五輪観戦の中止と学校関係者の感染防止を求める要望書を教育長へ提出

 本日9日、党区議団はそねはじめ都議と共に、北区教育長に対し、東京五輪の「学校連携観戦」中止と学校関係者などの感染防止を求める要望書を提出し、懇談しました。

 要望書では、緊急事態宣言が再延長されている中、PCR検査もワクチン接種も不十分な中で、開催まで2カ月をきった「東京五輪」は中止を求める世論が拡がっていること、

 あわせて、都内90万人、北区では幼稚園児も含め、約18000人にのぼる児童・生徒を五輪に引率する「学校連携観戦」は、保護者からも不安の声が上がっていること。

 計画自体は、感染前のものであり、感染リスクは考慮されていず、公共交通機関での移動であることや、救護所の目途もたっていない中、北区教育委員会の「感染ガイドライン」にてらしても、安全に実施できる状況にはないため、中止・辞退を決断するよう求めたものです。

 更に、教職員はじめ学校関係者への定期的なPCR検査の実施およびワクチン優先接種をすすめるよう求めました

 同席したそねはじめ都議は、「都の教育委員会は学校ごとに判断せよと言っているが、学校単位はなかなか決められないのでは。教職員からも心配だ、何とかやめさせてほしいとの声も聴いている。区の教育委員会の判断が重要になってきている。子どもの声を聴くことも重視し、懸命な判断をお願いしたい」と要請しました。

 北区教育委員会は「非常に悩ましい状況。6月20日後の見通しの中で、校外学習のガイドラインにそって、教育委員会として判断していきたい」と答えました。

教育長へ要望書を手渡す、左から本田正則区議、せいの恵子区議、教育長、山崎たい子区議、そねはじめ都議

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