個人質問に続き、同制度の積極的活用を求めました。
特別障害者手当は、重い障害のある方に手当を支給する国の制度です。手当を受けている方からは「大変助かっている」との声があり、本区においても現在378名の方が受給されています。
本制度は、障害者手帳がなくても受給できるむね、厚労大臣が宮本徹議員の質問に答弁しました。
しかしながら本区においても、受給者のうち、手帳をもっていない方はわずか1名です。
ながい委員は、障害手帳がなくても要介護4、5で、自宅介護で臥床がちの方などは受給できる可能性があるのでは、積極的に介護保険分野などへの周知対応を求めました。
北区は「障害福祉からも、介護保険や高齢福祉との連携、高齢者あんしんセンター、事業所連絡会などへ周知し、窓口にしおりを置くなど働きかけていく」と答弁あり。
ながい委員は、北区の受給者の推移が横ばいとなっている状況を指摘し、制度を知らない方、まだまだ活用できる方がいるはず。経済的にも助かる制度であり、積極的周知と対応を重ねて求めました。
東京都北区HPを参照